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言わずもがな、、、深刻なのは内部被曝。。。

■福島の原発事故でがんのリスクがわずかに上昇=WHO

 日本の原発事故から間もなく2年がたつなかで、国際的な専門家チームは28日、高濃度の放射線に汚染された地域の住民のがんのリスクは、ごくわずかだが高まるとの研究結果を発表した。

 この報告書は、世界保健機構(WHO)が福島の事故の健康への影響について専門家に調査を依頼して発表したもの。

 報告によると、放射性物質を含む噴煙で覆われた地域の乳児の生涯がん罹患(りかん)率は1%前後増加するという。

 報告書を執筆した専門家の1人でマンチェスター大学のリチャード・ウェイクフォード氏は「罹患率の上昇はかなり小さく、おそらくライフスタイルの選択や統計の誤差といった他の(がんの)リスクによる影響によって隠されてしまうだろう」と述べ、「福島に行かないことよりも喫煙しないことの方が重要だ」と述べた。

 リスクが最も高まるのは乳児だ。日本での生涯がん罹患率は男性が41%、女性が29%だが、最も汚染のひどい地域の乳児の場合、これが1%ポイント程度高まるという。

 特に懸念されるのが甲状腺がん。放射性ヨウ素が甲状腺に吸収されるからだ。特に乳幼児のリスクが大きく、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の後、汚染された牛乳を飲んだことによって約6000人の子どもが甲状腺がんにかかった。

 報告書は、福島の汚染の最もひどかった地域の女児が生涯に甲状腺がんにかかる率が70%高まると推測した。甲状腺がんは非常に少なく早期発見されれば治癒(ちゆ)するがんだ。女性が生涯に甲状腺がんにかかる率は0.75%で、被ばくによってその確率が0.5ポイント上昇することになる。

 ウェイクフォード氏は、罹患率の上昇が非常に小さく、観測できないほどであろうと語った。

 高濃度の放射性物質に汚染されなかった地域では、放射線によるがんのリスクは顕著に低い。ウェイクフォード氏は「それ以外の地域の人々のリスクは極めて小さい」と述べた。

 放射線に誘発されたがんが専門のコロンビア大学のデービッド・ブレナー氏は、直接的な放射線飛散の影響を受けない地域の人々のがんのリスクはごく小さいだが、少なくとも理論的にはゼロではない、と指摘。しかし、がん罹患率を目に見えて変えるほどではない、と述べた。

 また、WHOの報告の数値は意外ではないとした上で、少量の放射線によるリスクを測定することが難しいため、この報告は不正確とみなすべきだと語った。同氏はWHOの報告書には関わっていない。

 がんが少しでも増加するという予測が出されたことが驚きだという専門家もいる。

 オックスフォード大学の物理学の名誉教授、ウェイド・アリソン氏は「この被ばく量で向こう50年にがんが増加すると考える根拠はない」と述べた。同氏は今回のWHOの調査には参加していない。同氏は「(被ばくした人々の)ごくわずかながんの増加は、道路を横断するリスクより小さい」と述べた。

[THE WALL STREET JOURNAL]


■福島原発80キロ圏内、1年で放射線量4割減 文科省

 【石塚広志】文部科学省は1日、東京電力福島第一原発から80キロ圏内で航空機を使って測定した最新の放射線量のマップを発表した。線量は1年間で平均約40%減ったという。放射性セシウムが自然に壊れて減る核崩壊のほか、風や雨など自然環境の要因で80キロ圏外や海に移動したとみられる。

 調査は今回が6回目。昨年10月31日から11月16日まで、ヘリコプターに載せた高感度の検出器を使い、地表面から1メートルの空間線量を約14万地点で測定した。同じ手法で測った2011年10〜11月の第4回調査と比べると、原発から北西の高線量帯で減り方が大きく、全地点の平均減少率は約40%だった。

 40%のうち21%は、放射性セシウムの核崩壊による減少分と見積もられた。事故で主に放出されたセシウム137(半減期30年)とセシウム134のうち、半減期が2年と短い134の減少分が大きく寄与した。残る19%は自然環境の影響とみられる。

[朝日新聞]

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Posted by nob : 2013年03月01日 22:26