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その通り、、、と思いたい、、、いずれにせよ幸せか否かなど本人以外に知る由もない。。。

■香山リカさん:飯島愛さんの死から考える「ハッピーな孤独死」とは

 精神科医の香山リカさんが29日夜、元タレントの飯島愛さんの死を題材にした勉強会「香山リカの『ハッピー孤独死マニュアル』第1弾~飯島愛は幸せだったのか?」を東京都内で開いた。元「噂の真相」編集者でフリーライターの神林広恵さんをゲストに、「ハッピーな孤独死とは何か」について話し合った。

 50歳時の未婚率を表す「生涯未婚率」は、男性15.96%、女性7.25%(2005年国勢調査)。昨年12月亡くなった飯島さんの例のように、自宅で一人死ぬということは「決して珍しいケースではなくなってきている」(香山さん)。実際、「飯島愛さんの死にショックを受けました」と言ってくる患者もいたという。

 一方、神林さんは昨年8月、友人で一人暮らしのコラムニスト、故島村麻里さんの“見送り”を体験した。連絡が取れないのを不審に思い、自宅を訪ねたところ、島村さんが死亡しているのを発見。検死の対応や故人の知人への連絡、遺品整理、400人を招いて開いた区切りのパーティーなどを仕切った。「誤解されがちなのだが、孤独死というと生前までも孤独だったととらえられてしまうけれど、人生までが孤独なのではない」と訴えた。

 2人は「死亡して1週間もたつと体が傷み容姿が変わってしまうので、3日以内に発見されるぐらいの関係を周囲と築いておく方がいい」「部屋が荒れていると警察に事件と思われるので、部屋は片づけておいた方がいい」「冠婚葬祭は家族・親類の意向が反映されるから、こだわりがある人は公証役場で書面にしておいた方がいい」「ペットを飼っている人は、もしもの場合の依頼先を決めておいた方がいい」--など、一人暮らしの人が配慮するべきポイントを挙げた。

 飯島さんについて神林さんは「タレントとして有名になり、事業も前向きな段階で死ぬことができたから幸せだったと思う」。香山さんは「ブログに『さみしい』と書いていたが、母の愛のような万能の愛を求めていたのかもしれない」と分析。「幸せ」とは自分が決めるのか、周りが決めるのか、いつの時点をとって幸せな人生といえるのかなど、話題は尽きなかった。【浜田和子】

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2009年02月02日 19:25