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安全管理できないものを運転してよいわけがない。。。

■「点検計画なし」「さび放置」 もんじゅ再開延期でずさん管理露呈

 4度目となる高速増殖原型炉もんじゅの運転再開延期の原因となった屋外排気口の腐食問題。日本原子力研究開発機構(原子力機構)が9日に経済産業省原子力安全・保安院に提出した原因と対策の報告書からは、重要設備にもかかわらず、長年にわたってずさんな保守管理が続けられてきた実態が浮かび上がった。

 報告書によると、1991年から2004年まで排気口の点検計画は存在しなかった。04年以降は外観目視を毎年行うという規則を定めながら、守られていなかった。

 さらに01年以降、敷地の巡視チームが3回にわたって排気口にさびがたまっていることを指摘したが、担当職員は補修の必要がないと判断していた。

 こうした問題点について、原子力機構の岡崎俊雄理事長は会見で「管理の面で明らかに不十分な点があった」と認めた。

 昨年9月に穴が見つかったことを受けて、原子力機構は排気口の断面計182平方メートルを調査。穴はもう1カ所あり、計30平方メートルにわたって本来の厚さ(6ミリ)を2ミリ以上割り込む腐食が広がっていた。

 原子力機構は応急対策として、2ミリ以上の腐食にあて板120枚を補強する工事を5月末までに実施。さらなる対策として、運転再開後にさびができにくい構造の新しい排気口に取り換える。(谷悠己)

[中日新聞]

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Posted by nob : 2009年01月10日 22:36