« お互いが相談のうえ納得し合えることなら何でもありでしょう。。。Vol.3/卒婚関連参考記事 | メイン | また旅立つ君へVol.6/Be free and happy!!! »
私のケースは、3人で2万円ずつ、資本金6万円で合同会社を設立しました。。。(笑)
■お金がない状態から起業することは可能なのか?
沖成章
目覚めのコーヒーが元気の源です。独立・起業準備コンサルタントの沖 成章です。
独立・起業をすると聞くと、資金を調達するために銀行から融資を受ける必要があったり、ベンチャーキャピタルに投資してもらう必要があったりと、何かと初期段階でお金がかかるイメージがあるかもしれません。
確かに、そのようにして資金調達をしてから起業するというケースも多くあります。そして事実として独立・起業をしたいなぁと思っている人が、実際には中々出来ないでいる理由の一つにお金の問題があります。
そのため、
元々資金を持っている人でないと起業出来ない。
誰かから支援をしてもらわないと起業出来ない。
銀行から融資を受けられるレベルの事業企画がなければ起業出来ない。
十分なお金を貯めてからでないと起業出来ない。
世間ではこのような考えが一般的になっています。実際のところはどうなのでしょうか?
■起業にお金はかからない
結論から言うと、独立・起業はほとんどお金をかけずに行うことが出来ます。もちろんお金があるに越したことはありませんが、ないからと言って出来ないというものではありません。また、「会社を作る」ということに関しては、今はほとんどお金がかかりません。
以前は株式会社を設立するのに最低でも1,000万円の資本金が必要でした。しかし、今は最低資本金制度が廃止されたため、ご存じの通り資本金1円でも株式会社の設立が可能です。
もちろん、資本金が少ないことに対するデメリットがあったりするので一概に良いとは言えませんが、コストを最小限に抑えて会社を設立して起業するということは可能です。
■起業とはなんぞや
さて、ここまで読んで、
「そんなこと、わかっとるわー!」
って思う方もいるでしょう。確かに、「会社をつくること」と「独立・起業すること」は別物です。では、「起業」とはそもそもどのようなことなのでしょうか? オフィスを借りて備品を買ってそこで事業をする、こんなイメージはありませんか? 確かに、このようなスタイルは初期投資をする必要があるのでお金がかかります。
ですが、必ずしもこのようなスタイルが「起業」というわけではありません。
例えば、
自分の手作りのアクセサリーをネット通販で売る
自宅で栽培した野菜を直売会を行って売る
料理教室を開催して自分の調理技術を売る
これらも「起業」になります。
「起業」とは、自身が提供出来る商品や知識、サービスを提供することで、その対価としてお金を得るということです。上記に紹介した例は全て私が見てきた実例であり、かつ初期費用もほとんどかかっていません。
アクセサリー販売の例は私の中学時代の友人の例なのですが、その人は元々趣味でアクセサリーを作っていて、作った作品をブログで定期的に紹介していたら反響があったので販売することにしたそうです。
自分でネット通販用のサイトを立ち上げ、販売を開始しました。元々はサラリーマンとして勤務をしていましたが、現在は退職し、アクセサリーのネット販売を中心とした事業を行っています。
この際、かかった費用と言えばアクセサリーの原価と通販用のサイトの運営費です。手作りアクセサリーの原価は高くありませんし、通販サイトもサーバー代とドメイン代がかかるくらいなので、実際にかかった費用は数千円です。ちなみに、通販サイトの作成を外注すると数万から数十万の費用が掛かります。その後のアップデートでもお金がかかります。なので、自分で作ることをおススメします。今は専門書がたくさんあるので、一冊読みながらやれば誰でも作成出来ますしね。
このように、起業と一言で言っても様々なスタイルがあります。何かを売る、何かを提供するということの対価としてお金を得れば、それはビジネスです。あとはそのビジネスを自分なりの形でブラッシュアップさせていけば、自分のビジネスとなり最終的には独立・起業に繋がります。
立派なオフィスや事業所をかまえている社長や起業家の方たちも、スタートアップの段階では同じような形で始められていることが多いです。初めからお金があったわけではなく、徐々に利益を上げてきたからこそ今の姿があるのです。
■実際にお金がかかるとき
とは言え、実際にお金のかかる場面も出てきます。私自身はブログのサーバー代、メルマガスタンド代、シェアオフィス代くらいで始めたので、かかったお金は3万円くらいでした。法人登記に関しても、株式会社を作るならば20万円以上かかりますが、合同会社ならば7万円弱で設立できます。なので、10万円以下でも全く問題なく起業出来ます。
もちろん、株式会社を設立しちゃんとしたオフィスを構えて備品も揃えて人も雇っていくのならば結構なお金がかかります。ですが起業のスタートアップの時期はお金をかける必要はありません。
初めからお金をかけることを考えるのではなく、スタートアップ時はコストを抑えて、徐々に利益を出して大きくしていきましょう。
■まとめ
起業するからといって、初めから何百万ってお金が必要になるわけではありません。確かにお金がかかる場合もありますが、お金をかけずに起業する方法もたくさんあります。お金がネックで起業出来ないのはもったいないです。まずはお金のかからない方法で起業にチャレンジしていきましょう。
[newsdig]
Posted by nob : 2014年03月13日 14:31