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痛ましい、、、愚かしい、、、これでは米軍の占領駐留を正当化してしまう。。。

■イラク 連続テロで42人死亡 駐留米軍都市部撤退後、最悪の被害に

 イラク北部タルアファルや首都バグダッドで9日、爆弾テロが相次ぎ、フランス通信(AFP)によると、少なくとも42人が死亡、約90人が負傷した。イラク駐留米軍が6月末に都市部から撤退して以来、最悪の被害となった。シリア国境に近いタルアファルでは、地元警察の巡査部長の玄関で男が自爆。警察や近所の人が集まったのを狙い、さらに別の犯人が自爆し、35人が死亡、61人が負傷した。この町は少数派のトルクメン人が住民のほとんどを占めている。

 一方、バグダッドでも同日、イスラム教シーア派地区のサドル・シティーで市場のゴミの山に仕掛けられていた爆弾など2発が爆発し、6人が死亡、24人が負傷。市中心部では、イラク中央銀行総裁の車列を狙った路肩爆弾が爆発し、1人が死亡、5人が負傷した。総裁は無事だった。北部モスル近郊の村では8日、車爆弾が相次いで爆発し、計16人が死亡、30人以上が負傷している。(カイロ 村上大介)

[産経新聞]


■アフガン:情勢、泥沼化 今年最大級爆弾テロ、首都近郊で25人死亡 米政策に失望感

 【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンの首都カブール近郊で9日、路上のトラックが爆発し、通学中の児童ら少なくとも25人が死亡した。治安当局は今年最大規模の爆弾テロとみて調べている。駐留米軍などは武装勢力タリバンへの大規模な掃討作戦を展開しているが、治安の悪化に歯止めはかからず、地元住民はオバマ米政権のアフガン安定化策に失望感を抱き始めている。

 アフガン内務省によると、カブールから南へ約35キロ離れたロガール州内で9日朝、路上に止められていたトラックを警官らが動かそうとしたところ、突然大爆発した。車内は無人で、遠隔操作で爆破されたとみられる。犯行声明は出ていない。

 また、南部カンダハル州でも9日、欧米主導の国際治安支援部隊(ISAF)の兵士2人が路上の爆弾で死亡した。オバマ政権は先月末までにイラク駐留米軍の戦闘部隊を都市部から撤退させ、対テロ作戦の軸足をアフガンへ移しつつある。

 タリバンへの最大規模の掃討作戦を開始したアフガン駐留米軍などに対し、タリバン側も自爆攻撃や仕掛け爆弾の多用で激しく抵抗。多数の市民が巻き添えになっているほか、駐留軍側にも連日のように犠牲者が出ている。

 米国は11年末のイラク完全撤退と並行してアフガンへの増派を完了する考えだが、アフガン市民からは武力強化策に「ブッシュ(前米)政権と何が違うのだ」との声が広がっている。カブールの地元記者は「市民はオバマ大統領に過大な期待を抱いたために、早くも絶望しかけている」と語る。アフガン国防省高官は「パキスタンの武装勢力がタリバンを支援していると考え、こうした武装勢力を(越境)攻撃すればタリバンも弱体化すると考えたが、予想通りには進んでいない」と指摘している。

[毎日新聞/10日追加]

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Posted by nob : 2009年07月09日 23:55