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耐震はるか以前の問題。。。

■MOX燃料工場 11月着工
原燃 耐震安全性にめど

 日本原燃は16日、六ヶ所村に建設を予定しているMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料工場の着工を今年11月、完工を2015年6月とする工事計画を決め、この計画などを盛り込んだ事業許可申請書の補正書を二階経済産業相に提出した。新潟県中越沖地震の影響で国の安全審査が遅れ、着工のめどがたっていなかったが、耐震安全性の再評価の見通しがたち、工事計画を示した。

完工は15年6月 

原燃は07年2月に、07年10月着工、12年10月完工の工事計画を示した。しかし、07年7月の新潟県中越沖地震に伴う耐震安全性の再評価の影響で、内閣府原子力安全委員会の安全審査が遅れた。このため、07年10月を過ぎても新たな工事計画を示せないでいた。

 こうした中、原燃は、活断層と評価された「横浜断層」の影響などを考慮し、地震動評価も実施。耐震安全性に影響はないと再評価した。

 今月14日には、経済産業相の諮問機関である総合資源エネルギー調査会の関連会合が開かれ、原燃の再評価を「妥当」と判断。これを受け、原燃は新たな工事計画などを決定した。工事計画の変更は、05年4月の事業許可申請以降、今回で2回目。

 着工後、完工までの工期のうち、終盤の9か月半で試運転を実施する予定。また、工事計画の変更や資材の価格高騰などに伴い、MOX燃料工場の工事費は、当初予定の約1300億円より約600億円増えて約1900億円を見込んでいる。

 原燃の出口守一燃料製造部長は、完工時期が当初予定より大幅に遅れることについて、「再処理工場のMOX貯蔵庫に余裕があり、問題はない」としている。

MOX燃料工場 

日本原燃の使用済み核燃料再処理工場で製造されるMOX粉末を、原子力発電所で使用できる燃料にする国内初の商業用施設。年間約100トンのMOX燃料を加工する予定。再処理工場の敷地内に建設され、政府の核燃料サイクル政策の重要な役割を担うことになる。

[読売新聞]

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Posted by nob : 2009年04月17日 23:18