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美脳づくり、、、脳のプラセボ効果の大きさは侮れません。。。

■本能のままに「食べて寝る」のが最大の美容法!

オーガニックコスメアドバイザー、ホリスティック美容家
林田七恵

ダイエットが成功しない理由、きちんとわかっていますか?

みなさま、こんにちは。ホリスティックビューティ担当の林田です。

さて、夏に向けてダイエットをしなくてはと思っている方も多いのではないでしょうか。本能のままに食べて寝るのがいい!なんてタイトルに挙げましたが、「そんなことしたら太っちゃう」と思いますよね。ダイエットが成功しない理由と共に、この謎をお話していきたいと思います。

私たちの身体をコントロールしているのは、脳です。寝る、食べるなどの本能的な欲求も、心臓を動かすのも、細胞を修復するのも、全部脳が指令をしています。具体的には脳の視床下部というところなのですが、この脳の働きがきちんと機能していれば、本来は必要以上に食べることはなく太ることもありません。また冷え性になったり、代謝が悪くなってくすんだり、シミが居座ったりということも起こるはずがないのです。

では、なぜ現実は食べ過ぎて脂肪になり、働きすぎて体調を壊し、代謝が悪くなってシミやくすみに悩むなんてことが起こるのでしょうか。

美容を妨げる最大の敵!?脳のプチ機能障害。

それが、脳の「プチ機能障害」。機能障害なんていうととても怖いですが、生命にすぐに危機があるようなものではなく、ちょっとずつチューニングが狂っていくような感じといえばわかるでしょうか。

色んな化学物質によって微細な機能障害があちこちに起こり、それが視床下部のコントロールを狂わせていると言われています。近年ではずっと問題になっているキレやすい子供、というお話しも同じ。拒食症、過食症も同じ。また、そこまで過度なものでないにせよ私たちの多くは何かしらの慢性中毒症状、依存症を抱えていると言われています。

この脳に染みついた「本来の働きとは違うクセ」が私たちの美容の最大の敵と言ってもいいかもしれません。

カフェインの場合、1日にカフェイン100mg、濃いめのコーヒー1杯を毎日飲むだけでも中毒性が見られると言われています。コーヒー、コーラ、緑茶、栄養ドリンクなどにもカフェインは多く含まれており、休憩の度にこれらを手にしたいと思う人は注意かもしれません。

例えば夕食の後にコーヒーを飲むことが習慣になっていたら。カフェインは脳を興奮状態に導く働きがありますから、本来は興奮を鎮め、副交感神経を優位にしていきたい夕方、夜には飲まない方が良いですよね。でもそれがわかっていても、やめられない。コーヒーを飲むから、結局熟睡できない。熟睡できないから昼間もなんとなく眠い。眠いからまたコーヒーを飲む。

これでは本来、昼夜メリハリをつけて身体を健康に美しく保っている機能もどんどんどんどん鈍ってしまいます。

他にもアルコール、タバコ、最近では炭水化物や甘いものを必要以上に欲しがる糖質中毒も話題になっています。糖質中毒もお菓子や炭水化物が脳に必要以上に快楽を与えるために、中毒になり、より多くの量を摂らないと気が済まなくなるというものです。

私は2歳半の子供がいるので、このことが身をもってわかります。普段は合成甘味料の多いお菓子や脳への刺激の強いチョコレートなどは一切あげないのですが、たまに周りの方から頂いて食べたりすると、もう大変。まっさらな脳に急に強い刺激が与えられ、息子は中毒のように「チョコレート、チョコレート、チョコレート!!と言い続けます。

そしてそれを与えないと、普段には見せないほどの激しさで泣きわめき要求するのです。でも2、3日与えずに、その刺激が薄らいでいくと途端にそこまでわめき散らさなくなります。「チョコレートっておいしいよね~。また食べれたらいいね~。」などと可愛いことを言ったりはしますが(苦笑)

私たちはこのくらい、口から入れる物質によって脳が左右されているのです。つまり食欲が抑えられなくてダイエットに失敗してしまう、という人は無理やり食欲を抑えようとする前に、どうしたら正常な脳に戻せるかを考えることが大切、ということです。

脳のチューニングを戻すには、ファスティングがオススメ!

さて、チューニングが狂った脳をどうすれば元に戻せるのか。一番良い方法は、ファスティング=断食です。

しっかりとした知識と管理下で行うことが大切ですが、生命維持に必要な水とわずかな栄養だけを液体で摂り、腸を休ませます。この時、脳を刺激する余分な物質も入ってこなくなりますので脳のデトックスにもなるのです。

3日間でもファスティングをすると、とても味覚や嗅覚が敏感になるのがわかります。そしてその時に本当に美味しい、と思うものだけを食べるのです。習慣になっていたコーヒーは、香りがきつすぎる、苦すぎる、と思うかもしれません。

こうして自分の脳の状態を本来の状態に戻せればあとは正常な脳の欲求のままに、食べたいとその時思うものを、食べたい量食べれば一番健康な状態になることができます。

全ての食事を抜くのが難しい場合は糖質だけを1週間抜いてみる、いつも習慣になっているコーヒーやお酒などを1週間抜いてみる。そんな方法もとても効果的です。

脳が正常に機能するようになると、睡眠障害も起こりにくくなります。眠くなったら寝る。寝たいだけ眠る。身体の声に従うだけで、どんどん身体は元気に美しくなっていきます。

ぜひこの夏、思い切って糖質や習慣的に摂ってしまっているものをストップして、美脳作りにトライしてみてくださいね!

[スキンケア大学・美ログ]

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Posted by nob : 2014年06月17日 21:12