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経営者は自業自得だけれど、、、今回のケースではスポンサーが見つかってほしいと。。。

■美少年酒造、民事再生申請=裏金問題で経営難加速−熊本

 事故米転売事件で社長らが起訴された米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市、破産手続き中)から裏金を受け取っていた老舗酒造会社「美少年酒造」(熊本県城南町)が17日までに、自主再建を断念、熊本地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約19億円。帝国データバンクが同日、明らかにした。申請は16日付。

 美少年酒造は、三笠の関連会社「辰之巳」から原料を仕入れていたが、その後事故米と判明。「鬼ころし」など清酒7種8品目、計約3万本が事故米を原料に製造された可能性があり、問題が明らかになった昨年9月以降、流通分について自己回収する事態に陥った。

 しかし、緒方直明社長が先月、記者会見で「20年以上にわたり、辰之巳から毎年百数十万円から200万円の裏金をもらっていた」と認め、小売業者や消費者らの信頼を急速に失った。美少年酒造は辰之巳に精米加工を依頼していたが、同社は一部を価格の安い米に交換して精米し、美少年酒造に納入。差額を裏金として渡していた。

[時事通信]


■美少年関連返品が出荷上回る 美少年酒造社長が会見

 民事再生法の適用を申請、保全命令を受けた美少年酒造(熊本県城南町)の緒方直明社長は17日、熊本市のホテルで記者会見し「裏金が発覚して以来厳しい経営状況が続き、民事再生以外ないとの結論に至った」と述べた。

 今後1カ月をめどにスポンサーを探して経営を移譲し、社長は辞任する。ほかの役員の進退はスポンサーに一任、従業員の継続雇用も働き掛ける。

 緒方社長や代理人弁護士の説明によると、汚染米問題が表面化した同年9月以降の半年間は風評被害などで売り上げはさらに半減、3月末の裏金問題発覚後は出荷より返品される製品の方が多くなったという。

 裏金問題は、少なくとも20数年間にわたって三笠側に原料米の精米を依頼した際に一部を安価な米に差し替え、差額分を裏金として受け取っていたことが判明している。

[産経新聞]


よかった。。。

■美少年酒造:3社が支援へ

 事故米騒動や裏金問題などによる経営不振で熊本地裁に民事再生法適用を申請した美少年酒造(熊本県城南町)について、国内外で「味千ラーメン」を展開する重光産業(熊本市)など3社のグループが支援する方針を決めたことが分かった。22日に記者会見し、正式に発表する。

 支援には重光産業のほか、福岡県内の2社も加わる。重光産業広報室によると、重光克昭社長が「熊本で100年以上の歴史を持った企業を埋もれさせてはいけない」と支援を決断したという。同社は72年に創業。現在海外に382店舗、国内に105店舗(3月末現在)のラーメンチェーンを展開しており、「海外での販売も検討していきたい」としている。

[毎日新聞/21日追加]

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Posted by nob : 2009年04月17日 23:14