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■仕事うつ:男性会社員の3人に1人が自覚 

 男性会社員の3人に1人が、仕事が原因で気持ちが沈みやすくなる「仕事うつ」を自覚していることがトレンド総研が行った調査で明らかになった。また、休憩を取ることが仕事の行き詰まりを解消する上で有効だと感じている人が8割を超えることも分かった。

 調査は、1〜5日に30〜40代の男性会社員を対象にインターネットで実施。「自分が『仕事うつ』だと感じることはありますか」と聞いたところ、「よくある」が8%、「たまにある」が28%で合わせて36%が「ある」と回答。一方、「ない」と回答した人は「あまりない」の39%と「まったくない」の25%を合わせ64%だった。

 また、休憩について「休憩をとることは、仕事の行き詰まりを解消する上で有効だと思いますか」と聞いたところ、86%が「そう思う」と回答。また、実際に「休憩をとることで、仕事の行き詰まりを解消した経験ある」と回答した人も73%に上った。

 休憩時間の過ごし方については、「飲み物を飲む」(80%)と回答した人が8割に上り、ほかに「インターネットをする」(60%)、「ガムやあめ、菓子などを食べる」(43%)、「周囲の人と話す」(38%)などが上位となった。飲むものとしては、「コーヒー」(57%)という回答が最も多く、「緑茶」(31%)や「ミネラルウオーター」(19%)、「炭酸飲料」(15%)を上回った。

 精神科医の名越康文さんは調査結果をみて「気分が落ち込んでいる時は、気持ちに余裕がなくなっていることが多いといえます」と話し「思い切って長期休暇などを取れれば良いですが、忙しいサラリーマンの方は、思うように休みを取ることも難しいでしょう。ですので、そのぶん毎日の仕事中に小まめな休憩をとって、気持ちをリフレッシュさせることが大切です」とアドバイスしている。

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2013年08月20日 20:27