« 感じられる、、、そのこのうえない幸せ。。。 | メイン | 異質性と多様性の協調、、、まさに成長から成熟への社会構造転換のキーワード。。。 »

事故を起こした当事者東電に事故処理をさせ続けること自体が政府の怠慢の極み、、、福島原発事故処理と代替自然エネルギー開発着手は政府の火急的最優先責務。。。

■汚染水流出、公表3日前には認識…東電社長

 東京電力福島第一原子力発電所の汚染水流出問題で、東電の広瀬直己社長は26日の記者会見で、公表3日前の今月19日に自身が事実関係を認識していたことを明らかにした。

 それ以前にも、海への流出の可能性を公表する機会が計3回あったとも述べた。

 公表遅れの責任をとるため、広瀬社長と相沢善吾副社長を減給10%(1か月)、広報担当の執行役員ら3人も減給や厳重注意とした。

 広瀬社長は26日の記者会見で、「震災以降の教訓や経験をしっかり学んで対応できたか、ということであれば、できていない。痛恨の極みだ」と謝罪した。

 広瀬社長によると、社長も交えた今月19日の社内協議で、出そろったデータをもとに流出を確認し、速やかに公表する方針も決めた。しかし、風評被害への配慮から漁業関係者への説明を優先し、20〜21日は公表用の資料を作成した。

 その他にも、〈1〉地下水汚染が判明した6月19日〈2〉別の井戸でも判明した6月29日と今月8日〈3〉この問題の社内会議が開かれた今月9日 ——の3回の機会があった。広瀬社長は会見で、「リスクを積極的に伝えるより、データ、根拠がはっきりするまで待つべきだと考えた」と釈明した。

[読売新聞]


■原発汚染水対策 東電だけに任せておけない(7月27日付・読売社説)

 東京電力福島第一原子力発電所の敷地から、汚染水が海に漏れ出していることがわかった。

 漏れた放射能の量はわずかで、検出濃度は、高くても国の基準値の30分の1ほどだ。汚染水も、原発の港湾施設内にとどまるという。

 それでも海洋汚染による風評被害を懸念する声が、福島県の漁業関係者を中心に広がっている。

 漏出を食い止めるため、東電は全力を挙げてもらいたい。

 対策として、東電は、岸壁周辺の地盤を薬液で固めるという。漏出源と疑われる岸壁近くの溝内の汚染水もくみ出す方針だ。作業を急がねばならない。

 心もとないのは、今回の問題を巡る東電の一連の対応である。最初に漏出が疑われたのは5月末だった。ところが、確認作業に手間取り、関係機関への報告や公表までに1か月余りを要した。

 東電が設けた有識者らの監視委員会が26日、リスク管理の甘さを指摘し、技術力の向上を求めたのはもっともと言えよう。

 福島第一原発の汚染水問題の深刻さを考えると、今の体制で着実に進むのか、疑問を拭えない。

 東電は、原子炉に冷却水を注ぎ続けている。建屋の地下には、破損部などから地下水も流入し、その結果、1日に400トンもの汚染水が増え続けている。

 原発敷地内のタンクに貯(た)まった汚染水は、すでに40万トン近い。タンクは最大80万トンまで増設可能というが、いずれ満杯になる。

 地下水流入を減らし、汚染水を増やさないことが大切だ。

 東電は、地下水を原子炉への流入前にくみ上げ、海に流す方針を決めている。だが、地元の漁業関係者らの了解が得られない。

 政府も、東電に協力し、説得にあたるべきだ。

 地下水流入を防ぐ抜本策として東電は、水を遮る壁を地下に設けることも計画している。有力な手段となるだろう。

 課題は、大量に貯まった汚染水の処理である。浄化すれば貯水時のリスクが減る。開発中の浄水装置の本格稼働が欠かせない。

 原子力規制委員会は、浄化した水も、いずれ海に流さざるを得ないとの見解を示している。その安全性について理解を得るため、規制委には、専門的立場から説明することが求められる。

 汚染水対策を疎(おろそ)かにしては、福島第一原発の廃炉は進まない。政府は、東電との連携を強化し、資金や技術などで必要な支援策を講じてもらいたい。

[読売新聞]


■福島第1原発:汚染水流出 規制委が分析チーム 「東電任せ」脱却

 東京電力福島第1原発から出た放射性汚染水が海洋に流出している問題を受け、原子力規制委員会は29日、第1原発の収束作業が適切に実施されているかをチェックする「特定原子力施設監視・評価検討会」の会合を開いた。規制委は、汚染水について分析する作業チームを設置することを決めた。現在は「東電任せ」になっている放射性物質のデータ採取・分析について、客観性を確保するのが狙い。

 検討会は、東電が汚染水の海洋流出を公表して以降、初めての開催。作業チームは、原子力規制庁や産業技術総合研究所などで構成し、東電も加わる。規制委の更田(ふけた)豊志委員は「地下水や地層、土木の専門性がある職員を結集し、より実質的な分析を進めたい」と述べた。海のモニタリング態勢を強化する検討チームも別に作る。

 一方、規制委は東電からヒアリングした結果、2号機海側の電源ケーブル用トレンチ(トンネル)下部の砕石層(砂利)が汚染水の通り道になっているとの見方を強めた。砕石層は、トレンチを設置する際に地面を平らにするため砂利を敷いた部分で、厚さは20〜30センチ。2011年4月には、2号機海側でトレンチから高濃度の汚染水が漏れたが、その際も汚染水は砕石層を経由して海に出た。規制委は、砕石層を固形化する薬液処理など、水の浸入を防ぐ対策を早期に実施するよう東電に求めた。【中西拓司】

[毎日新聞]

ここから続き

Posted by nob : 2013年07月30日 08:40