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彼が次期リーダーになれば、対話に途が開けていく、、、気がする。。。
■「歳月は欺けない」…金正男が父・金正日の健康悪化を認める
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の長男・金正男(キム・ジョンナム、37)が北京で中国政府関係者と会い、「歳月は欺けないようだ」と話したことが伝えられた。
中国政治消息筋によると、先週北朝鮮から北京に入った金正男は、金正日委員長の健康状態を尋ねる中国政府関係者の質問に対し、「心配してくれて有難い」と言いながらこう述べたという。
消息筋は「金正男は父親の健康異常説について具体的に説明しなかったが、金委員長の健康が悪化したことは事実でも重病ではないことを示唆した」とし、7月末に平壌(ピョンヤン)入りした金正男が北京を訪問できたのは、平壌滞在当時に健康が悪化していた金委員長の病勢が好転したためだ、と分析した。
また「金正男は‘しばらくは北京に滞在しながら平壌へ行き来することになりそうだ’と話した」とし「父親の健康が悪化しないか心配しているようだった」と伝えた。
これに先立ち金正男は金委員長の後継構図と関連し「親子権力世襲を3代も継続することはできない」とし、集団指導体制を暗示する発言をしたことが伝えられた。
金正男は普段から北京で知人と会った席で「経済が再建されなければ最高指導部がどんな悪口を言われるか分からない。後継者問題には関心もなく、させられてもしない」と話しているという。
これと関連し、北京の外交消息筋は「金委員長は集団指導体制を公開的に宣言していないが、すでに傘下に委員会を構成し、軍部中心の集団指導体制を試験稼働していると理解している」と話した。
[中央日報]
ところが、一方では。。。
■金総書記の健康悪化説を全面否定 実務協議の北代表
【ソウル=水沼啓子】朝鮮半島の南北実務協議が19日、板門店で開かれ、6カ国協議の合意に基づく北朝鮮への経済・エネルギー支援について話し合いが行われた。韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮側代表の玄鶴峰・外務省米州局副局長は協議に先立ち、金正日総書記(66)の健康悪化説について、「わが国がうまくいかないように願う悪人らの詭(き)弁(べん)だ」と記者団に語った。
また、北朝鮮が最近、寧辺の核施設の無能力化作業を中断し、復旧の動きを見せていることについて、玄副局長は「復旧するための準備を徹底的にやっている。復旧作業を進めているということだ」と述べた。
協議の冒頭で北朝鮮側は「無能力化はほぼ90%完了した」とし、核計画申告については「1万8900ページに及ぶ原子炉稼働日誌と再処理工場日誌をすべて提出した」と、合意に従い「誠実に臨んだ」と強調。合意事項に「検証は含まれていない」と指摘した上で、核計画申告の検証をめぐり、米国が要求している事前通告なしの施設立ち入りやサンプル採取などを「強制査察だ」とし、反発した。
これに対し韓国側代表の黄浚局・外交通商省北朝鮮核外交企画室長は、「行動対行動の原則により経済・エネルギー支援の義務を果たそうと考えている」と述べ、検証手続きの受け入れと無能力化作業の再開を促した。さらに「検証問題が進展し、無能力化と経済・エネルギー支援が計画通りに履行され、第2段階の措置が早く完了することを望む」と述べた。
韓国政府によると、実務協議は北朝鮮側が提案。6カ国協議は7月の首席代表会合で、核施設無能力化とその見返りとしての米中韓露4カ国による重油95万トン相当の対北経済・エネルギー支援を10月末までに完了することで合意した。見返り支援は、これまでに約48万トンが提供されている。
核計画申告の検証方法をめぐる米朝の溝が埋まらず、米国は北朝鮮へのテロ支援国家指定解除を延期した。北朝鮮はこれに反発し、核施設の無能力化作業を中断している。
[産経新聞]
Posted by nob : 2008年09月19日 23:07