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対照的な人生。。。
■「金持ち過ぎて幸せじゃない」巨万の財産を投げ捨てた男性…オーストリア
あなたが幸せではないとしたら、その理由は何ですか?
いろんな理由があると思いますが、経済的な理由を挙げる人は少なくないでしょう。
しかしながらオーストリアのとある男性が、「自分が不幸なのは金持ちすぎるから」として、なんと全財産を捨て去ることにしたと言うのです。
お金は自分を幸せにはしてくれないと考えたのは、オーストリアに住むRabederさん47歳。現在資産の大半を売りに出しています。
アルプスの景色が見えるサウナや湖付きの別荘に、17ヘクタールもの土地を含むファームハウス、コレクションであった6つのグライダー、アウディA8…など、まとめて売却するようです。
その他、花瓶から造花まで家具も売り尽くし、そのお金はすべてチャリティに寄付するとのことです。
とにかく何ひとつ残らないようにする予定だそうで、「お金と言うものは生産的でなく、幸せを阻む」と語っています。
そして贅沢なアルプスから去り、小さな丸太造りのログハウスに住み始めると言います。
Rabederさんは長い間、富が増えれば増えるほど幸福につながると考えてきたと言い、貧困な家庭に育った彼は、ひたすら働き、物質的に獲得するよう教育され、その通りやってきました。
ところが自分の中に、どうしても相反する気持ちが芽生えていたようで、心の中の小さな声が「こんな消費や贅沢な暮らしはやめて真の生活をしろ」とささやいてきたと述べています。
自分が欲しても無いことのために、労働奴隷になっているように感じたのです。
そう考えるに至りつつも、何年もこの快適な暮らしから抜け出る勇気は持てなかったと言います。
Rabederさんが決断に至ったきっかけは、妻とハワイに行った3週間のバカンスの時のこと。5ツ星のホテルに泊まり、使えるだけのお金を使いましたが、魂の抜け殻のような空しさを覚えました。
旅行の間、真の人間に会った気がしなかったと言います。全員が役者のようで、業務員は親しみのある役、客は客という重要な役、誰も彼もリアルに感じられなかったのです。
その時に、きっと今決断しないと一生できないなと思ったそうです。
そして全て売却していく過程で自由を感じたと言います。しかしながら自分のすることは自分の心の声に従っていることだから、他の裕福な人にアドバイスすることは無いとも伝えています。
本当の幸せと言うものは人によって違うものでしょうけれど、裕福な暮らしを満喫してきた人のとる選択だけに、何か考えさせられるものがあります。
■ホームレスだった兄弟に祖母の遺産が…なんと5800億円
貧し買った人が一夜にして巨額の財産を得るなんて話は、小説や映画の世界だけかと思っていました。
ところが、事実は小説より奇なりを地でいくような、とてつもない大金を譲り受けることになった人がいたのです。
ハンガリーのホームレスの兄弟が、突然40億ポンド(約5800億円)ものを遺産を相続することになったのです。
Slot PeladiさんとGeza Peladiさんの兄弟は、ブダペスト郊外の洞窟で暮らすホームレス。生活は、通りで見つけたガラクタを売っては細々と生計を立てるというものでした。
ところがある日、彼らにはアメリカに姉がおり、彼らの祖母の巨額の遺産を譲り受けるという話が舞い込んだのです。
最近彼らの祖母が亡くなり、弁護士がホームレスのチャリティワーカーに連絡してきたことによって判明しました。
二人は母親が裕福な家の出身だとは知っていましたが、難しい人であったため家族と断絶しており、さらに母親は彼ら兄弟のことを捨てていたため、彼らのことが祖母に伝わっていたかさえも疑問だとのことです。
ドイツの法律では、直系の血族は自動的に相続の対象となるとしています。
Gezaさんは「これが本当に起こるなら今までの人生を補える」と語り、「今まで女性から見向きもされなかったけど、お金を持つことでパートナーが見つかって普通の人生が送れるかも」と期待しています。
祖母の名前は詐欺などの恐れから正式には発表されていませんが、法律事務所では「二人の兄弟が彼女の孫であることは、ほぼ間違いない」と話しており、それ以上の情報を他者が知る必要はないとしています。
現在二人は母親の死亡証明書を取り寄せているようで、それからドイツへ相続しに向かう予定です。
しかしこんな夢物語みたいな話があるのですね。
降って湧いたこの財産を、不慣れなこの兄弟がどう使っていくのか不安も感じますが、むしろこれからの方がドラマになりそうです。
[らばQ]
Posted by nob : 2010年02月15日 01:09