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結局のところ突き詰めれば、、、
最も創造的なのは
ごく自然であり続けること。。。
Posted by nob : 2014年11月26日 09:10
また旅立つ君へVol.80/久方ぶりのhikaruからの便り、、、かのような親しい心象、、、hikaruの旅は終わらない。。。
■旅は楽しいものじゃない。それでも「なぜ旅に出るのか」?
世界中の美しい空、海、山、遺跡、田園、街、人。今、それらは様々なメディアを通してすぐに見ることができます。写真や動画を通じて、わたしが今いる場所から遠く離れた世界の、切り取られたものを見るのは簡単です。
ですが、それらは決して「すべて」ではありません。この世界のどこかにある、ごくごく一部です。
今日は、わたしが大学を休学して8ヶ月間「好きなところに好きなだけ滞在し、その土地の日常を見る」とだけ決めて一人で放浪していた時の話を交えながら、「旅」とはそもそも何なのか考えたいと思います。
「旅」は絶望から始まる
「旅」と呼ばれるもののほとんどを定義づけているのは、「移動」ではないかとわたしは思います。
なにせ、食事をしたりお喋りをしている時間よりも、バスや電車、歩いたり飛行機に乗って移動している時間の方が圧倒的に多いのです。もし仮に移動をやめると「生活」が生まれます。よくバックパッカーの間で、居心地がよすぎて一箇所に長期間滞在することを「沈没する」と言いますが、この「沈没している状態」は、厳密に言えば旅をしている、とは言えないかもしれません。
つまり、旅というのは常に「移動し続ける」ことであるということです。ほかにもたくさん考え方があるかと思いますが、今回は、この定義に則りたいと思います。
さて、移動し続けていると分かるのですが、旅をしている間にふと気づきます、「あれ、わたしってどこまで行ってもよそ者だわ」と。例え行く先々で仲良しの友人や大好きな人ができたとしても、「わたしは根っからここの生活文化に浸ることはできないし、会得することはできない」と感じてしまいました。
わたしは、旅の滞在方法として「カウチサーフィン」を使っていましたが、あらゆる日常には、積み重ねてきた時間、歴史があり、わたしはこの国のことを何も知らず、目の前にいる友人たちが今生きているその土台を積み上げてきたものを何も共有していないという事実に、しばしば打ちのめされました。
それを決定的に感じたのは、8ヶ月の旅の前半でドイツで出会ったアナと、わたしの帰国前にイスラエルを一緒に5日ほど周った時でした。
エルサレムにあるイスラエル博物館に二人で行ったのですが、年代別にイスラエルの、主に戦争の歴史について展示物が並んでいて、入館するや自然と二手に分かれて、思い思いに館内を回りました。そして、ちょうどアウシュヴィッツ強制収容所など、第二次世界大戦中のエリアに来たとき、ふと顔を上げると目の前にアナがいて、わたしも彼女も涙を流しているのに気づきました。
目があっても、わたしもアナも何も言わなかったけれどお互いなんとなく何を考えているかわかりました。そして同時に、過去の歴史を知る同世代の立場では在れるけれど、彼女の涙の本質は、ドイツと日本という違う「背景」がある限り、根底からは共有し得ないのだということにショックを受けました。
永遠によそ者であると自覚することは、大変勇気がいります。なぜなら、圧倒的な孤独を受け入れることになるからです。ですから、わたしの旅はほとんど絶望から始まりました。なんてわたしは無知で無力なのか、という絶望と、どこへ行ってもよそ者で有り続けるという、旅の最中における必然的な孤独に対する、絶望でした。
どこへ行けども居るのは「人」
旅の最中に、本当にわくわくして心躍ることなんて、まさにわたしたちがネットで飽きるほど見ている絶景写真なんかと一緒で、ごく一部でしかありません。
もっと日常的な話をすれば、実際は、お風呂に毎日入れるわけでもないし、食事だって美味しくないものもあるし、街ゆく人に話しかけても誰も助けてくれなかったり、洗濯も満足に出来ず何日も同じ服を着ていることなんてザラです。(もちろん、目的などによってスタイルは変わりますが、言ってしまえばお金さえあればいくらでも快適さを買うことはできると思います。)
先ほど、わたしは「あらゆる日常には、積み重ねてきた時間、歴史があり、わたしはこの国のことを何も知らず、目の前にいる友人たちが今生きているその土台を積み上げてきたものを何も共有していない」と書きました。
けれど、それは日本であろうとどの国であろうと同じなのではないか、と思うのです。生まれてこの方まったく同じ環境で育った人間なんで誰ひとりとしていないのだということです。当たり前です、当たり前ですが、わたしたちは普段「日本人だから」「女だから」「男だから」となんとなくわかりやすいカテゴリーによってイメージを固定化しているように思います。
ですが、そのイメージから大きく逸れることだって十分有り得ますし、生活や文化の土壌が違うから分かり合えない、というのは異国であろうと日本であろうと発生する現象なのです。だから「ああ、これは解決できるできないの問題ではなく、揺るがない事実で、だから優劣とかそもそも無いんだ」と分かり、すっと憑物が落ちたようでした。
また、三大欲求や衣食住といった、人間を人間たらしめる要素は、国の違い云々は全く関係ありません。結局、行けども行けども、人は人がいるところへ旅をしようとするのだと思います。移動する先、旅の先には、かならず「人」がいました。
理由や目的はどうでもいい。まずはやってみる
冒頭の問いに戻りましょう。「旅」とはなにか?
これに答える前に、わたしがよく聞かれる質問について、さいごに少しだけ。
8ヶ月の一人旅に行っていたと言うと、「どうして旅へ行ったの?」とよく聴かれます。ですが、一度として納得のいく答えを返せたことがありません。なんとなく、目的や理由というのはいくらでも後付けできると思います。ただ、「移動」することによって得た気づきは、同じ場所で延々生活し続けていただけでは決して得られないものでした。
旅に出ようか迷っているひとに、「まあまずは行ってみなよ」と言うのは簡単です。やってみないと、自分が何を求めていたのか分からないこともあります。まずは、行動に移せないのか移さないのかを明らかにすること、そしてそれが解消できることであれば、ひとつずつ潰していくしかありません。そこから、「旅」を通した自分との対峙が始まっていると思います。
ですから、まとめると、旅とは「移動」であり、よそ者であるわたしが、自分と周りの世界の孤独と向き合うための手段だと思います。
さいごに、付け加えておきたいのは、これらはすべてわたしの「感覚」の話で、「教養」の話ではないということです。そしてもちろん、すべての人に当てはまる話でもありません。あなたもわたしも永遠によそ者、でも分かり合おうと近づけば、なにか共鳴するものが見つかるかもしれません、あなたもわたしも「人」であることは同じですから。
Misaki Tachibana
富士山の麓で生まれ、今は日本文学を勉強中。好きな作家は川上未映子と堀田善衛。おばあちゃんになったら、国内外問わず、山の中で書道の先生をやるのが小さい頃からの夢です。
[TRiPORT]
Posted by nob : 2014年11月26日 08:14
受け容れるためには、、、まずは受け止めることから。。。
■平凡がいちばん!? 幸福学者が「幸せ」を語る
ドイツにおける幸福研究の第一人者、ヘルベルト・ラスツィオ氏の子女、ソニアさんは、一風変わった幸福論で有名です。彼女の幸福感とはいったいどんなものなのでしょうか。
幸せになる秘訣は「受けいれること」
著書「幸福なんてクソくらえ(現題:Fuck Happiness)」をとおして時の人となった彼女。「ヨーロッパにおける幸福研究所」の研究員としても働いています。そのソニアさんによると、幸福を感じるうえでいちばん大切なものは、「受けいれること」であるといいます。
1、自分の力ではどうしようもないことを受けいれる
現実を見て、ときには事務的になることができる人間の方が、人生の満足度が高いといいます。仕事にしろ、家族にしろ、友人・恋人に至るまで、私たちは「こうあるべき」という思いに縛られてしまいがち。しかし、そういったいき過ぎた期待感を強くもつほど、かなわなかったときにの失望は大きいのです。
2、人を幸せにしようとすると自分にもどってくる
人が不幸を感じる原因は、他人から何かがもらえることを常に期待しているから。つねに他人に期待してばかりではいけません。自分を幸せにしてくれるのはなにか、だれかを幸せにしてあげられるものはなにかを考えましょう。そうすると、おのずと信用や信頼という、人と自分を幸せにしてくれるものが見えきます。
「Sonia Lazlo」より引用
ソニアさんは幸福が人間にとってどのように働いているのか面白い例を挙げています。
サルにリンゴを1個与えます。するとサルは喜びます。つぎに、こんどはレーズンを与えます。すると、リンゴをもらったときよりももっとサルは大喜びします。少したってから、そのレーズンを取りあげます。その結果、目の前のレーズンがなくなったことにサルは深く落ちこむと言います。
日々を受けとめるのが大切
人間もおなじように「もっともっと」と欲を出すことで幸せになろうとします。けれど、この「幸福感」は長くは続きません。本来のありがたみ(最初にもらったりんご)をすぐに忘れてしまうからです。だから普通でいること、いまの状況に満足して平凡でもいいからそのままの日々を受けとめる。そのことで、すこしいいことがあったときに幸福を感じられるようになるのだと思います。
そして、幸せを長続きさせたいのなら、日々のちいさな満足を感じとれるようにするのが大切です。幸福とはすでにあなたの手のなかにあるのですから。
[Sonia Lazlo/MY LOHAS]
Posted by nob : 2014年11月26日 08:07
いずれにせよ私は朝晩ゆったり美味しくいただく毎日です。。。
■コーヒーは結局、カラダに良い? 悪い?
