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まったく同感です。。。
■お墓文化に縛られていたら日本の未来は暗い
吉田丈治
お墓に入りたくないという女性が多いらしい。
当方33歳なので墓に入るとかそういうことを自分事として考えたことは無かったのだが、自分ならどう思うだろうかと考えてみたところ、「なんともおもわなかった」。お墓に入りたいとも、入りたくないとも思わなかった。それが正直なところだ。
■お墓に思い入れなんて無い
それはお前が子供の頃から墓参りの習慣が無かっただろ!というツッコミを受けそうだが、そういう訳でもない。
自分の祖父母もみんな亡くなってしまったし、何回忌みたいな事でお墓にお参りに行くということも無いわけではない。
ただ、そのお墓参りという行動に思い入れが全く無いんだなぁ。
極端な話をすると、親戚一同が集まる口実でしょう。わざわざ墓参りでやる必要ありますかね。
故人をおもうなら、それは脳内でやればいい。お墓の前にいかなきゃ手を合わせられないというものでもないでしょう。
思い出深い人であれば、色んなシチュエーションで思い出すものだし、それは時と場所を限らないはずだ。
■お墓が無いと残された人たちが困る…のか?
お墓に出向いてお墓をきれいに掃除して手を合わせる。そういうポーズの為にお墓が必要だろうか。
そんな事しなくても良いから、命日になにかやるならホームパーティーでも開いて親戚一同、わいわいとやってくれた方が良いなぁ。中心に自分の写真が置いてあるのかもしれないけど。
これからの老人なんて、きっと生前のビデオなんて腐るほどあってさ、集まる度に掘り出し物ビデオ発見した!とかいって盛り上がってくれたら楽しいんじゃないの?
一年に一度集まる事ってこんなに楽しいことなのか!みたいな方向に持っていったほうが幸せになれるんじゃないだろうか。
出生率の低下や、核家族化による絆の低下だとか、色々言われるけど、要は家族の必要性を感じる機会が少ないってことだよね。
ましてやこれから高齢化社会で介護というどちらかと言うとネガティブなベクトルで家族が必要になってくるんだ。
自分の子供にはそんな体験させたくないなとか思ってしまったら、ますます出生率なんて低下してしまうだろう。
■家族をもっと楽しい物に
デジタルアーカイブが増えていくこれからの時代。お墓参りなんて古いですよという時代がきっと来る。
悲しみにくれざるをえない最後であるなら仕方がないが、大往生だったら喪服着て集まるより、一族で集まって楽しい時間を過ごせる方が良いだろう。
お墓文化なんてどうでもよいので、家族が楽しくなる方向に文化を持って行って欲しいですね。
[All About newsdig]
■女性の3割が「墓に入りたくない」 新たな埋葬法が不要論を後押し
人生も後半戦。“終のすみか”を考える皆さん、死んだら、どんな墓に入りたいですか? 既婚男女1000人へのウェブアンケートを行ったところ、女性の27.6%(男性は20.6%)が墓には入りたくないと答えた。
死後、「墓に入りたくない」と考える人は、なぜ女性に多いのか。その背景について『お墓は、要らない』などの著者で、土葬や野辺(のべ)送りなどの昔の弔いに詳しい高橋繁行さんに聞いた。
「女性が、先祖代々の墓に入ることをうっとうしがったり、家族のしがらみから抜け出したいと思ったりするのは、今に始まったことではない。ただ、これまでの埋葬法とは違う『樹木葬』『散骨』『手元供養』といった新しい供養の仕方の登場が追い風となり、自分の意見を言いやすくなったのではないでしょうか」
男性の場合はどうか。長男は良くも悪くも「先祖代々の墓」に縛られやすいが、次男や三男のほか、実家から遠く離れて長年暮らしてきた人たちは都市圏を中心にあふれている。
「急速な少子化に加え、単身世帯の増加や無縁化などを背景に、入るべき墓を持たない人が増えています。『墓不要論』の根底にある、墓地や墓石にかかる不明瞭な価格への不信感も影響しているでしょう」(高橋さん)
その時代の経済事情や社会情勢を色濃く反映し、刻々と移り変わる「墓への考え方」。いつごろから変化してきたのか。前出の高橋さんが指摘する。
「1990年ごろ、それまでの墓石は『先祖代々何々家之墓』などと書かれていたが、自分たちの好きな字などを刻む『文字墓』が出てきた。これを機に、柔軟な考え方が受け入れられ、さまざまな埋葬法に目を向ける人が増えた気がします」
高橋さんは、「残された遺族の気持ちもくみ取る判断の必要性」を訴えている。
故人が散骨を望んだとしても、遺族には手を合わせる場所がなくなり、寂しい思いをするケースがあるという。あるいは、個人の意志を尊重して無宗教の葬儀を営んだ結果、親戚などから非難を受ける“世間体”も無視できない。
「どうしたら、自分自身、そして家族が納得できるか。生きているうちによく考え、話し合いましょう」
[週刊朝日]
Posted by nob : 2014年01月03日 20:02