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真相解明と責任追及は再起動への第一歩。。。

■猪瀬氏辞任で終わらない 徳洲会マネー石原新党資金にも? 

 医療法人「徳洲会」からの「5千万円」をめぐって証言がブレにブレまくった猪瀬直樹氏(67)が、ついに東京都知事辞任に追い込まれた。しかし、窮地に陥ったのは猪瀬氏だけではない。前都知事である石原慎太郎・日本維新の会共同代表(81)もまた、冷や冷やしながら事の推移を見守っていることだろう。徳洲会の徳田虎雄氏と昵懇だったのは、むしろ石原氏だからだ。徳洲会事件をめぐって地検特捜部の“本丸”ともいわれるのは、そのためだ。

 石原氏と虎雄氏は、自他ともに認める「盟友」だ。初当選した1999年の都知事選では、出馬表明前夜の密会を写真誌に激写されたこともある。医療改革実現のために政治力を求めた虎雄氏と、「国民的人気」はあるものの泥臭いカネ集めは苦手な石原氏は、ある意味、補完関係にあったのかもしれない。日本経営者同友会の下地常雄会長は、傘下の雑誌「新政界往来」にこんな裏話を書いている。

〈知事選の時に私は、石原氏を応援するため徳洲会会長だった徳田虎雄氏を紹介したこともあった。(中略)その後、徳田氏から自由連合の党首に石原氏が就任してくれるように要請があり、私も尽力したが徳田氏側の諸事情により流れた経緯がある〉

 徳洲会の経営をめぐって徳田家と対立した虎雄氏の右腕、元専務理事兼事務総長の能宗克行容疑者(57)が、自身の横領疑惑を釈明するなかで〈石原慎太郎さんにも億単位の金が行っている〉と主張していたことは、アエラ12月16日号でも報じた(石原事務所は「徳洲会から金銭的な面倒をみてもらったことはない」と回答)。

 実際のカネの動きについては定かではない。しかし、ここに興味深い話がある。

「実は10年ほど前、徳洲会に具体的な『石原新党』立ち上げ計画があったのです。当時、石原都知事は都立病院改革を掲げていて、いくつかの病院を徳洲会が買収するという話が出ていた。その資金調達をしたのが、香港在住の日本人ファンドマネジャーX氏。彼はドイツの銀行から買収資金を引っ張る話をつけた。そのスキームは、徳洲会が 600億円の融資を受け、30億円をプールして石原新党の設立資金にする、というものでした」

 と語るのは、あるファンド関係者だ。当時を知るジャーナリストも、こう証言する。

「虎雄氏は奄美群島・徳之島出身、X氏は鹿児島の離島出身で気脈の通じるところがあったのでしょう。新党資金として1人1億円で総額50億円でも30億円でも出せば、かなりの勢力がつくれるということで、具体的に語られていましたよ」

 もっとも、

「カネを引っ張るためには新党の実現性の確証が必要だった。それで、知り合いのつてで、小沢一郎氏の懐刀として知られる平野貞夫元参院議員に相談することになったのです」(先のファンド関係者)

[AERA]

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Posted by nob : 2013年12月27日 08:06