食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、あふれています。この連載では、現在米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と病気に関する基礎研究の経験、論文や米国での状況などを交えながら、健康や医療に関するさまざまな疑問や話題を、グローバルな視点で解説していきます。
全日本コーヒー協会が発表したデータ(出所:ICO統計/2014年7月)によれば、日本のコーヒー消費量は世界でも第3位に入るほど、コーヒー愛好国になっています。
一方で、気になるのがコーヒーが健康に与えるという“うわさ”の数々。はたして真相はどうなっているのでしょうか?
コーヒー愛好家のみなさんの中には、“悪いうわさ”──不眠になる、情緒不安定になる、発がん性があるなど──から、「控えている」という人も多いかもしれません。でも、真相はどうなっているのでしょう?
ハーバード公衆衛生大学院は、科学的根拠に基づいたダイエット&栄養の情報を、臨床医など医療従事者、メディアや一般の人向けに提供しています。その中で、「コーヒーと健康」に関するいくつかの疑問に、同大学栄養学科のロブ・ヴァン・ダム教授が、自身の研究から答えているものがあります。さっそく、見ていきましょう。
■参考文献
Harvard School of Public Health「Ask the Expert: Coffee and Health」
[1]ダム教授の研究結果による、コーヒー愛好家の良いニュースとは?
ダム教授らハーバード大学の研究者は、約13万人の健康な男性と女性のボランティアを対象に、コーヒーの摂取と死亡率の関係を調査しました。
研究開始当時、対象者は40〜50代で、その後18〜24年間の追跡調査を行いました。期間中に、コーヒーの消費量を含め、対象者の食生活やライフスタイルの習慣を追跡し、さらに死亡した人を記録。コーヒーが、がんや心血管疾患などあらゆる原因による死亡のリスクには関係がないという結果が出ました。
さらに、1日にコーヒー6杯まで飲んだ人でも、死亡のリスクは増加しませんでした。つまり、一般の人にとってはコーヒーが、深刻で有害な健康への影響がないことを示しています。
■参考文献
American College of Physicians.「The Relationship of Coffee Consumption with Mortality」
[2]コーヒーが有害ではないことが、どうして重要な研究結果?
コーヒーは、喫煙や飲酒などと同じように、不健康な習慣というイメージがあります。そのため、コーヒーが好きなのに、飲む回数を減らしたり、やめるための努力をしている人も多いでしょう。ですから、コーヒーが有害ではないという結果が重要なのです。
[3]毎日飲む、コーヒーの量の上限は?
もしコーヒーを飲んで、振せん(意思とは無関係に起きる、細かいふるえ)、不眠、ストレスや不快を感じているなら、明らかに飲み過ぎです。ダム教授らの研究によれば、コーヒーを1日6杯まで飲んでも、死亡率やその他の健康への負の影響は、特にありませんでした。
ただし、注意が必要なのは、ほとんどの研究のコーヒー1杯の定義は、カフェイン100mgを含む、8オンス(=約240ml)のカップで行われていること。例えば、ティーカップであれば150ml程度、マグカップだと250〜300ml程度のものが一般的なので、マグカップで6杯だと、多くなってしまう可能性が高いですね。
もう一つ、これらの研究で飲まれるコーヒーは、ブラックか、入れても砂糖やクリームを少量だということも、注意が必要です。コーヒーにポイップクリームを浮かべたウインナーコーヒーや甘いカフェオレを飲み過ぎれば、肥満や糖尿病の原因になりますので、ご注意ください。
[4]それでは、コーヒーの利点を示す研究はありますか?
ここ数年の研究で、コーヒーの摂取で、2型糖尿病、パーキンソン病、肝臓がんや肝硬変が予防されるのではないかとの発表がされてきています。また、ダム教授らの研究では、めったにコーヒーを飲まない人に比べて、定期的にコーヒーを飲む人は、心血管疾患による死亡のリスクがやや低くなりました。
ただし、この分野の研究は、議論が非常に活発で、まだまだ賛否両論。今の段階では、コーヒーが好きではない人に対して、健康に良いからと無理にコーヒーを飲むことを薦められません。
ただし一般的に、妊娠中や、血糖や血圧のコントロールに悩む方以外は、コーヒーは、ヘルシーな飲み物の1つと言えます(もちろんブラックや砂糖、ミルクが少量のコーヒーに関してです)。
[5]どうして科学者たちの間で意見が対立するのですか?
多くの人は、「コーヒー=単なるカフェイン入りの飲み物」と考えています。ところが実際には、非常に多くの異なる成分を含む、とても複雑な飲料です。ですから、コーヒーを飲むと、健康に多様な影響をおよぼします。でもそもそも、どんな食品もさまざまな成分を含むわけで、コーヒーに限らず、単純な食品はほとんどありません。
そんななか、現在、コーヒーが健康に与える影響に関して、具体的な研究が行われています。例えば、コーヒーが糖尿病のリスクになるかなどですね。一方で、ダム教授らの研究は、長期間にわたるコーヒー摂取と死亡率を見て、全体的な健康への影響を調査したものでした。
もともとコーヒーの研究は、ほかの食品よりも少し複雑でした。背景にはコーヒーを飲む人の中に喫煙者、運動不足の人、栄養のバランスが欠けている人が多く、特に初期段階の研究では、それらのライフスタイルの因子を除外することが難しかったことが影響しています。結果、数十年にわたり、実際には、ほかの因子が関係している可能性があるにもかかわらず、コーヒーがある種のがんや心臓病のリスクを増加させると報告されていました。
ダム教授らの調査のように、すべてのライフスタイル要因についての多くの情報を含む大規模な研究では、それらのリスクは見つかりませんでした。
[6]妊娠中のコーヒーやカフェインのリスクに関する最新の研究結果は?
妊娠中の女性のコーヒーやカフェインの大量摂取が、流産のリスクを高める可能性についての論争があります。まだ結論はついていません。ただし、カフェインは胎盤を通過し、胎児に到達し、胎児はカフェインに非常に敏感です。ですから、妊娠中の女性は1日1杯程度に控えるべきだと考えられます。
[7]高血圧や糖尿病の人は、コーヒーやカフェインの摂取量を減らすべき?
カフェインをまったく摂取していない人がカフェインを摂取すると血圧が上昇しますが、摂取後1週間以内に、血圧の上昇は顕著に表れなくなります。
ただし、数週間、継続的にカフェインを摂取した場合、血圧の上昇が少し残る場合があります。
もともと高血圧でなければ、カフェインは血圧に影響しません。ただ、高血圧の人で、血圧のコントロールに悩んでいる場合は、カフェインなしのコーヒーを試して、血圧に良い影響があるかどうか確認してみると良いでしょう。
糖尿病に関しては、パラドックス(逆説的)といえます。多くの研究で、カフェイン入り、カフェインなし、どちらのコーヒーを多く飲む人も、2型糖尿病のリスクが低いと報告されています。ところが急性期(症状が比較的激しい時期)は、カフェイン入り/なし、どちらかのコーヒーを飲んだあとにブドウ糖を多く含む食品を摂取すると、インスリンの感受性(インスリンの効き具合)が下がり、血糖が予想以上に上がります。
これまでに、コーヒーの摂取と、血糖のコントロールに関する長期経過を観察したデータはありません。ただし、糖尿病の人で、血糖のコントロールに悩んでいる場合、カフェインなしのコーヒーを試してみて、血糖によい影響があるか確認してみてください。カフェインあり/なしの両方を同時に止めるより、カフェインありからなしにスイッチしてみてください。カフェインなしのコーヒーが血糖の反応を抑えたという報告もありますから。
[8]コーヒーでパラドックスが起きる理由は?
カフェインそのものが健康に与える影響と、カフェイン入りコーヒーとが同様に語られるケースが多いことも要因でしょう。カフェイン入りのコーヒーでも、一般的にはカフェイン含有量に基づいて健康への影響が予想されていることが多いわけです。
例えば、運動のパフォーマンスを上げる点から考えると、カフェイン摂取はある程度有益と考えられています。ただし、この場合のカフェインは、カフェイン入りのコーヒーを想定していません。
またカフェインと、カフェイン入りコーヒーの効果を比較した場合、カフェイン入りコーヒーは血圧の上昇を引き起こしますが、含まれているカフェインの量から想定されるよりは、弱いものです。食後のコーヒーとカフェインが、血糖値に与える影響についても同様のことが言えます。
コーヒーには、カフェインの効果を打ち消す化合物が含まれている可能性があるのです。今後、より多くの研究が必要なポイントです。
[9]ペーパーフィルターでコーヒーを淹れるとヘルシー?
