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流石。。。

■グーグル、「Google Maps for mobile」の新版でStreet Viewに対応
文:Stephen Shankland(CNET News.com)
翻訳校正:湯木進悟

 「Google Maps」の「Street View」機能によって、ドライバーの視点から見た風景が画像で表示されるようになるが、ついに実際に路上でも利用可能となる。

 Googleは、Street Viewをサポートし、進行方向やビジネスレビューなども表示する、「Google Maps for mobile」ソフトウェアの新版を発表した。Googleによると、新版は動作速度が向上しているという。

 この新機能は、「BlackBerry」のカラー液晶ディスプレイや、Java実行環境を備えるモバイル機器上で動作する。「iPhone」ユーザーにとっては残念なことだが、iPhoneには対応していない。

 今回の発表は、予想どおりの展開である。Googleは、「Android」OSを採用した携帯電話上でのStreet Viewのデモンストレーションを、2008年5月に披露しており、どちらの方角に携帯電話を向けているかに応じて、ビュー画面も変化するように、携帯電話のハードウェア設計にまで関わってきた。Androidを搭載する携帯電話の発表は、9月23日に予定されている。

[CNET]


■グーグル、アンドロイド搭載スマートフォン「G1」発表

 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米グーグル(Nasdaq:GOOG)は23日、携帯電話向けの無償プラットホーム「アンドロイド」を搭載した初のスマートフォン(多機能携帯電話)を発表した。この新端末「G1」は、米国ではドイツテレコム(NYSE:DT)の米携帯電話サービス部門 TモバイルUSAが販売する。インターネットの巨人グーグルが携帯電話業界の変革を狙っている。

 G1は、グーグルが自社の名称と携帯電話を結びつける、初めての直接の取り組みでもある。”Gフォーン”と、その米アップル(Nasdaq:AAPL)の「iPhone(アイフォーン)」の対抗機種としての見込みをめぐる憶測や話題が数カ月も飛び交った後での発表になった。

 TモバイルUSAのコール・ブロドマン最高技術責任者(CTO)は、同端末を「ゲーム・チェンジャー(流れを変えるもの)」と表現。「モバイルインターネットの経験はこれまで魅力的なものではなかった。われわれはそれを変えていく」と語った。

 注目を集める同端末は、急成長する自社の第3世代(3G)携帯電話ネットワークの促進に向けて旗艦端末を必要としているTモバイルにとっても重要な意味を持つ。G1を製造する台湾の宏達国際電子(HTC)(2498.TW)は、ここ1年で優れたスマートフォンメーカーとして自社のブランドを徐々に構築している。

 カレント・アナリシスのアナリスト、アヴィ・グリーンガート氏は「Tモバイルはこうしたデバイスを切実に必要としている。同社にはその3Gネットワークを金に変える手段がない」とコメントした。

 さらに、グーグルにとってG1は将来の位置取りへの戦略的投資、との見方を示した。ただ、他の携帯電話機メーカーがより開かれる方向に動けば、グーグルはモバイル検索の分野で勝利を収めることができるだろう、と述べた。

 G1は、タッチスクリーン機能とスライド式のフルキーボードを実装し、Tモバイルの3Gネットワークに対応する。端末にはグーグルの検索インターフェースが2カ所に配置されている。

 米国での販売価格は179ドルで、Tモバイルの2年契約に加入する必要がある。英国では11月に、そのほかの欧州各国では来年1-3月期に発売する予定。

 G1には、グーグルの新たなパソコン向けインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)「グーグル・クローム」に似たブラウザーも搭載する。アイフォーンが精巧なブラウザー「サファリ」を備えたことで、他の携帯電話機メーカーも携帯電話でのインターネット経験の向上に努めている。モバイルブラウザーの分野は、開かれたものと考えられている。

 G1用の料金プランは、音声通話分に加えて月間25-35ドルのデータ通信プランがある。ブロドマン氏は、G1発売時には22市場、また、11月までに27市場が3Gネットワークを持つ、と語った。

 G1は高速無線LAN(構内通信網)「Wi-Fi(ワイファイ)」機能も搭載する。

 NPDグループのアナリスト、ロス・ルービン氏は、こうした性能にもかかわらず「価格設定は積極的」とコメントした。

 また、これまでアイフォーンのように顧客を引きつけられる端末はほかになかったが、G1がアイフォーンに続く製品になる可能性もある、との見方を示した。

 ガートナーのアナリスト、カロリーナ・ミラネシ氏は、年末までのG1の販売台数は60万-70万台になると予想。グーグルが自身を無償基本ソフト(OS)リナックスの事実上の業界標準として打ち立て、11年までにスマートフォン向けOS市場のリナックスのシェア(10%)を独占するだろう、と語った。一方、米マイクロソフト(Nasdaq:MSFT)の携帯電話機用OS「ウィンドウズモバイル」の市場シェアの見通しは18%とした。

 TモバイルUSAは、G1の販売台数の見通しを示すのは避け、同端末がヒット商品になると予想している、とだけコメントした。

[日本経済新聞/24日追加]

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Posted by nob : 2008年09月18日 16:55