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排出量取引制度、、、本末転倒。。。
■CO2を28万トン削減、自主参加型排出量取引で 環境省
環境省は9日、地球温暖化対策の一環として2006年度から今年8月まで実施した第2期の「自主参加型国内排出量取引制度」を通じ、約28万トンの二酸化炭素(CO2)を削減したと発表した。約5万世帯の年間CO2排出量に相当する。
同制度は環境省が05年度に導入した。06年度からの第2期では、レンゴーやTOTOなど61社がCO2の排出削減目標を自主的に設定して参加した。全体でみると、CO2排出量は基準年として設定した03—05年度の平均排出量に比べて25%削減でき、19%削減という目標を上回った。
目標を超えて削減した分を排出枠として売買した件数は第1期より27件増え、51件が成立した。ただCO2換算では5万5000トンで、前回の8万 3000トンより減少しており、小口の取引が目立った。CO21トン当たりの平均取引価格は約1250円で、前回とほぼ同額だった。
[日本経済新聞]
■ガス排出削減:目標の19%を6ポイント上回る25%減
環境省は9日、温室効果ガスの排出削減に取り組む事業所が自主的に参加する「国内排出量取引制度」第2期(07年4月~今年3月)の実績を公表した。取引件数は51件で、二酸化炭素(CO2)1トン当たりの平均取引単価はほぼ前期(06年4月~07年3月)並みの1250円。排出の合計は目標の19%減を6ポイント上回る25%減を達成した。同省は「2期連続で目標より多く減らせた。この仕組みが排出抑制の動機付けになることが確認できた」としている。
同制度は過去3カ年の排出量の平均を基準にして目標値を設定し、過不足分を売買する。同省から排出量を少なくするための設備費補助を受けた場合、取引後も目標を達成できなければ補助金を返還しなければならない。
同省によると、参加61社中16社は排出量が目標を超えてしまったが、排出権の売買で全参加者が目標を達成した。取引件数は前期より27件増えたが、取引量は前期比2万7981トン減の5万4643トン。前期よりも小規模な事業所が多く、小口の取引が多かったためという。取引総額は約7000万円だった。
政府は10月から排出量取引の国内統合市場を試行する予定で、同省は現在の自主参加型取引制度の活用を提案している。【大場あい】
[毎日新聞]
Posted by nob : 2008年09月10日 03:01