コーヒーはLDL(悪玉)コレステロール値をあげるカフェストールと呼ばれる物質が含まれています。カフェストールはコーヒーの油性成分(油性画分)に含まれます。
ペーパーフィルターでコーヒーを淹れると、カフェストールは、フィルターに残ります。一般的に、フレンチプレスコーヒー、トルココーヒーなど未ろ過のコーヒーは、カフェストールの量がはるかに高くなります。コレステロール値が高いなどで気になる人は、ペーパーフィルターで淹れたコーヒーやインスタントコーヒーを選んだほうが良いでしょう。
エスプレッソは、フレンチプレスコーヒー、トルココーヒーなどよりも、カフェストールが少なく、ペーパーフィルターで淹れたコーヒーよりも高くなります。
ということで、全般的に見れば、コーヒーはヘルシーな飲み物といえますね。愛好家の人も、安心して、コーヒーを楽しんでください。また、妊娠中の女性、血圧や血糖のコンロトールに悩んでいる人は、コーヒーを控える、カフェインなしのコーヒーに切り替えることを検討してください。
これからも、コーヒーのさまざまな成分の解析が進むのが楽しみですね。
大西睦子(おおにし・むつこ)
医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部附属病院血液・腫瘍内科にて、造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。2008年4月より、ハーバード大学にて、食事や遺伝子と病気に関する基礎研究に従事。著書に『カロリーゼロにだまされるな——本当は怖い人工甘味料の裏側』(ダイヤモンド社)。
[日経トレンディネット]
Posted by nob : 2014年11月22日 23:25
実体経済活動を伴わない資産運用は砂上の楼閣。。。
■アベノミクスで恩恵を受けたのは…"富裕層"と"超富裕層"が100万世帯超える
野村総合研究所は18日、2013年の純金融資産保有額別世帯数と資産規模の推計結果を発表した。それによると、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」および同5億円以上の「超富裕層」の世帯数は計100.7万世帯となり、2000年以降のピークである2007年を10.4万世帯上回った。
内訳は、富裕層が95.3万世帯、超富裕層が5.4万世帯。前回調査の2011年と比べると、富裕層は25.4%増、超富裕層は8.0%増、合計では 24.3%増となった。増加した理由としては、2011年時点では純金融資産が5,000万円以上1億円未満だった「準富裕層」268.7万世帯のうち、多くがこの2年間に資産を増やして富裕層になったためと推測している。
富裕層・超富裕層の保有する純金融資産総額は前回比28.2%増の 241兆円。内訳は、富裕層が同16.7%増の168兆円、超富裕層が同65.9%増の73兆円となった。2007年の254兆円には届かなったものの、 2009年(195兆円)、2011年(188兆円)の推計結果を大きく上回った。
同調査は、富裕層・超富裕層の純金融資産総額に関しては、リーマン・ショックや東日本大震災の影響から、ほぼ回復したと判断。純金融資産額の増加が著しい理由については、保有する金融資産に占める株式や投信の比率が高いことが考えられるほか、富裕層・超富裕層には、上場企業等のオーナー経営者や上場・非上場企業の株主が多く含まれるため、アベノミクスによる株価上昇がもたらした金融資産増加の影響が大きかったと分析している。
[毎日新聞]
Posted by nob : 2014年11月19日 17:25
長年精油を愛用してきましたが、飲用したことはありませんでしたので、早速試してみようかと思います。。。
■胃腸の荒れとニキビに効く!?天然の殺菌エキス「ハッカ油」の威力とは?
丸田みわ子
秋冬は、外も室内も空気が乾燥して、のどがイガイガしやすい季節。そんな時、美容にも良さそうな「ハッカキャンディー」で、のど予防をする女子も多いことでしょう。このハッカ、のどの殺菌だけでなく、飲み会シーズンで疲れた胃腸の改善、ニキビ予防と女子の悩み改善に適しているようです。詳細を見てみましょう。
■「ハッカ油」とは?
ハッカはミントの和名のこと。アロマショップでミントの精油を買うと高価ですが、ドラックストアに「日本薬局方」準拠の「ハッカ油」があり、数百円で購入できます。「日本薬局方」準拠のものなら、ハッカ油は「薬」のように内服することもできるのです! ハッカにはメントールという殺菌作用のある成分が含まれており、口に入れた途端、スーッと鼻の通りが良くなって、気分がさわやかになるのも特徴ですね。
■風邪予防!ニキビ予防に効果あり!?
のどをはじめ、体内の各器官の粘膜を殺菌したり、胃腸の消化不良を改善する効果も望めるので、飲み会シーズンの“飲みすぎ”、“食べすぎ”で弱った胃腸の改善にも役立つでしょう。またリラックス効果も期待できるので、イライラ予防にも! そして外用としての美容アイテムとしても活躍。皮膚の殺菌作用が期待できるので、水で濡らしたコットンに数滴たらして顔を拭けばお肌が殺菌でき、ニキビ予防や外気で汚れたお肌のクレンジングにもなりますよ。
■「ハッカ油」の取り入れ方
スーパーのハーブコーナーで買えるミントだと1パック全てを使い切るには大変ですよね。そこで「ミント油」を大いに内外美容として取り入れて、秋冬の美容悩みを改善しちゃいましょう!
・ミネラルウォーターに1~2滴入れて飲めば、のどのイガイガや風邪予防になりますし、のどの痛みがひどい場合は“うがい薬”の代わりにしても良いでしょう。
・ミネラルウォーターや精製水をスプレー式の空容器に入れて、ハッカ油を数滴たらしたものを持ち歩けば、ニキビがひどい時の殺菌や、手の殺菌、食後の口臭対策としてマウスウォッシュなどにも使えます!
・熱湯に数滴たらして飲めば、話題の「お白湯ビューティー」にも!
・バニラアイスやアップルパイ、カットフルーツに数滴たらして頂くと、スイーツを食べてしまった罪悪感も減り(?)、気軽にビューティーおやつとして摂取できます。
・サラダのドレッシングやマリネ、お刺身、お肉の素焼きなど味付けのシンプルなお料理にプラス。
秋冬は空気が乾燥してウイルスも蔓延しやすい季節。殺菌効果が望め、ドラックストアで見つかる「ハッカ油」を日常生活に取り入れて、体の内側からも外側からも、健康と美肌を守りましょう!
[Life & Beauty Report]
Posted by nob : 2014年11月17日 16:29
病院と医師の選択、治療方針の決定、ライフスタイルの転換、、、自らを救うのは自分自身。。。
■がんに負けやすい人の特徴は?
健康に気をつけていても、病気になるときはなる。最終的に明暗を分けるのは、病気と適切に向き合うことができるかどうか。だが、よくも悪くも情報が溢れている世の中だ。「世間には、患者の不安に付け込むニセ医学も蔓延している」と警鐘を鳴らすのは、現役の内科医であるブロガーのNATROM氏。「例えば、流行りの『がんは治療するな』という言説。論拠となっているのは『がんによる死の80%は三大治療(手術・抗がん剤・放射線療法)によるものである』『アンケートで271人の医師に“あなた自身に抗がん剤を打つか”と質問したところ270人が“断固NO”と回答した』といった情報ですが、いずれも出典が明らかではなく、現代の医療事情に則してもいない、明らかなデマです」
とりわけ、大きな誤解を受けているのが「抗がん剤治療」だ。
「多くの場合、固形がんに対する抗がん剤治療は延命治療にすぎず、その意味ではいずれ亡くなってしまいますが、副作用を考慮してでも長生きしたい患者さんにとっては検討に値する選択です。また、白血病などの血液性がんには抗がん剤がよく効く。これらの事実を無視して『抗がん剤は毒だ』という単純な主張を鵜呑みにすると、いたずらに寿命を縮めかねません」
厄介なのは「自分は抗がん剤など使わなくても治った」などの経験談を持ち出し、善意で患者にアドバイスをする身内や知人の存在。
「がん治療はケースバイケースなので、体験談に振り回されるべきではない。食事療法の類いも、少しなら心の安寧になりますが、やりすぎると闘病時に何よりも大切な“体力”を奪います」
専門家の意見をやみくもに求めるのも危険行為だという。
「主治医の紹介状を持って別の医師の意見を聞く『セカンドオピニオン』と、紹介状を持たない『ドクターショッピング』は別物。後者の場合、患者さんの説明だけでは病状も主治医の治療方針も正確にはわからず、ツラい検査をやり直したりするハメに。主治医に黙って診てもらっているため、異なる結論が出たときにどちらを取るか悶々としてしまう患者さんもいますね。なんにせよ、余計な消耗を強いられるだけです」
◆TEST 当てはまる項目にチェック!
□ 100万部売れている医療本の内容は信用していいと思う。
□ 実際に病気を経験した人の体験談に勝る情報はないと思う。
□ 病院の治療だけでは不安なので、食事療法にもこだわりたい。
□ 体調がいいときは、ムリに薬を飲まなくてもいいと思う。
□ 主治医以外の意見も聞きたいので、とりあえずいろんな病院を回りたい。
3つ以上は赤信号だ。11/17発売の週刊SPA!では「早死にする人検定」を行っている。ほかにもチェック項目があるのでぜひ試してほしい。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
[日刊SPA!]
