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遅過ぎる決断。。。
■防衛相がイラク空自に撤収命令 年内撤収へ
政府は28日の安全保障会議で、イラク復興支援特別措置法に基づき同国に派遣している航空自衛隊を年内に撤収させることを決めた。これを受け、浜田靖一防衛相は同日午後、撤収命令を出した。現地輸送部隊は撤収作業を開始し、年内に帰国する予定だ。麻生太郎首相は同日、談話を発表し、「年内に空自の任務が終了した後も、円借款や技術協力を通じイラク支援を行う」と表明した。
[産経新聞]
■イラク空自に撤収命令 来月下旬、本隊帰国へ
浜田靖一防衛相は28日午後、イラク復興支援特別措置法に基づきイラクで空輸活動に当たっている航空自衛隊部隊について撤収命令を出した。政府の安全保障会議が同日、年内撤収を決めたことを受けた措置。12月下旬に本隊の約150人が帰国する予定だ。
クウェートのアリ・アルサレム空軍基地を拠点に活動している現地隊員は約210人。防衛省は撤収支援のため約70人の業務隊を12月上旬に現地へ派遣し、同中旬ごろから撤収作業を開始する。
本隊の一部と撤収支援業務隊の計約130人は、格納庫や隊舎などの施設をクウェート空軍や、現地で活動する外国軍に引き渡す手続きなどのため来年3月ごろまで現地に残る見通し。
外薗健一朗航空幕僚長は28日午後の記者会見で、空輸活動について「イラクの復興と再建に貢献してきた。国連やイラクから高い評価を受けている」と強調。同時に「現地の気温は50度に達することもあり、砂嵐の中での過酷なオペレーションだった。関係の方々の努力が実を結び、事故や負傷者もなく任務を遂行できた」と述べた。
[47NEWS]
■クラスター爆弾:政府、全廃を決定…自衛隊保有
政府は28日の安全保障会議で、自衛隊が保有するクラスター爆弾の全廃を決定した。浜田靖一防衛相は同日の記者会見で「クラスターという名のものは使わない。最新型を導入する発想は全くない」と述べ、条約の対象外である最新型も購入しない意向を明言した。オスロで12月3日に開かれるクラスター爆弾禁止条約の署名式には中曽根弘文外相が出席して署名する。
防衛省は広範囲に子爆弾をばらまくクラスター爆弾の代わりに、単弾頭で正確に目標を捕捉する精密誘導弾などに戦術を転換する方針。すでに必要経費の一部を来年度概算要求に計上しており、現有のクラスター爆弾も廃棄方法の本格的な検討に入る。【松尾良】
[毎日新聞]
Posted by nob : 2008年11月28日 23:07