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突き詰めれば姿勢と呼吸、、、健康と美容の必要充分条件。。。
■運動しなくても「脂肪がメラメラ燃える」何てことない生活習慣
何もしなくてもエネルギーが消費される基礎代謝は、女性では20歳以降から少しずつ低下し始めます。
それに加えて現代の便利な生活では、歩いたり、身体をこまめに動かしたりといった運動の要素が少なくなり、深層にある筋肉が衰えやすいといわれています。
今回は、この深層にある筋肉“インナーマッスル”を鍛える、毎日のちょっとした習慣を伝授します。
■たるんだ下腹を引き締めるには?
深層筋が減ると基礎代謝にも大きく影響し、基礎代謝を上げるにはインナーマッスルを増やすことが欠かせません。しかしインナーマッスルは、バーベルや腕立て伏せなどの筋トレでは鍛えられないのです。
またインナーマッスルの中でも、特に重要なのが腰の部分にあり下腹を内側から支えている“腸腰筋”という筋肉。プロポーションやダイエットにとって、非常に重要な筋肉です。
さらに、その中の“大腰筋”は上半身と下半身をつなぎ、背骨や骨盤を支えたり、太ももを上げるのに使われる筋肉で、これらの筋肉に鍛えると、たるんだ下腹を引き締めることができます。
■インナーマッスルを鍛える生活習慣5つ
インナーマッスルは持久力のある筋肉なので、鍛えるには一般的に有酸素運動が効果的。その中でもこの“腸腰筋”を効率的に鍛えるには、次のような習慣や運動がよく効きます。
(1) 姿勢を正す
立っている時、胸を張りお腹を締め正しい姿勢を意識します。
(2)お尻歩き
リラックス時にお尻で5歩歩いてみます。
(3)階段を上る
ゆっくり一段抜かしで上がると効果的。
(4)自転車
股関節や太ももを、引き上げることを意識しながら漕ぎます。
(5) ヨガ、ピラティス
脚の付け根や太ももの裏をストレッチするヨガのポーズは、大腰筋にじんわりと効き、代謝を高めてくれます。
太ももや腹筋などの筋肉を動かす場合は、糖質や肝臓のグリコーゲンを消費するのに対して、インナーマッスルを使う時は脂肪をエネルギーとして燃焼させます。
その結果、脂肪が燃焼されやすくなり、さらに体温も上げることができるので、冷え症の方にもおすすめです。縮こまりがちな寒い季節も、背筋はピンと伸ばしていきましょう!
[週刊ポストセブン]
Posted by nob : 2013年12月07日 00:42