Posted by nob : 2014年11月17日 16:21
沖縄県の民意に賛同応援、、、解散総選挙での現政権の様々な暴挙への国民による歯止めに期待します。。。
■翁長氏「断固」、移設阻止に決意
「断固とした気持ちで」=翁長さん、移設阻止に決意―沖縄知事選
初当選を勝ち取った翁長雄志さん(64)の那覇市の選挙事務所では、午後8時すぎに当確の情報が伝わると、詰め掛けた支援者約300人が指笛を吹き鳴らし、抱き合って喜んだ。翁長さんは「(埋め立て承認の)取り消し、撤回に向け、断固とした気持ちでやっていきたい」と力強く語った。
翁長さんは沸き上がる「オナガ」コールの中、支援者一人ひとりと握手。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「(反対の)民意はしっかり出た」と語った。沖縄に基地が集中する現状を「国土面積の0.6%に74%の基地はいくらなんでも理不尽だ。国民全体で日本の安全保障を考え、負担してもらいたい」と訴えた。
移設に反対する稲嶺進名護市長(69)も駆け付け、「県知事もノー、名護市長もノー。辺野古移設は必ず止められる」と強調した。
[時事通信]
■<沖縄知事選>「公約違反」響く 仲井真さん
沖縄知事選で、辺野古移設推進を訴えて3選を目指した仲井真弘多(なかいま・ひろかず)さん(75)の陣営は、落選という結果に重苦しい雰囲気に包まれた。那覇市の陣営事務所で仲井真さんは支持者らを前に「思いもよらない結果となった。ひとえに私の力不足。不徳のいたすところで申し訳ありません」と敗戦の弁を語った。
報道各社のインタビューには「全く想像外、全く考えもしない結果というふうにしか申し上げられない」と話した。
前回知事選で「県外移設」を公約に再選しながら、任期途中で辺野古移設推進に転じたことで浴びた「公約違反」批判を最後までかわせなかったが、影響を問う質問には「私はみじんも公約を変えたとは一言も言っておりません」とぶぜんとした表情。今後については「今は選挙で負けたというリアルなあれがない。明日以降考える」と語った。
[毎日新聞]
■那覇市長に城間氏 県都初の女性リーダー
第21回那覇市長選は16日に投開票され、無所属新人で前副市長の城間幹子氏(63)が過去最高得票数となる10万1052票を獲得し、無所属新人で前副知事の与世田兼稔氏(64)=自民、公明推薦=に4万3284票差をつけて初当選した。城間氏は米軍基地問題を最大の争点に掲げ、県知事に当選した前市長の翁長雄志氏(64)と二人三脚の選挙戦を展開。30年余の教職経験を生かした子育て施策も訴えて女性票や幅広い層を取り込み、那覇市政初の女性市長になった。
城間氏は基地問題で「辺野古移設に反対」と訴え、支持を拡大した。与世田氏は「基地問題は那覇市の問題ではなく、争点は新しい那覇市の展開」と訴えたが、出遅れも響き支持は伸びなかった。
当日有権者数は24万8914人。投票率は65・25%で前回選挙より25・82ポイント上回った。
城間氏は1951年1月生まれ。伊是名村出身。宮城教育大卒。80年に教員採用され、中学校の国語教諭として採用された。市内の中学校や香港日本人学校中学部で校長、市教育委員会学校教育部長、教育長を経て2014年4月から11月4日まで副市長を務めた。
風格ある那覇に
城間幹子氏
知事選のオール沖縄の力を私もいただいた。これから私が市民に恩返しをする。翁長さんから受け取ったバトンを握り、職員と力を合わせ、沖縄のフロントランナー、県都那覇市を運営する。風格ある那覇市へとさらに高みへと押し上げていきたい。
[沖縄タイムス]
■衆院選前、政権に冷や水=野党「痛烈な政府批判」―沖縄知事選
沖縄県知事選で自民党推薦の現職が敗れ、安倍政権は衆院解散・総選挙を前に冷や水を浴びせられた。政府が推進する米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に県民が「ノー」を突き付けた形となり、野党からは「痛烈な政府批判」との声も上がった。
自民党の茂木敏充選対委員長は16日夜、党本部で記者団に「大変厳しい結果と受け止めている。最後の最後まで全力で頑張ったが、一歩及ばなかった」と語った。衆院選への影響に関しては「首相が何ら言及しておらず、私から言及することもない」と述べるにとどめた。
礒崎陽輔首相補佐官はBS―TBSの番組で、辺野古移設について「粛々と進めたい。国の安全保障の問題だから基本的な線は崩せない」と強調。「沖縄の(負担)軽減をしっかりと図っていきたい。次期知事といろいろ話し合い、同じ気持ちに成り切るよう努力したい」とも述べた。
自主投票で臨んだ公明党の斉藤鉄夫選対委員長は取材に対し、勝利した翁長雄志氏に祝意を表し「沖縄県発展に尽力することを祈る」と語った。同様に自主投票となった民主党は、枝野幸男幹事長が記者団に「今回の民意を踏まえ、一層丁寧な手続きで県民の理解を得ながら対応するよう要請したい」と述べた。
維新の党の松野頼久国会議員団会長はコメントを発表し「新知事と必ずしも見解が一致するものではない」としながらも、「この結果は、県民の思いを軽視して強引に移転を進めてきた政府に対する痛烈な批判でもある」と指摘した。
一方、翁長氏を支援した共産党の志位和夫委員長は記者会見で「新基地建設は直ちに断念すべきだ」と訴え、社民党の又市征治幹事長は「誇りある豊かな沖縄を目指して尽力する」との談話を出した。
[時事通信]
Posted by nob : 2014年11月17日 08:00
また旅立つ君へVol.79/遠回りばかりしてきたからこそ、、、
自分自身が満足するという原点に辿り着くことができた。。。
Posted by nob : 2014年11月15日 19:55
ツボ、、、侮れません。。。Vol.2
■肩に3つ、背中に2つ、おへその周囲に2つ、手に2つ、そして足に4つ、万能のツボと呼ばれている計13のツボ。これだけ覚えておけば、まずほとんどの症状がカバーできるというツボを紹介します。
肩のツボ
風池【ふうち】
熱っぽい、セキが出るなどの風邪の症状にピッタリ。
そのほか目、耳、鼻、頭痛にも効果があります。
頭を支える太い2本の筋肉のはえぎわのところ、天柱のツボのさらに1㎝くらい外側、風邪のツボともいわれる。
髪に注意。
肩井【けんせい】
首や肩のコリ、寝違え、目、耳、歯痛、頭痛など。全身の血行がよくなるので冷え症にも効果があります。
首のつけ根と肩の先のちょうど中間で押すと重い痛みのあるところ。
天柱【てんちゅう】
目、耳、鼻など頭に関するツボ、頭痛にもピッタリ。慢性的な、なんとなく頭が重いときにも効果があります。
頭のうしろのはえぎわ、頭を支える2本の太い筋肉の間のくぼみから両側に親指1本分外側にあるツボ。
髪に注意。
背中とおなかのツボ
命門【めいもん】
つかれをとり体調をととのえるツボ。腰痛、冷え症、下痢などひろくカバーします。
おへそのちょうど真裏の背骨と背骨の間にあるツボ。
志室【ししつ】
元気がでない、腰痛、冷え症など、つかれたとき思わず腰に手がいく、あの場所にあるツボです。
おへその真裏にある命門から指4本分両外側にあるツボ。
天枢【てんすう】
消化不良、慢性的な下痢、便秘にきくツボ。さらにヒザや腰痛にもきくとされています。
おへその両側、指3本外側のツボ。
関元【かんげん】
胃腸障害をはじめ、冷え症、生理痛など女性特有の症状にも効果があります。
おへそから下に指4本さがったところ丹田とも呼ばれるところ。
手のツボ
合谷【ごうこく】
風邪のひきはじめや目、鼻、歯の痛みなど首から上の症状に効果的。ほかにも肩こり、ストレスなど万能のツボともいわれています。お灸体験にはまず、この合谷でためしてみることをおすすめします。
手のこうを上にして親指と人さし指の間のくぼみを押え、痛みのあるところ、気持ちのいいところ。
曲池【きょくち】
ヒジの痛み、肩こり、テニスエルボー、パソコンつかれ、歯痛や胃腸をととのえる役割もあります。
右の曲池は右手を曲げ、左手の親指で右のヒジの曲がり角を押さえ、痛みのあるところ、気持ちのいいところ。
足のツボ
承山【しょうざん】
足のつかれ、むくみなど足の症状にきくツボ、こむらかえり、ギックリ腰にも効果があるとされています。
かかとからアキレス腱に沿って指を上にすべらせてきて、ふくらはぎの筋肉の境目にあたるところ。
湧泉【ゆうせん】
首のコリをほぐし、頭の血行をよくする。体のだるさ、つかれを取る。腰や膝痛、不眠にも効果があるとされています。
足の裏、土ふまずの前のほうにある。足の指をギュッと曲げたときにくぼむところ。
足三里【あしさんり】
病気予防、体力増強以外にも足のつかれ、むくみ、胃腸の症状にも万能養生のツボ。
ヒザのお皿の下のくぼみから指4本分下にさがった向うずねの外側にあります。
三陰交【さんいんこう】
消化器、肝臓、腎臓などの働きを助けると共に女性特有の症状には欠かせないツボです。
足の内側のくるぶしから指4本くらい上の、スネの骨の内側のくぼみにあるツボ。
[せんねん灸]
Posted by nob : 2014年11月15日 19:43
ツボ、、、侮れません。。。
■ツボ押しで美肌をゲット!お部屋で簡単セルフマッサージ
忙しくてゆっくりとマッサージに通う暇もない、色々化粧品を試したけど改善しないという時には、時間も手間もあまりかかからず、そのうえ効果を実感しやすい美肌のためのツボを押して、セルフマッサージで美肌をゲットしましょう!
