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パンデミックの幕開け。。。

■新型インフル、国内初の2次感染 神戸の高校生1人

 海外渡航歴のない神戸市在住の兵庫県立神戸高校3年の男子生徒(17)が、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザに感染していることが16 日、国立感染症研究所の確定検査で分かった。これまでに感染が確認された水際対策の空港検疫での4人と異なり、国内での人から人への感染が確認された初めてのケース。神戸市は同高校2年の男子生徒(16)と女子生徒(16)の2人からも新型ウイルスを検出しており、同研究所が確定検査を実施している。

 16日午後1時前に記者会見した舛添要一厚生労働相は「仮に感染しても早めに治療を受けることで多くの方が回復しているが、油断なく対策を講じる」としたうえで、「正しい情報に基づき冷静に対応してほしい」と求めた。

 厚生労働省や神戸市によると、3人とも最近の海外渡航歴はないという。国内で二次感染が広がっている可能性があるため、同省は同日、担当官を神戸市に派遣するなど、生徒の最近の行動や接触者の状況などに関する調査を始めた。

[日本経済新聞]


■新型インフル、国内二次感染42人に拡大

 新型インフルエンザの国内二次感染問題で17日、兵庫県に加え大阪府でも高校生の感染が確認されるなど、高校生や教員ら国内の二次感染者は新たに 34人増え、計42人になった。ほかに大阪府内の6人の感染が濃厚で、関西地方で流行が急拡大している。厚生労働省は「流行は学校中心で地域でのまん延ではない」としつつも「感染力は強い」と警戒を強めている。

 流行状態の把握や感染拡大防止のため、厚労省は患者の感染経路や接触者の調査を進めている。

 新たに感染が確定したのは大阪府内の高校生11人、神戸市が県立2高校の生徒15人と生徒の母親1人。さらに兵庫県内では別の2高校の生徒や教員計5人、高等専門学校生と大学生1人ずつの感染も確認された。

[日本経済新聞/17日追加]


■【新型インフル】神戸市25人を新たに確認 10歳未満、60歳以上も 兵庫全県で臨時休校を決定

 神戸市は18日、新たに25人の感染が確認されたと発表した。10歳未満の子供や60代も含まれるという。

 兵庫県は同日、全域で県立学校を22日まで臨時休校とし、公立と私立の小中高校に対し休校を要請したと発表した。神戸市も同日、市立小中高校などの休校地域を市内全域に拡大すると発表した。

 県によると、17日夕方から厚労省の担当者から県内の全中学、高校での臨時休校について打診があった。18日午前4時すぎに正式な要請があり、県では「個人またはグループでの行動範囲が広い」との判断から小学校も対象に含め、午前8時に休校を決定。各市町教委や私立校に連絡をとった。

[産経新聞/18日追加]


■新型インフルエンザ:都内初感染者 「孫を保育園に、心配」八王子市民戸惑い /東京

 八王子市の16歳の女子高生が新型インフルエンザに感染していたことが20日確認され、懸念されていた「都内での感染者発生」が現実となった。都や同市は、女子高生と接触した人の確認などを進めているが、感染の拡大防止などが今後大きな課題となる。

 都は20日午後10時、緊急会見し、「初の都内感染者確認」を発表した。このニュースに八王子市の団体職員(65)は「とうとう東京に来たね。明日からはマスクしなくちゃいけないかな。孫を保育園にやるのも急に心配になってきた」と困惑気味。一方で、「ちょっとは怖いとは思うが、マスクも準備しているし……特別な対応はしません」と冷静に語る女性(60)=同市=も。

 また、足立区のある担当者は「いつ来るかと懸念してきたが、いよいよだ。明日以降、都内に広がるのは時間の問題では」と懸念を語った。

 関西地域で新型インフルエンザの感染が増加して以降、都と都内各保健所に設置された発熱相談センターへの相談件数は、20日までで計2万3959件に達した。特に19日正午~20日正午の24時間の相談件数は4895件で、先月28日に設置されて以降最多。感染確認で、21日以降さらに増える可能性も高い。

 発熱相談センターで新型インフルエンザの可能性があると判断されれば、発熱外来での診察を求められるが、感染拡大している神戸市は発熱外来の数が足りなくなったため一般診療所での診察を開始する。この点について石原慎太郎知事は18日、「医師会と連携していく」と話し、都内で発生・拡大した場合に神戸市と同様の措置を取る考えを明らかにした。韓国・ソウルで行われていた世界都市気候変動会議から帰国した羽田空港で、記者団の質問に答えた。

 都内では65の医療機関が発熱外来とされているが、都内での感染が多発すれば神戸市と同様に発熱外来が不足することが予測されるための措置。都によると、医師会側からは既に500以上の医療機関から申し出があり、今後さらに要請していくという。【江畑佳明、馬場直子】

 ◇問い合わせが市役所に殺到

 八王子市保健所から20日夕に、「新型インフルエンザに感染した可能性のある患者がいる」との連絡を受けた八王子市役所は万一に備えて関係部署の職員が待機して検査結果を待った。

 午後7時過ぎに都から感染確認の連絡を受け、市役所には幹部らが集まり始めた。21日午前0時からは、対策を協議するため幹部級の集まる危機管理対策本部員会議を招集。一方、午後9時過ぎにテレビでニュースが流れると、市役所には市民からの問い合わせの電話が殺到し、職員はひっきりなしにかかる電話の対応に追われた。

[毎日新聞/21日追加]

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Posted by nob : 2009年05月16日 23:54