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深まるばかりの憎しみのスパイラル。。。

■米「アルカーイダ関与」と非難 駐イエメン大使館テロで

 【ワシントン=山本秀也】イエメン駐在の米国大使館を狙ったテロ事件について、ブッシュ米大統領は17日、「わが国が過激勢力と戦時にあることを思い起こさせるものだ」と述べ、警戒感を表明した。また、国務省当局者は犯行状況から、国際テロ組織アルカーイダの関与が強く疑われるとの見方を示した。

 ブッシュ大統領は、中東全域を管轄する米中央軍司令官に決まったペトレイアス陸軍大将との会談後、記者団に対し、犯人を含む16人が死亡したテロについて、「われわれの士気を失わせ、地域からの追い立てを図る狙いだ」と語った。

 また、国務省のマコーマック報道官は、今回のテロがきわめて計画的な犯行だとする判断を示した。同報道官らは、犯行声明を出した「イエメンのイスラム聖戦」を名乗る組織への言及は避ける一方、自動車爆弾の使用方法などが特徴的だとして、アルカーイダの関与を示唆した。

 米国大使館の被害状況については、大使館警備詰め所と通用口でそれぞれ自動車爆弾が爆発し、続く攻撃で大使館の外壁が破壊されたことが明らかにされた。

 ロイター通信によると、アデン港停泊中の米駆逐艦コール爆破事件(2000年10月)に関与した犯人グループの構成員が昨年、イエメン当局により釈放されたとの情報があり、米側が不満を募らせているという。

[産経新聞]

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Posted by nob : 2008年09月18日 16:51