■基本のつぼの押し方
押すとぽこっと指が入る場所、また押して気持ちが良い所がツボなので、下で説明する各ツボの場所を参考に、そのまわりを押して探してみてください。見つかったら息を吐きながら押します。3秒くらいしたらゆっくりと離します。これを5回から10回繰り返します。この時あまりにぎゅうぎゅう押すと、ハリカエシといって筋肉痛のようになったり、周辺を痛めてしまったりしますので、イタ気持ち良いくらいの強さで押してください。
■胃腸の調子を整え、便秘に効くツボ
胃腸の調子が悪いと、きちんと食物が消化・吸収されないため、お肌に行くはずの栄養が少なくなってしまいます。ストレス気味で胃が重い……という人でイマイチお肌に元気がないと感じる人は、まず下記の“足三里(あしさんり)”というツボを押してみてください。また、要らないものを腸に溜めておく便秘は、便の中にある毒素を腸から吸収することになり、血流に乗って皮膚に毒素を運んでしまいます。そうするとお肌に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、一刻も早く出すことが必要ですが、“足三里”は便秘にもよいとされていますので、便秘の人も押してみるといいかもしれません。
・ツボの場所
“足三里”は、膝のお皿の下から指4本分くらいの所にあり、スネの骨と側面の骨が交わる所の際の近くにあります。その辺りを押して、ぽこっと指が入る所がツボになります。
■血行改善に繋がるツボ
お肌の栄養は血が運んでいきますが、冷えなどで血行が悪くなるとお肌への栄養が足りなくなり、活き活きしたお肌になりません。そこで、血行を改善するツボ“三陰交(さんいんこう)”を押して血行を改善しましょう。デスクワークで下半身を動かすことが少なく血行が悪くなっている人や、立ち仕事で足が冷え気味という人にもよいツボです。“三陰交”は冷えからくる生理痛にも効くツボなので、毎月ツライ!という人にもオススメ。ただし妊娠中は注意が必要なツボなので、妊娠の可能性がある方や、妊婦さんはよく調べてからおこなってください。
・ツボの場所
足の内側のくるぶしの上から指4本くらい上の骨の際にあります。
■皮脂分泌を調節するツボ
毛穴から分泌された皮脂は、汗と混ざり皮脂膜になります。こうしてできた皮脂膜は体内の水分の蒸発を防いだり、細胞間脂質・NMFと一緒になり、お肌を守る役割を持っています。そのため皮脂が少ないとバリア機能が弱くなり、お肌が乾燥してしまうのです。しかしこの皮脂が多すぎるとベタベタとして、不快になりますよね。そこで皮脂分泌を整え、程よくしっとり肌を目指すべく皮脂分泌を調整しストレスにも効くツボ“合谷(ごうこく)”を押しましょう。
ツボの場所
親指と人差し指の骨の交わる所の際にあります。押して気持ちがよい場所を探してみてください。
今回は、自分でできる簡単なツボ押しをご紹介しましたが、あまり熱くないアロマの香りのお灸や、ツボ押しグッズなどもたくさんあるので、そういうのを活用してもよいかもしれません。ぜひセルフマッサージで美肌をゲットしてくださいね。
[Life & Beauty Report]
Posted by nob : 2014年11月15日 19:32
休酒、休煙、玄米と雑穀白米&菜食中心の体質改善生活もはや10ヶ月、、、私の心と身体は劇的に変貌しました。。。
■中性脂肪が高くなる原因とは
さやか美容クリニック・町田 院長/皆木靖紀
健康診断で引っかかったことで、初めて中性脂肪値が高かったことに気づく人も多いと言います。そのなかの多くは、普通に生活しているだけなのになぜ?と疑問を持つのだとか。そこで、中性脂肪値が高くなる原因について解説します。
中性脂肪値を高める原因とは?
遺伝や肥満、未診断の糖尿病など、中性脂肪値を高める原因はさまざまですが、もっとも影響が強いのは暴飲暴食です。
精製された炭水化物である白パンや白米、麺類、清涼飲料、お菓子やアルコールの過剰摂取は、中性脂肪値を高める大きな原因となります。精製された炭水化物はインスリンの急激な上昇を招き、インスリンを作るすい臓に負担をかけます。
インスリンは炭水化物の消化に欠かせませんが、炭水化物を過剰に摂取するとその働きに不具合が生じ、消化しきれなかった炭水化物が中性脂肪の材料となってしまうのです。また、アルコールも中性脂肪を分解する酵素の働きを低下させるため、中性脂肪値を高める原因となります。
肥満が中性脂肪を倍増させる
暴飲暴食などが原因で体内に蓄積された中性脂肪は、肥満を招きます。そして、その肥満がさらに中性脂肪を高めるという悪循環になるのです。
肥満になると体内に脂肪が溜まりますが、太ももやお尻につく皮下脂肪や主にお腹まわりにつく内臓脂肪以外は、ほとんど全てが中性脂肪です。
肥満になると動かなくなり、エネルギーの消費が低下します。しかし、食欲は変わらないため、食事量はいつもと変わりません。そうすると、余分な糖質や脂質が溜まってしまうため中性脂肪も増え、さらに太り、さらに中性脂肪も増える…という悪循環が起きてしまうわけです。
タバコも中性脂肪の原因に
タバコに含まれるニコチンには交感神経を刺激させる作用があるため、血圧を上げ心拍数を高めるなど、心臓に負担をかけますが、ほかにも次のような問題を引き起こします。
・中性脂肪の原料となる血液中の遊離脂肪酸を増やす
・善玉コレステロールの濃度が低くなる
・血液中のコレステロールが酸化し、粥状動脈硬化が進行する
これらは、いずれも動脈硬化を促進してしまう原因となります。
[メンズスキンケア大学]
Posted by nob : 2014年11月12日 23:13
強者の論理で賛同できないところも多々あれど、、、興味深い一意見として。。。Vol.2
■国民総背番号制に賛成する医師が、
外国人看護師の受け入れに反対するわけ
ちきりん×北原茂実 対談【後編】
著書『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?』が話題になっている医療法人KNI理事長の北原茂実氏と、『自分のアタマで考えよう』などのベストセラーで知られるブロガーのちきりん氏。対談の後編は、医療を海外に輸出するなど先進的な取り組みを行う北原氏ならではの視点で、日本の医療の問題をさらに深掘りします。国民総背番号制(マイナンバー)を導入するメリット、そして海外から看護師を招き入れることが「ビジネス」の観点からNGの理由とは?
構成:宮崎智之
開業医は情報拠点へ
医療に市場原理を働かせよ!
北原茂実(以下、北原) 前回は、2030年に医療・福祉の就業者数が944万人になるという予測を紹介しました。
ちきりん 今の就業者数が6300万人。単純に考えても6人に一人くらいが医療・福祉分野で働くことになる。医療・介護・福祉が国内で最大の産業になるということですね。
北原 しかし、問題はこの944万人がワーキングプアになる可能性があるということです。だから、医療費を上げる必要がある。さらに、もっと先を考えると、団塊の世代が亡くなった後には、逆に医療者が余ってしまうということが起きる。したがって、医者や看護師をひたすら養成するのではなく、大局的には人手がいらない医療にしていく必要があります。コンビニがなぜ興隆を極めたのかというと、あそこは商品を売る場所というだけではなく、広義には情報を売る場所だったからです。開業医も情報拠点として、自分たちがどうあるべきかをこれからは考えなければいけない。
今医者がやるべきことは、医療のプロとして「医療はどうあるべきなのか」を考え、伝えていくことです。教育も含めて考えなければいけない。我々の考える「医療」を実践する医者が増えなければいけません。そうすれば、日本はもう少しまともな国になると思っています。
ちきりん たしかに医療に関しては、情報提供や教育だけでも大きなニーズがあると思います。体力が衰えた高齢者が大きな病気をした場合、医者から「手術もできるけど、しないという選択肢もあります」と言われることがあります。ところがそんなことを言われても、患者や家族としてどう判断すればいいのか、まったくわからない。せいぜい「先生がいいと思う方法でお願いします」くらいしか言えない。そんなとき、もし家の近所に、医療相談に応えてくれる開業医がいたら、保険が適用されなくても、自費でお金を払ってでも相談したい、話を聞きたいという人はたくさんいると思います。患者にとって、医療関係者に求めるニーズは、治療だけではないんですよね。
北原 その通りですね。
ちきりん 他にもぜひ先生にお伺いしたいことがあります。ひとつは診療科による医師の需給バランスの問題です。中途半端な形で市場原理が持ち込まれたからかなと思っているのですが、今の制度だと、負担の大きい救急医療や産婦人科が足りないのに、医師を増やしても、増えるのは皮膚科と眼科ばかり、みたいなことが起こりえますよね。医師の全体数を増やすのではなく、必要な分野の医者を増やすような、インセンティブの付け方はあるのでしょうか。
北原 中途半端というより、ほとんど市場原理に任せてないから、「儲かりそうな○○科」というような選び方をする人が生き残ってしまうんです。市場原理に任せれば当然、淘汰は働きます。救命救急医は仕事が厳しく、訴訟を起こされる可能性も高いのに収入は変わりません。だから誰もやりたがらない。医療をビジネスとしてとらえ、市場原理を働かせていくしか方法はないと思います。
医療改革にはマイナンバーが必要?
