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イスラエルには織り込み済み、、、これで中止するくらいなら最初から実行しない。。。

■イスラエル:ガザ侵攻 国連安保理、停戦決議を採択 イスラエルに配慮、米は棄権

 【ニューヨーク小倉孝保】パレスチナ自治区ガザ地区におけるイスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘で、国連安全保障理事会は8日夜(日本時間9日午前)、双方に即時停戦を求める決議案を採択した。ハマス側に原因があるとして早期停戦に慎重だった米国は拒否権を行使せず、棄権した。米国はテロ行為批判を決議案に盛り込むことでイスラエルを非難していたアラブ諸国と歩み寄ったが、棄権によってイスラエルに配慮した格好だ。

 決議案の採択に踏み出したことで、安保理は停戦実現に向け主導力をアピールした。 決議案は英国が提出し、米国以外の日本を含む14カ国が賛成した。前文で一般市民に多くの犠牲が出ている現状に強い懸念を表明し、(1)即時停戦とガザからのイスラエル軍撤退(2)テロ行為の非難--などを盛り込んだ。

 イスラエル軍が地上部隊を侵攻させたことをアラブ諸国は強く非難し、エジプトやヨルダン、サウジアラビアなどは外相を国連に派遣、イスラエルを非難して停戦を求める決議案採択を安保理各国に働きかけていた。一方、米国は、停戦の必要性を理解しながらも、ハマスの攻撃が続いている現状での決議案採択に反対し、ハマスの攻撃停止を保証するメカニズムを作ることが必要だと主張していた。

 アラブ各国外相はニューヨーク滞在を1日延ばし8日、最後の外交交渉を続けてきた。米国も多大の犠牲者が出る中、停戦決議に反対し続けるのは得策でないと判断、テロ行為を非難する文言を盛り込むことで妥協したようだ。安保理決議は加盟国に対する強い拘束力を持ち、違反は制裁などの対象になる。

 ◆ガザ国連停戦決議要旨◆

▽即時の持続的、完全な停戦を求め、イスラエル軍のガザからの完全撤退を実現

▽ガザ全域への人道援助のスムーズな供給、輸送ルート確保

▽すべてのテロ行為を非難

▽ガザへの武器弾薬の密輸防止と検問所の継続的な開放保証

▽中東和平交渉の進展と包括的和平の実現に向けた取り組みを奨励

[毎日新聞]


■イスラエル:ガザ侵攻 イスラエル首相、国連決議を拒絶 作戦継続を表明

 【エルサレム前田英司】イスラエルのオルメルト首相は9日、国連安保理が8日採択したガザ地区での即時停戦決議の受け入れを拒絶し、軍事作戦を続行すると表明した。首相は「(イスラム原理主義組織ハマス側による)今朝のロケット弾攻撃は、決議が機能せず、パレスチナ武装組織に順守されないことの表れだ」と強調した。

 一方、シリア亡命中のハマス幹部アブ・マルズーク氏は「安保理決議は我々の利益を考慮していない」と指摘。即時停戦に応じる考えのないことを示した。

 エジプトの仲介では、パレスチナ自治政府のアッバス議長が9日、ハマス代表団が10日にそれぞれカイロ入りする予定。

 イスラエル軍は安保理決議採択後の9日もガザ地区を攻撃し、ハマスの関連施設約50カ所を空爆した。ガザからのロケット弾攻撃も続き、イスラエル放送によると、30発以上が発射された。AFP通信によると、先月27日の空爆開始後のパレスチナ人死者は785人に上っている。

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2009年01月10日 22:45