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彼の真意がどこにあれども、、、脱原発への影響力に期待。。。Vol.4

■原発ゼロ発言で石破幹事長 「小泉氏の意見聞く」

 自民党の石破茂幹事長は二日、小泉純一郎元首相が講演で自民党に原発ゼロを決断するよう求めたことについて「長く党総裁、首相を務められた小泉氏の発言はそれなりに重い。党の功労者の一人として意見を承ることがあるかもしれない」と、党のエネルギー政策に関する会合などで意見を聞くことを検討する考えを明らかにした。

 同時に「小泉氏の発言によって党の政策が変わることはない」と指摘。「自民党は何でもかんでも再稼働と言っているわけではない。党の中で丁寧な手続きで打ち出されたもので、重要性は変わらない」と、今後も再稼働を推進する考えを重ねて示した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官も記者会見で「エネルギーの安定供給とコスト削減という責任あるエネルギー対策の構築が政府の考え方だ」と、現段階で原発は必要との認識を示した。

 生活の党の小沢一郎代表は二日の記者会見で、小泉氏の発言について「福島の原発事故を契機に冷静に現状と将来を考える人であれば、行き着く結論だ」と評価した。

[東京新聞]


■政権思わぬ“抵抗勢力” 小泉元首相が脱原発を訴え

 小泉純一郎元首相が繰り返す「脱原発」発言が、安倍晋三政権の頭痛の種になりつつある。今や政界に「敵なし」ともいえる安倍首相だが、かつて官房長官として仕えた小泉氏には、今も頭が上がらない。ある政府筋は「小泉さんは独特の嗅覚をお持ちの方。機会があればゆっくり話をうかがいたい」と戸惑いを隠せない様子だ。

 安倍首相は海外への原発輸出に積極的に取り組んでおり、原発の早期再稼働にも前のめり。菅義偉官房長官は1日の記者会見で「できる限り原発依存度を低減させていく」としながらも、「政府としてはエネルギーの安定供給、コストの低減など責任あるエネルギー政策を構築していくことが極めて大事だ」と強調し、脱原発には否定的見解を示した。

 小泉氏は1日の名古屋市内の講演で「今、原発ゼロの方針を自民党が打ち出せば一挙に(脱原発への)国民の機運が盛り上がる」と発言。9月末にはみんなの党の幹部らと会食し、「脱原発」で熱弁を振るったという。

 首相在任中は「原発推進」という自民党政権の立場を維持した小泉氏。2009年に政界引退し、今夏ドイツとフィンランドを視察、早期の脱原発論者に変身した。

 安倍首相は小泉氏と同じ派閥出身。小泉政権で官房副長官から官房長官、党幹事長と要職に起用された。06年に発足した第1次安倍内閣の「生みの親」ともいえる存在だ。小泉氏が発言を続ければ、脱原発のうねりに再び火を付ける可能性も否定できない。

 小泉氏の言動への感想を問われ、菅官房長官は2日の会見で「わが国には言論の自由がある」。ややひきつった作り笑いで答えた。

[西日本新聞]

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Posted by nob : 2013年10月03日 11:20