日本の病院がIT化に乗り遅れたワケ
ちきりん 先生はご著書の中でも、国民皆保険を全廃すべしと言われています。時代にそぐわなくなってきていると。ならば、今の時代にあった公的保険の形とは、どのようなものなのでしょうか?
北原 医療単体で物事を考えることは、できないと思うんです。だから、まずは国民総背番号制(マイナンバー)を導入すべきですね。出生登録を出したときにマイナンバーが発行され、それに基づいて生活を紐付けていく。学校に入る、アルバイトをする、株式を売買するといったことすべてにマイナンバーが必要となると、収入が捕捉できます。そうすれば将来の生活リスクが分かり警告を発することもできますし、医療を含めて最低限の生活を送る補助を出すこともできる。
あともう一つ、医療に関して面白い変化が起きます。保険診療をする病院に対しては、診察をしたときの診断名、処方箋、画像データの入力を義務づけると、誤診の記録が残ります。そうすると、自信のない病院は検査ができなくなります。もちろん、災害が起きたときには、持病を持っている患者に適切な処置ができますし、ビックデータを活用すれば医療が進歩するかもしれない。
ちきりん マイナンバーは、医療分野だけでなく、福祉、教育、金融、納税と、あらゆる分野で鍵となるインフラ制度ですよね。
北原 プライバシーの問題を指摘する声もありますが、私個人は知られてはいけない情報はありません。それに勝るメリットがあると思っています。
ちきりん 病気になったことがないと、「自分の病気の情報が外に流れるのは嫌だ」と考えがちですけど、大きな病気になってみると、過去に同じ病気になった人はどんな治療を受けていて、その人が治った比率はどれくらいなのか、この薬でアレルギー症状が出た人はどのような人なのか、などのデータが手に入ることのメリットは、身にしみてわかります。ところが今は、学会での発表や、狭い医局内での情報交換ルートでしかデータが回っていなくて、情報化時代の恩恵をまったく受けられていません。
北原 まったくその通りです。そうなっていることの理由の一つに、保険システムがあると私は思っています。なぜなら、病院のIT化が進まないのは、IT化に関してお金が出ないからなんです。電子カルテを導入しても保険報酬があがるわけではないので、導入するモチベーションが高まらない。病院のIT化に関しては、日本は世界でも遅れをとっています。韓国の足元にも及びません。
ちきりん なるほど。病院のIT化が進まない理由も保険制度にあるわけですね。ところで最近は、看護師や介護士としてフィリピンやインドネシアから人を受け入れようという話が出てきています。団塊世代が後期高齢者になる次の10年くらいで、なし崩し的に受け入れることになりそうですが、この件については、どのように思われますか?
北原 やってはいけないことだと思います。なぜかというと、看護・介護についてはあくまでも国内問題だからです。これを解決するために海外の人を頼ると、いくつかの問題が起こります。まず、フィリピンやインドネシアの医療が壊れます。フィリピンではこの10年間で1700あった民間病院が1000に減っています。看護師がアメリカなどに奪われているからです。給料が高いし、免許も言葉も通じるので、皆が行きたがるんです。しかし、医者は免許が通じないので海外に出られません。
ちきりん グローバリゼーションによって、医療現場が荒廃しつつある国があると……。
北原 だから、看護師免許を取ってアメリカに渡るフィリピンの医者が出てきたそうです。そのほうが高い給料をもらえるのだから仕方ありませんよね。
ちきりん すごい話ですね。ちょっとびっくりです。
医療は地産地消が大事
「ビジネス」に必須な二つの条件
北原 ほかにもイギリスが南アフリカの看護師を引き抜いたということもありました。南アフリカは国費で育成した看護師を奪われてしまったのです。では南アフリカはどうしたかというと、アンゴラから看護師を奪ったんです。
ちきりん 次々と、より貧しい国から労働力を連れてくるという連鎖。製造業や建設業で起こったことが、医療でも起こっているんですね!
北原 そうです。そして、アンゴラを医療面から支援したのがキューバでした。だから、国連においてアンゴラは絶対的にキューバを支持しています。キューバが世界64か国に対して医療支援しているのは、そういう理由があるのです。アメリカやイギリスの例でわかっていることを日本がするとなれば、相手国の医療を壊してもいいと思っているのと同じです。
ちきりん 現代の帝国主義のようなものだと……。
北原 医療を通じた植民地主義に手を染めるということです。これをやると必ず報いがきます。それはなにかというと、もしフィリピン人やインドネシア人が日本の看護や介護を担うことになれば、これから増大するであろう高齢者たちが払う医療費や介護費が、彼らの手を通じて海外に流出します。つまり、団塊の世代の方々が亡くなるまでに、日本の富の多くが失われることになる。
ちきりん そのお金は、日本の医療従事者たちに落とすべきだろうということですね。
北原 人のことを考えないと、必ず報いがくるということです。同じことが患者の奪い合いにも言えます。医療が儲からないなら、中国の富裕層を連れてきて儲けてしまえという発想がありますよね。しかし、これをやると貧しい人ばかりを見なければいけなくなる中国の病院の経営が悪化します。医療は地産地消で国民が国民の面倒を見られる状態が幸せだと思います。
ちきりん たいへん興味深いです。今やビジネスの世界では、人や物を世界中どこでも、最適なところに移動するのがよしとされています。先生のお話は、多くの場合、市場原理を活用することへの賛意が多いと感じますが、今の話はどちらかといえばそれとは対極にある。アンチグローバリゼーションの方達が言っていることと似ている主張だなと思いました。
北原 私の考える「ビジネス」の条件は、一つは儲かること。儲からなければ永続性が保てないからです。もう一つは世のため人のためになるかどうか。この二つを満たしていないものは、ビジネスとして成立しないと思っています。ですから、医療は「ビジネス」を目指すべきなんです。
ドミノの一枚を誰が倒すのか?
固定観念を持たない行為者の挑戦
ちきりん 先生は講演やご著書では、「国民皆保険は全廃すべき」「医療の株式会社を認めるべき」など、医療を “聖域”だと思っている人が怒りそうなことを、ことさら強調して主張されているように思います。というのも、先程からお話しいただいている海外からの人材導入についてのご意見などは、反対する人が少ない話だと思うんです。なのに、わざと皆が怒りそうなことを前面に出していらっしゃるように思うのですが、それは意図的なのでしょうか?
北原 私が言いたいのは、固定観念を持たないでほしいということ。それに、物事には変えなければいけないポイントがあると思うんですよ。そこさえ変えればすべてが動き始めるという。「ドミノの一枚」ではないですが、ここを変えれば皆が物事を考え始めるというポイントがあるのです。国民皆保険の存在を絶対と考えるか、そうでないと考えるか。固定観念をゼロにして、理想の社会とはなにかということを考える段階にきていると思います。
ちきりん なるほど。まさに「自分のアタマで考えよう」ということですね。私もこの前、ブログであえて「ネットより、テレビのほうがコンテンツのクオリティが圧倒的に高い」と書いたんです。でも別に「テレビを見よう」と言いたかったわけではありません「テレビや新聞は完全に終わってる」みたいな言い方が一種のトレンドになっていて、考えもせず、そう言っちゃってる人も多いんじゃないかと思って。考えるきっかけを与えるには、極論に聞こえることを言い切ってみるのも、方法論としてアリですよね。
北原 あと、日本人は「国民皆保険をやめる」と言ったら、「それに変わる完璧なものを提示しろ」と言うのが好きなんです。しかし、医療を変えるためには、39兆円という医療費が本当に必要なのかとか、自動診断システムにしたらどうなるのかとか、ボランティアを入れることによって貨幣経済と切り離したらどうかなど、多角的な視点から考えていかなければいけません。ですから、実際は一度やってみておかしかったら訂正する、間違いが起こったら補正するという柔軟性が必要なんです。こうでなければいけないという考え方は非常に危険だと思います。そうならないためには、「行為者」でい続けなければいけない。評論家にならずに、常に「やってみせる」という姿勢を保っていきたいです。
ちきりん たしかにそうですね。変わることが必要なのは火を見るより明らかなのに、完璧な代替案ができるまで何一つ変えたくないという人は、ほんとーに鬱陶しいです。
先生のすごいところは、その発想の大胆さに加え、ご自身が常に全速力で走る実践者であることだと思います。何かやろうとすると苦労や困難が多いと思うのですが、常に前向きであることの重要性もよくわかりました。
本日はとても勉強になりました。ありがとうございます。
北原 こちらこそ、ありがとうございました。とても楽しかったです。
北原茂実(きたはら・しげみ)
脳外科医、経営者。1953年、神奈川県生まれ。医療法人社団KNI(Kitahara Neurosurgical Institute)理事長。東京大学医学部を卒業後、同大学病院脳神経外科にて研修。1995年、東京都八王子市に北原脳神経外科病院(現・北原国際病院)を開設。救急・手術から在宅・リハビリテーションまで一貫した医療を提供すべく、現在は医療法人社団KNIとして八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を経営している。開設当初より、「世のため人のため より良い医療をより安く」「日本の医療を輸出産業に育てる」の2つを経営理念に掲げ、より多くの人の“幸せ”のため、「医療を変える」数々の斬新な取り組みに挑戦しつづけている。特にカンボジア、ラオス等の海外において「総合生活産業としての医療」を輸出するビジネス的な試みは、大きな注目を集めている。著書に『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?』(ダイヤモンド社)、『「病院」がトヨタを超える日』『「病院」が東北を救う日』(以上、講談社+α新書)。著者の活動情報はこちらから。
ちきりん
関西出身。バブル最盛期に証券会社で働く。その後、米国留学を経て外資系企業に勤務。2010年末に早期リタイヤ後は、「働かない生活」を謳歌中。崩壊前のソビエト連邦などを含め、これまでに約50ヵ国を旅している。2005年から書き始めた「Chikirinの日記」は、政治・経済からメディア、世代論まで、幅広いテーマを独自の切り口で語り、現在、日本で最も多くの支持を得るブログとなっている。著書に『ゆるく考えよう』『自分のアタマで考えよう』『未来の働き方を考えよう』など。
[DIAMOND online]
Posted by nob : 2014年11月04日 12:06
強者の論理で賛同できないところも多々あれど、、、興味深い一意見として。。。
■国民皆保険は全廃すべきである!
