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苦笑。。。

■貯蓄上手のカップルと、お金が貯まらないカップルの差はどこにあるのか?

貯蓄上手のカップルとお金が貯まらないカップルは、お金に対する根本的な態度が違う。お金がたまっていくカップルの共通点と、お金を貯めていくためのルールについて、ベストセラー『20代のいま、やっておくべきお金のこと』の著者が語ります。

健全な家計とは、
貯金している家計のこと 

 これまで、いろいろなカップルの相談にのり、千組以上のカップルの家計や貯蓄をみてきた。

 最近の20代30代には節約上手なカップルが多い。

 料理上手な夫が毎朝夫婦2人分の弁当をつくっている、外で飲む代わりに友人同士で自宅に招きあって家飲みを楽しむなど、お金を使わずに楽しむ方法をいろいろ実行していて、精神的にも豊かだ。感心させられる。

 一方で、クレジットカードのリボ払いやカードローンの支払に追われているカップルからの深刻な相談もある。

 貯蓄上手のカップルとお金が貯まらないカップルは、お金に対する根本的な態度が違う。

 貯まらないカップルに共通するのは、「月末にお金が残ったら貯金しよう」「給料が上がって余裕ができたら貯金しよう」「子どもが生まれてから貯金しよう」と考えていること。

 これは大きな間違いだ(ここにさらに、安易なカードの使い方が加わると問題になる)。

 貯金は、給料が多くても少なくても、余裕があってもなくても、子どもが生まれても生まれなくても、20代でも30代でも40代でもするべきこと。

 これが貯金の第1ルールだ。

 そしてそれを、退職までずっと続けていく。

 健全な家計とは、毎年貯金ができていて、それが年々増えていく家計のことだ。

 貯めるには、目の前の楽しみをぐっと我慢しなければならない。

 我慢できるのは、自分と家族を愛しているからにほかならない。

 貯金は将来の自分と家族へのプレゼントだから、苦しい義務じゃなくて喜びになる。

 自分と家族の3年後、5年後、10年後に想像力を働かせよう。

 やがて生まれてくるわが子のため、ママになる妻/パパになる夫のため、家族で楽しく暮らすために、結婚10年目を祝うために、成長していく子どもたちのために。

 もちろん今の生活も楽しみたい。

 将来の備えるために今の楽しみをすべて犠牲にするのは不健全だ。

 だから大切なのは、今使うお金と、将来の自分と家族にプレゼントするお金とにバランスよく配分することだ。

 現在と将来のバランス。これこそが結婚マネー成功のキーワードだ。

個計は弱い!
家計はひとつでとらえよう

 パートナーの携帯電話の着信履歴やメールをチェックしたことがある、という女性は少なくないらしい。

 これってどうだろう。

 疑いをかけられる言動をしている側にも問題があるのだろうけど、ここは越えてはいけない一線ではないだろうか。

 結婚しても互いのプライバシーは尊重し合う。これがルールだ。

 しかし、お金のこととなると話は別。

 特に共働きだと、結婚しても相手の収入や貯蓄額を知らず、お金の使い道にも干渉しないというカップルが珍しくない(ある調査によると約5割)。

 家賃と車関係費は夫、食費と被服費は妻、というようなぐあいに支出を分担していて、それぞれの金額は知らせない。

 それ以外の出費、貯金についても話さないし、たずねない。それで特に問題ないと思っている。

 ずっとライフスタイルが変わらず、子どもも生まれず、家も買わず、退職までにそれぞれたっぷりと貯金できれば、この方法(=個計)でもかまわない。

 しかし、個計は変化と危機に弱い。

 そして人生に変化と危機はつきものだ。

 家族としての収入や支出、貯蓄の全体像が分からないと、転職や退職でどちらかの収入が減った、子どもが生まれて出費が増えたなどの変化に、すぐに対応できない。

 どの支出を減らせるか、どの貯蓄から出せばいいかが分からないのだ。

「自分は貯めてないけど相手が貯金しているだろう」と双方があてにしていて、貯蓄や保険が不十分というケースも少なくない。

 夫だけが働いている家庭では、夫の収入が全面的に妻にゆだねられ、妻の判断と責任で使ったり貯めたりするケースが多い。

 このように妻が家計の全体像を握っていると、収入が減った、大きな出費があるなど課題があるときは、それをもとに夫婦で話し合うことが出来る。

 ところが片働き家庭で、現金でやりくりする生活費だけを夫が妻に渡し、妻は夫の収入も貯蓄もローンも何も知らない場合がある。

 万一夫が病気になったり事故に遭ったら、妻は全く対応できない。

 そもそもこんな形は、夫婦が人生のパートナーであるとはいえない。

 互いをパートナーとしてプロジェクトに取り組み、共同で責任を負うために、ふたりともが家計の全体像を知っておこう。

 もしまだなら、互いの収入や貯蓄(もしあればローン)の金額を打ち明けよう。

 これをディスクローズ(情報公開)という。

ディスクローズの重要性は、
ますます高くなっている。

 ふたりのうちどちらかが事故に遭ったり、災害で銀行通帳や保険証券が紛失した、というときも、普段から情報を共有していればあわてなくてすむ。

 ところが、相手がどんな保険に入っているか、どの金融機関にいくら預けているかを知らないと、万一のとき保険を請求したり、預金を引き出すことも出来なくなる。

 手続きをしないと何も受け取れない。

 ただ、自分のこづかいの使い道まで相手に報告する必要はない。

 ここは守っていいプライバシー。結婚前の秘密の貯金をこっそりキープしておくのもOKだ(ただしローンはダメよ)。

 ディスクローズすべき情報を二人で共有する一方で、プライバシーもきちんと保つためには、銀行口座を目的に応じて使い分ければいい。

[DIAMOND Online]

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Posted by nob : 2011年06月29日 01:44