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事実はいずれ白日の下に、、、もう止めよう。。。

■浜岡原発運転差し止め訴訟:原告、手応え感じる--控訴審 /静岡
 ◇和解打診、中電が拒否するも

 住民などが中部電力を相手取り、浜岡原発1~4号機の運転差し止めを求める訴訟の控訴審が始まった。東京高裁での19日の第1回口頭弁論で、富越和厚裁判長は1、2号機について和解に向けた協議を原告と中電に打診。中電はその場で拒否したが、1審で全面敗訴した原告側は「判決でなくても1、2号機が止まれば勝訴と同じ」と勢いづいている。【望月和美】

 「東海地震が起こるまで浜岡原発を止めてほしいというのが今回の裁判。裁判長が『1、2号機と3、4号機は別』と考えていることが分かった」。閉廷後会見した白鳥良香・原告共同代表(75)はそう手応えを語った。また中電側が協議を拒否したことについては「1、2号機は中電も止めたいはずだが、『原発は安全』と言い続ける中で、止めますと言えないのでは」と話した。

 原告弁護団の海渡雄一弁護士も今回協議が成立しなかったのは「残念」としながらも「裁判長は1、2号機と3、4号機の状況の違いをはっきり挙げて、かなり熱心に和解に向かう気持ちを示された。もう一度高裁から言われたら中電も拒否できなくなるのではないか」と自信を示した。

 1、2号機は現在運転停止中だが、中電は11年3月までに耐震誘導工事と確認を終えて運転を再開させる方針。同社はこの日の法廷で初めて協議について聞いたとしている。同社の原田正人法務部長は、1審で全面勝訴し、運転再開の方針に変更がないため、協議入りを拒否したと説明した。富越裁判長は今後の和解に含みを持たせた発言をしたが、それへの対応については「仮定の話には答えられない」と言葉を濁した。

 控訴審では、中越沖地震(07年7月)で東京電力柏崎刈羽原発で多くのトラブルが同時に起きたことも争点の一つになる見通しだ。1審判決では「複数のトラブルが同時に起きることを想定した安全評価をする必要はない」と認定したが、原告側は「中越沖地震でその認定はおかしいことが証明された」と主張。中電側は「原告は安全評価への考えを誤っており的外れ」と反論している。

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2008年09月20日 21:19