いま必要なのは「社会をつくり変える医療」
ちきりん×北原茂実 対談【前編】
国民皆保険の全廃を主張し、医療を「トヨタを超える日本最大の輸出産業」に育てることを目指す医療法人KNI理事長の北原茂実氏。『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?』を出版し、話題になっています。そんな北原氏の講演を聴きに行くなど、氏の活動に注目し続けているのが、『自分のアタマで考えよう』などのベストセラーで知られるブロガーのちきりん氏です。日本のあるべき医療の形とはどのようなものなのか。両氏の対談を2回にわけてお届けします。
構成:宮崎智之
日本の医療制度が崩壊した理由は?
成立した前提自体が揺らぐ日本の現状
ちきりん たしか3年くらい前に、北原先生の講演を拝聴したことがあるんです。
北原茂実(以下、北原) ありがとうございます。
ちきりん 日本の医療や農業は、本来は国際競争に耐え得る高いポテンシャルのある産業です。でも、いろんな利権団体もあって政治的にも難しく、なかなか改革が進まない。そんなふうに考えていたとき、ちょうど医師として様々な改革を実践されている北原先生の講演があったので、これはぜひ聞きにいこうと思いました。
北原 講演はいかがでしたか?
ちきりん 一番驚いたのは先生のエネルギーレベルの高さです。4時間ぶっ通しで話されてて、びっくりしました(笑)。
医療は“聖域”と言われることも多いですが、私はそれでも市場原理を完全に排除するのではなく、人間のインセンティブ・システムを利用して物事を動かすという発想も必要だと思うんです。講演を拝聴して、北原先生のお考えもそれに近いと感じました。
あと、先生は医療界の常識にとらわれず、常に自分の頭で考え、加えてご自身で実践に移していらっしゃる改革者です。そういう意味でも、非常に感銘を受けました。
北原 ちきりんさんは海外での生活経験もおありです。海外の医療と日本の医療を比較して、なにか思ったことはありますか?
ちきりん 一番衝撃だったのは、20代の頃、アメリカ留学中に友人と一緒に中南米を旅行していたときのことです。現地で借りたレンタルバイクで転んで顔を切り、かなりの量の血が出てしまったんです。パニックして、アメリカ人の友達に「病院に連れて行って!」と頼んだのですが、心配そうな顔で「保険には入ってるの?」って聞かれたんです。もうびっくりして。「これだけ血が出ているんだから、お金の問題ではなくとりあえず病院でしょ!」と(笑)。日米の医療システムの違いを痛感したというか、まったく違う文化に生きていると実感した瞬間でした。
北原 今の日本の医療システムは、第二次世界大戦の後、貧しい状態の日本に医療を普及させるためにGHQが中心になって考え出されたものです。彼らの国には保険制度がないので、一から作り上げた。はじめの段階ではかなりまともな制度だったと思います。私は、戦後日本が復興した理由は二つしかないと考えています。団塊の世代が頑張ったからではなく、一つ目はアメリカが日本の共産化を恐れて多額の投資を行ったこと。これにより日本の工業化が進み、農村から都市部に人口移動が起こりました。そして富が分散し、一億総中流化が実現したんです。そして、二つ目の理由は、日本には国民皆保険があったことです。
ちきりん 国民皆保険はそこまで重要なことだったんですね?
北原 国民皆保険がないとなにが起こるかというと、カンボジアなんかでは閣僚が病気になればヘリコプターでシンガポールまで運ばれるのに、一般の国民は見捨てられてしまう。そうした状態のなかでは、「一つの国の国民である」という認識は育たないのですよね。そういう意味で、日本国民が結集して戦後の復興を成し遂げた裏には、国民皆保険の存在が大きい。この段階では国民皆保険は合理的なシステムでした。しかし、問題は「人口構成がピラミッド型であること」「経済が右肩上がりであること」「病気になる人が少ないこと」を前提に作られたシステムだったということです。これは発展途上国になら当てはまるのですが、現在の日本の状況にはまったくそぐわないものになっている。
政治では日本は変えられない?
若者が国づくりに参加できない日本
ちきりん システムが存続するための前提が崩壊してしまっているということですね。
北原 そうです。日本の人口は日露戦争の頃には4780万人しかいませんでした。しかし、たった100年で1億 3000万近い人口に膨れ上がりました。これはかなり例外的なことなのです。そして、今は人口が減り、元に戻る過程を辿っています。医療は規制でがんじがらめということもありますが、そもそもそれ以前に前提条件が崩壊しているシステムを、そのまま維持しようとしていること自体に一番大きな問題があるように思っています。これを変えなければいけません。人口の問題はどうしようもない部分があります。システムがよかろうが悪かろうが、好きだろうが嫌いだろうが、結局は崩壊せざるを得ない。
ちきりん 社会制度の前提条件としての人口構成が変わってしまい、問題が噴出しているのは、医療だけでなく、年金や地方都市の在り方など、様々な分野にわたっています。人口動態は最も将来予測が容易な分野なのに、「まだ先の話だし。そのうち、なんとかなるだろう」と放り投げられたまま、ここまで来てしまったということに、ちょっと驚きます。
一方、北原先生の医療法人が進出されているカンボジアやブータンは、若い人も多いし、今後の経済成長も期待できます。だから、戦後復興期、経済成長期に作られた日本の医療システムが向いているってことですよね? それらの国に進出されたのは、そのことが理由なのか、それとも一国のシステムを全体として設計するチャンスがある国で、理想的な制度を作りたいという趣旨なのか。どちらなのでしょうか?
北原 後者です。我々の入り方はあくまでも医療をツールとしていますが、本当の興味は国を設計することです。カンボジアは内戦で知識人が殺されてしまい、官僚も残っていませんので規制が少ない。また、経済成長しているのにも関わらず、医療の発展が追いついていない。このギャップが生じると富裕層が医療を求めて海外に流出し、富が失われてしまいます。そうすると、ますます医療が発展しません。そこに、我々が入っていける余地があるというわけです。
ちきりん 医療システムを核として、その国の骨格に影響を与えたいということですね。だとすると、政権のアドバイザーのようなお立場にも興味があるのでしょうか?
北原 それはありません。というのも、これは個人的な意見ですが、私は政治が日本を変えられるとは思っていないのです。たとえば、人口が逆ピラミッドの形になる少子高齢化という現象はよくよく考えてみると、人類が経験したことのない事態なんです。これが起こると、今までの価値観が全部変わり、システムをすべて変更しなければならなくなる。一番問題なのは選挙です。地域によっては半数が60歳以上なんて場所も出てきます。そうすると働いて税金、年金、保険料を払っている人の意見ではなく、もらう側の意見が通る国になってしまう。年金や保険だけではなく、民主主義までもが機能しなくなります。
ちきりん いまのシステムでは、若者や、子ども達の未来のことを本気で考える人が、国づくりに参加できなくなってしまいますよね。
北原 私の意見では、この国を救うためには医療費を上げるしかないと思っています。しかし、そんなことを言うと政治家は選挙に通らなくなってしまう。
医療費を上げなければいけない理由
あるべき日本の「医療」のカタチとは?
ちきりん なぜ医療費を上げると国が救えるのか、その理由をご説明いただけますか?
北原 まずは前提として、すでに説明したとおり、日本の医療制度が制度疲労を起こしているということ。そしてもう一つの理由は、日本人の個人金融資産は1500兆円あると言われていることが関係しています。ただし、その60%は60歳以上が保有していて、20代はたったの0.5%。結婚して家庭を持ち始める30代でさえ、5.5%という低さです。この資産を動かさなければいけないのですが、日本人は投資をあまり行いません。ですから、「もしものときのために」と貯蓄に回し、最終的には相続という形で国と子どもたちに託されていきます。しかし、子どもが相続をする頃には、すでに中高年層となっているわけです。
ちきりん 1500兆円もの金融資産が、高齢者の貯金として使われないまま塩漬けにされてしまう。巧く使えば経済成長の源泉となる資金なのに、ってことですね?
