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昨今の若者達は健全だなと感心します。。。

■おごった場面で言ってはいけない3つのセリフ
石原壮一郎

デート代は男性が持つか割り勘か――。

長年にわたって議論されてきたテーマですが、この先も、きっと結論は出ないでしょう。先日も、こんな調査結果が発表されました。

クリスマスのデート代、女性8割が「割り勘でOK」- 男性全額負担希望は2割

クリスマスのデート代はどういう支払いの配分がいいと思うかを聞いた質問で、「男性が全額負担」と答えたのは、男性が38.2%、女性が 24.1%。逆に、完全に5:5の割り勘がいいと答えたのは、男性が5.1%、女性が8.5%でした。つまり男性自身が「自分のほうがたくさん払いたい」という気持ちが強くて、女性は男性が思うほどには「たくさん払ってくれないとイヤ」と思っているわけではないようです。

最近は割り勘のデートも増えているとは聞きますが、まだまだ実際のデートでは男性が多めに払っているケースが多いでしょう。もちろん、「デート代は男性が多めに払うのが当然」という決まりがあるわけではありません。多めに払っている男性だって、相手の女性に「当然」とか「当たり前」と受け止められたら、がんばった甲斐がありません。

本来は不自然だからこそ、多めに払う意味があるのです。ダイレクトな下心があるわけではないにせよ(あるときもあるでしょうが)、カッコつけたいとか好意を得たいとか、不自然さがもたらしてくれる漠然とした見返りを期待して「あ、ここはいいよ」と言っています。狙っているわけでも何でもない女性との食事でも、ケチと思われるぐらいならおごったほうがマシ、と思って「あ、ここはいいよ」と言っている場合もあるでしょう。

女性のみなさんにおかれましては「男性に多く払ってもらうのは本当は不自然」という前提は、頭の片隅に置いておいてください。「不自然」の度合いは年齢差とか収入差とか立場とかの違いによって変わってきますが、多かれ少なかれ「不自然」だからこそ、男性としても多く払う気持ちよさを味わえるし、多く払うことで淡い夢を抱けます。

「勝手に期待されても困るから、割り勘のほうが気が楽」というお気持ちも、よくわかります。しかし、そんなにプレッシャーを感じていただく必要はありません。払ったときに勝手に気持ちよさを感じたり、勝手に夢を抱いたりすることで、男性としては十分にモトが取れています。ご安心ください。そこをはき違えて、形のある見返りを露骨に期待するようなヤツは、適当に転がしてカモにしていただいてけっこうです。

さて、そんなこんなで多くの男性は、今日もデート代を多めに払っています。はっきりとした目的があるデートでは、奮発して高い店に行っておごったりもしています。しかし、せっかく無理しておごったのに、余計なひと言を口にしたせいで、せっかくのおごりが台無しどころか、マイナスの印象を与えて目的が遠のくケースも少なくありません。そんな悲劇を防ぐために、言ってはいけない3つのセリフを押さえておきましょう。

■おごった場面で言ってはいけないセリフ その1

「このぐらい安いもんだから」

彼女がいちおう申し訳なさそうに「えー、いいの?」と聞いてきたときに、太っ腹なところを見せようとして、つい言ってしまいがち。しかし、わざわざ「安いもん」と強がらずにいられないところに、無理している気配とケチ臭さが漂ってしまいます。

■おごった場面で言ってはいけないセリフ その2

「男として当然だよ」

彼女がいちおう感激した素振りで「ごちそうさま」とお礼を言ってきたときに、自分を大きく見せたり場慣れしている様を強調したりしようとして、つい言ってしまいがち。しかし、狙いとは裏腹に、器の小ささを露呈しつつ不慣れな雰囲気が漂ってしまいます。

■おごった場面で言ってはいけないセリフ その3

「楽しい時間を過ごさせてもらったことへのせめてもの感謝の気持ちだから」

爽やかさをアピールしたいのはわかりますが、気持ち悪さが強調されるだけです。こんなセリフを本当に言うヤツはいないだろうと思われそうですけど、人間、気合いの入ったデートのときは、あれこれ考えすぎて何を言ってしまうかわかりません。

こうした余計なことを言わず、会計が終わった途端に自分がおごったことを忘れて(忘れたフリをして)、サラッと「おいしかったね」などと言っておくのが、せっかくのおごりの効果を最大限に生かすコツ。ただし、おごりの効果が生かされたからといって、目的に近づけるとは限りません。世の中、そんなに甘くはありません。

何度打ちのめされてもまた立ち上がって、果てしない戦いに挑みましょう。彼女のちょっとした一言やしぐさから得られるわずかな希望にすがって。おごれるものはワラをもつかむ。

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Posted by nob : 2013年12月31日 18:57