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気が滅入るけれど、誰も助けてはくれない、、、生涯労働社会を創っていかなければ高齢化は克服できない。。。

■「老老介護」、半数近くに=07年国民生活基礎調査−厚労省

 65歳以上の高齢者が高齢者を介護するいわゆる「老老介護」の割合が、親族が同居して在宅介護を行っている世帯の推計47.6%に上ることが9日、厚生労働省の2007年国民生活基礎調査結果で分かった。介護する側が60歳以上のケースに広げると、04年の前回調査の55.9%から59.1%に上昇した。同省は「在宅での介護の担い手の高齢化と、世帯の小規模化が進んでいるのではないか」とみている。

 要介護者と同居している世帯で、主に介護している親族の年齢を調べた。抽出調査を基にした全国推計では、65歳以上の高齢者のみか、もしくは高齢者と18歳未満の未婚者のみで構成する「高齢者世帯」が、900万世帯を超え過去最高となった。一方、平均世帯人員は2.63人と過去最低だった。

[時事通信]


■6年連続、「生活苦しい」57% 過去最多、国民生活基礎調査

 「生活が苦しい」と感じている世帯の割合は57・2%で、6年連続して過去最多となったことが9日、厚生労働省の「2007年国民生活基礎調査(概況)」で分かった。

 06年の1世帯当たりの年間平均所得額は566万8000円と前年より3万円増だったが、所得が平均を下回った世帯の割合は1999年と01年に並んで過去最多の61・2%だった。

 平均所得が前年を上回ったのは2年ぶり。生活が苦しいと感じる世帯は10年連続で過半数を占めた。

 一方、07年の高齢者世帯(65歳以上のみか、65歳以上と18歳未満の未婚者)数は推計900万7000で、86年に統計を取り始めてから21年続けて最多を更新した。

 調査は昨年6-7月に実施。所得や暮らし向きついては約3万6000世帯に調査票を配り、約2万4000世帯から回答を得た。

 それによると、「生活が苦しい」とした57・2%の内訳は「大変苦しい」が24・0%、「やや苦しい」が33・2%。

[共同通信]


■高齢者調査:「老老介護」が初の3割超 深刻な生活浮かぶ

 家族間で介護する世帯のうち、高齢者が高齢者を世話する70歳以上の「老老介護」世帯の割合が初めて3割を超えたことが、厚生労働省が9日公表した07年国民生活基礎調査で分かった。夫婦両方またはどちらかが65歳以上か、65歳以上の単身で暮らしている世帯の数も1000万を超え、高齢者世帯の過半数が「生活が苦しい」と感じるなど、超高齢化社会の深刻な生活実態が浮かんだ。

 調査は86年から毎年行われ、約23万世帯の回答を集計した。今回は3年に1度の介護や健康に関する調査もした。

 07年6月現在の推計世帯数は4803万世帯で、65歳以上がいるのは1926万世帯。86年調査から、ほぼ倍増した。うち433万世帯は単身、573万世帯は夫婦のみで、いずれも過去最多を更新。合計で1006万世帯と初めて1000万世帯を超え、全世帯の約21%を占めた。

 高齢者世帯の平均年収(06年)は306万円で、全世帯平均の6割以下。世帯1人当たりの収入も全世帯平均を約12万円下回った。暮らしが「苦しい」と答えた割合は52%に達した。

 家族の介護では、主に事業者に任せている世帯が12%と前回調査(04年)より2ポイント下がり、6割が同居家族による介護だった。このうち介護する側が70歳以上の割合は34%と前回調査より6ポイント上がり、70代を介護している44%が同じ70代だった。介護時間は「ほぼ終日」が22%、「半日」が10%で、6割以上の介護者が「悩みやストレスがある」と答えた。

 厚労省統計情報部は「世帯の高齢化、小規模化が進み、高齢者を介護する若い世代の家族が減った。事業者の介護サービスも使われているが、家族の負担は依然大きい」と分析している。【清水健二】

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2008年09月10日 02:51