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何物も諸刃の剣、、、何事にもバランスが肝要。。。

■悪影響ばかりじゃない!知っておきたい紫外線の「プラスのパワー」

カズ シュライバー

紫外線の強い季節になりました。みなさん、日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなど、紫外線対策はしていますか? 

確かに浴びすぎると、シミやシワ、肌の老化、ひどい場合には皮膚がんになる可能性もあるわけですから、避けたくなるのは当然です。でも、紫外線には、私たちにとってプラスになる面もあることをご存じですか? 

そこで今回は、英語圏の情報サイト『OPRAH』『BenefitOf.net』を参考に、知られざる“紫外線のパワー”をご紹介しますね。

■1日にどれくらいなら日に当たってもいいの?

いくら、体に良いことがあるとはいえ、あまり長く日に当たってしまうと、日焼けやシミ、そばかすが増えてしまいます。1日に15〜20分程度が目安です。日焼け止めは、SPF30以上のものをお使いくださいね。

ちなみに、日焼け止めを毎日つけている人は、時々つける人と比べると、なんと24%もシワ、シミが少ないそうです!

■血圧を下げる

紫外線と血圧……一見、何の関係もないように見えますが、2014年の調査によると、1日20分ほど日の光に当たるだけで、なんと血圧が下がるということが分かってきています。日の光が肌に当たると、一酸化窒素が生産されて、血管をリラックスさせ、血液の流れを良くするからだそうです。

■乳ガンのリスクを下げる

6,000人の女性を対象にして、日に当たった組と、当たらなかった組とを分けて行った実験では、当たった組の方が、はるかに乳がんのリスクが低かったことが分かりました。これはどうやら、日に当たることで、ビタミンDが大量に生産されたからだという見解が一般的です。

何と、ビタミンDは特定の乳がんのリスクを下げることが分かっているといいます。

■認知症やうつ予防にも

最近の調査によると、45歳以上の人で、日常的に日の光を浴びている人と、そうでない人とでは、将来認知症になるリスクに差が出るということがわかっているそうです。

日の光を浴びると、ビタミンDが生産され、体内時計が正しく働きます。さらに、日の光は記憶に関係するセロトニンを生産して、脳の海馬で記憶細胞が作られるのを助けるそうですよ。

セロトニンが減ってしまうと、うつ状態につながるようですから、やはり日の光に当たることは、大切なんですね。

■関節炎予防にも

ハーバード大学の調査によると、日常的に紫外線に当たっている人は、そうでない人と比べて、将来関節炎になるリスクが、約21%も低いということが分かりました。どうやら、これも日の光に当たることによってビタミンDが作られることと関係があるようです。

ビタミンDは、体の免疫機能を向上させるので、関節炎の予防になるそうですよ。

いかがでしたか? この他にも、日の光は体内時計を整え、新陳代謝を上げるので、ダイエット効果があることも分かっています。ただ、何事もいいことばかりではありません。やはり、日の光に当たりすぎると、いろいろな弊害も起こりますから、ほどほどを心がけてくださいね。

[WooRis]

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Posted by nob : 2014年08月22日 17:46