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結局は自らのその時々の気持ちを自らの言葉で英作文していくしかない。。。

■「わからない、知らない」
と伝えるにはどうしたらいい?

『もし海外出張まで、あと1カ月しかなかったら!?ビジネス英語4週間集中プログラム』の著者、大島さくら子さんが教える、ビジネス英語のミニレッスン。英語が必要な場面に遭遇したときに役立つフレーズを紹介します。

ビジネスで「I don't know.」と言いたいとき

 連載2回目の今日は、「わからない」と伝える言い方です。
 質問に対して答えられず、「わかりません/知りません」と伝える際、つい、I don’t know.と言ってしまいがちですが、これはぶっきらぼうで、相手を突き放した感じがあるので気をつけましょう。

 I don’t know.ではなく、I’m not sure.を用いると「確信がもてないのですが」「わかりかねます」「定かではありません」と丁寧なニュアンスで相手に伝えることができます。

 わからないことがらが何かを説明する場合は、I’m not sureのあとに、about~「~に関しては」を続けます。例えば、

 I’m not sure about the source of information.「その情報源はわかりかねます」

 あるいは、疑問詞〈where/when/which/what/why/how + 主語 + 動詞〉、または、〈if + 主語 + 動詞〉の構文を用いて、確信の持てないことがらを説明します。例えば、

 I’m not sure what the problem is.「問題が何なのかよくわかっていません」
 I’m not sure if we can make it at this point.「今の段階では実現できるかどうか、定かではありません」

 などと言います。

 もし、I don’t knowを使うのであれば、I’m afraid、Unfortunately、I’m sorry, but「申し訳ございませんが」の一言を文頭に付け加えましょう。ワンクッション置くことで、だいぶやわらかな印象になります。

Do you know~? にプラスするといい言葉

 また、「~をご存じですか/知っていますか」と聞くとき、まず思い浮かぶのは、Do you know~?という表現ですが、これには「当然、知っていると思うけど」という意を含む場合があり、相手に不快に思われたり、あるいは知らなかった場合、相手はNo, I don’t.とは言いにくくなることがあります。

 そこで、happen to「たまたま/偶然~する」というフレーズをknowの前に挿入して、
大島さくら子先生の最新刊『もし海外出張まで、あと1カ月しかなかったら!? ビジネス英語4週間集中プログラム』。28日間で文法、リスニング、スピーキングを鍛えます。

 Do you happen to know~?

 とすると、「ご存じないかもしれないのですが」というニュアンスが加わります。丁寧かつ控え目な疑問文になるので、相手の気分を害することはありません。

英語でキャリアアップを目指すなら

 さて、今日の3分間レッスンはこれで終わりです。
 ここからは、英語学習について私の体験を交えてお話します。

 現在、英語を使って仕事をしている私ですが、日本人の両親の元、日本で生まれ育ち、通常の教育を受けてきました。最初に卒業した短大も英文/英語科ではなかったし(というか、英語科は受験で失敗…)、特別に英語が得意だったわけではありません。
 卒業後は、3年間、ある日本企業の人事部に勤め、英語を仕事にしようと決めて本格的に勉強を始めたのはその後です。

 ですから、社会人になったあとで英語をマスターしてキャリアアップしようとされている方の気持ちはよくわかります。

 そんな方にアドバイスするとしたら、それは「具体的な目標を立てること」です。
 「英語力を身につけて何をしたいのか」ということをできるだけ明確に書き出すといいと思います。

 「英字新聞を辞書なしで読めるようになる」「電話会議において、相手の発言が理解でき、自分でも発信できるようになる」「映画を字幕なしで理解でき、楽しめるようになる」など、目標が具体的であればあるほど、達成しやすくなります。

 また、「TOEIC®でBランクの730点を超える」「英検1級を取得する」など、資格試験に挑戦するのも有効な手段です。

 英語力は目に見えず、「だいぶわかるようになってきた」と自分で実感することも、実はあまり多くありません。
 大半の受講生が「本当に伸びているのでしょうか」「実力がついているとは思えません」などと、学習過程で不安感をつのらせていきます。

 私も同じでした。そこで、TOEICと英検を受験することで、自分の英語力の伸びを確認していきました。
 何年かかけて、英検2級→準1級→1級と取得。TOEICも700点台の後半から800点を超える、超えたらAランクの860点を超える、その次は 900点台に乗せる、さらに960点の壁を超える、そして満点を取るなど、かなり細かくゴールを設定して、達成するまで何度も受験をしました。

Adversity is the best school

 さて、最後に本日の一言です!

 Adversity is the best school. 「逆境で人は成長する」

 直訳は「逆境は最良の学校である」ですが、「逆境で人は最も学ぶ→人は成長する」になります。

 英語学習で「逆境」は大げさかもしれませんが、それでも資格試験など目標を定め、一つ一つクリアしていくのは大変なことです。

 でも、これが一生続くわけではありません。英語ができるようになった自分をイメージしながら、逆境を乗り越えてください。

[DIAMOND online]

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Posted by nob : 2013年08月30日 20:00