北原 そうです。これを解決するために医療費を上げることが必要なのです。消費に消極的な高齢者たちでも、医療にならばお金を使います。しかも、よりよい医療を選ぼうとするモチベーションも高い。すると儲からないと言われている医療の現場にお金が流れ出す。 2030年には「医療・福祉」の就業者数が944万人になり、「卸売・小売業」「製造業」を抜いてトップになりますので、その影響は大きいでしょう。こうした状況を実現するためには、国民皆保険制度の全廃と医療の自由化、新しい医療セーフティネットの構築が必要です。
ちきりん 高齢者に最高の医療を受けてもらって、どんどんお金を使ってもらおうということですよね。私もよく思うのですが、たとえばリハビリに関しても、気に入った専門スタッフに専属でついてもらえるなら、個人負担でいいから、いくらでもお金をかけたいという高齢者はたくさんいると思います。そうやって富裕層にお金を使って貰い、それを資金源にして医療のセーフティネットを充実させれば、誰も損をしないシステムになるんじゃないかと思うんです。でも、「経済力により、受けられる医療に差があってはならない」という感覚が、この国ではものすごく強い。
北原 そうでしょうね。ただ、費用が高い医療がいい医療かといえばそうとも限らない難しさもあります。たとえば日本人の死因1位は「がん」ですが、その根本にはストレスによって免疫機能が低下し、がん細胞の増加を許しているということがあります。だから我々がしなければいけないことは、社会を作り替えることです。そういうことも含めて私は「医療」と呼んでいます。
ちきりん ガンを手術で切り取ったり、放射線で焼き切るのではなく、免疫機能を高めることでやっつけようと。そういう、広義な意味での医療という概念をもつべきだと。
北原 そうです。そして、それを実現するためには「予防」という観点が重要になります。安全な衣食住を提供し、ストレスのない社会を作ることから始めなければいけません。医療のコアな部分は手術とICUです。ほかの部分は一般の人ができることが多い。病院の建物のなかで専門職が実施するものだけが医療ではなく、街そのものが医療の機能を持っていなければいけない。それが我々の考える「医療」なんです。
(後編に続く)
[DIAMOND online]
Posted by nob : 2014年11月04日 10:19
たそがれていく心地好さ
留まることない時の流れに身を委ね
風のように過ぎ去っていく日々の
二度とは戻らぬ何気ない瞬間を愛おしみ
淡々と歳を慈しみ重ねていく
今日よりも素敵な明日へ
Posted by nob : 2014年11月03日 07:10
何者にもならず、何処にも属さず、何も遺さない、、、近しいスタイル私の自然発生的漂流生活もはや二十有余年。。。Vol.3
■堀江貴文氏が語る、「生きるのに必要なこと」
僕が「家もプライドも要らない」と思うワケ
吉川明日香
東洋経済オンライン編集部
9月に瀬戸内寂聴との共著『死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論』を上梓した。死ぬこと、生きることって何なのか。堀江貴文氏へのインタビューを前編、後編に分けてお届けする。
堀江貴文氏が考える「生きること」とは
先を考えることに意味ってあるの?
――瀬戸内寂聴さんとの共著本の中で印象的だったのが、「死にたいと思ったことがない」とおっしゃっている箇所でした。たとえば仕事に命やプライドを懸けている人は、それが思いどおりにならないと強烈にへこむことがある。場合によっては死を選ぶことがあると思うのですけど、堀江さんには無縁の発想だと感じました。
何でへこむんでしょうね。よくわからないです。
――自分の基盤が危うくなったと感じ、未来がかすんでくるからじゃないでしょうか。
そもそも、僕は未来なんか見てないですね。今を一生懸命生きるっていうスタンスです。逆に、先を考えることに意味があるのかわからないのです。何かメリットがあるのかというと、別にない気がする。未来のことを人に聞かれたら「先のことを考えたら何かいいことあるんですか?」っていつも聞くんですけど、ないでしょう? なんかあります?
――たとえば30歳で結婚して、40歳で家を買って、50歳で子供が成人して……と長期的視点で人生を思い描くことで、計画的に物事を進められたり、安心感が生まれたり。
それは何なんでしょうね。何かいいことあります? それで。
――堀江さんは計画的な人生はお好きではないですね…。
はい。割と行き当たりばったりで生きています。それが面白いじゃないですか。明日何があるのかわからないから面白いんであって、明日がわかっていたらつまらないでしょう。
世の中は、農耕からシェアへ
――確かに、それには反論はしにくいです。
だから、(未来を見ることは)意外と別に何の意味もない。何でかと言うと、たぶん、そういうのって、道徳とか倫理とか常識にとらわれているからじゃないでしょうか。なんでそうなったのかなって考えたら、たぶん、農耕に縛られていたからかなと思いますね。
――農耕民族の農耕ですか。
そうです。いわゆる長期的視点うんぬんっていうのは、そこが起源なのかなという気はしますけどね。農耕は予定も立てなきゃいけないし、先のことを考えないとできないでしょう。そういうふうにして初めて作物がちゃんと育っていくので。生きていくために必要だったのだと思いますよ。決して楽しいことではないんだけど、生きていくために必要だからやっていた。そのためにいろんな、たとえば一夫一妻制の結婚制度や家っていう概念、家族っていう概念もたぶん必要だった。
最後にオフバランス化したいのは、洋服
――本の中でも「家を所有しなきゃいけない理由はない」とおっしゃっていましたね。
そう。僕は、賃貸もやめました。家を契約して借りる意味もよくわからないから。今はホテルに住んでいますね。
――たとえ期間限定の家であっても、所有することが謎だと。
謎っていうか、なんかいいことあるのかなって思う。それはもう、僕自身が楽しく生きるために全体を最適化していく中で、当然、出てくる解で。人生のクオリティ・オブ・ライフを上げていくうえで非常に大事なことですね。ちなみに僕にとっては最後、いちばんネックになっているのは服ですね。
――えっ、服、ですか?
今は所有からシェアへという流れがあるわけじゃないですか。僕は服も含めて、いろんなものをシェアするのでいいと思っているんです。
僕、今は本当に何も持っていないですよ。持ち物は、スーツケース2、3個分ぐらいしかなくて。でも、そのほとんどを服が占めているのです。服をもっとオフバランス化(編集部註:資産から外すことで、リスクや負担を軽減する)したいというか。
――具体的に、どうやってオフバランス化できるでしょうか。
考えたのは「WEAR」というファッションコーディネートアプリがあるんですけど、たとえば「WEAR」で僕のお気に入りコーディネートを20人ぐらい選んでおくと、そこから推測して8割ぐらい僕の好みの服が送られてくるとか。
ほかには、僕のGoogleカレンダーの予定を自動でさらっていってもらって、結婚式の出席が予定に入っていたらフォーマルなタキシードを送ってきてくれたり、海に行く予定なら海パンなんかを送ってきてくれたりとか。さらに2割ぐらいは“ノイズ”を入れてくれるとうれしい。「こんなのどう? 最近はやっているけど」みたいなオススメのもの。
――自分の想像もしなかったコーディネートが入っているというのは、楽しいですね。
「あ、これいいな」みたいな。そうやってブラッシュアップしていって、送ってくる前にリストを出してくれて、「これはいるけど、これはいらないな」とか自分で選べるサービスだといいですね。
しかも、それがインテリアにうまくハマるようなオシャレなダンボール箱で送られてきて、回収にも来てくれるわけですよ、しかも洗濯しないでいい。着たらダンボール箱にばんばん入れていくだけ。そういうサービスあったら使いたいなと思っていて。
――TSUTAYAのネット宅配レンタルみたいなイメージでしょうか。
あ、そうですね。着ても着なくても定額でいくらって決まっていて、松竹梅みたいなコースがある。タキシードを手配したときはエクストラチャージがかかります、みたいな。
――所有欲というのはもともと少なかったんですか。それともだんだん減ってきたんですか。
だんだん減ってきたというか、これまでは所有せざるをえなかったわけでしょう。そういう状況だったということですかね。もちろん最初は考えたこともなかったですよ。
――シェアの意識が芽生えたのは出所後ですか?
いえいえ、全然、関係ないです。シェアに対して、バチッとここからですというのもないですよ。大学生のときはルームシェアしていましたし。たとえば友達2人で借りると、より広くて環境のいい部屋を安く借りられるじゃないですか。当たり前のことだと思ってたのですけど、意外とそういうことをやっている人はいなかったですね。
――今はあまり一般的でない服のシェアも、そのうち当たり前になってくるんでしょうか。
でしょうね、たぶん。実際、僕がいちばん最後に困っているのはそれなので。実現すると後はカバン1個になっちゃいますよね。誰か(服のシェア事業を)やってほしいですねぇ。
プライドって……それおいしいの?
――本の中では、プライドの話も出てきますね。「プライドなんか持つ必要はない、自分が自分を信じればいい」とおっしゃっています。堀江さんから見て一般的な人、特に男性のプライドが気になるときってありますか?
日本はプライド高い人が多いですよね。なんでだろうなあ。
――最初の話にも関連しますが、プライドの問題で会社を辞めたり、自殺したり……。
そうですねえ、意味がわからないですねえ。そんな大事なの? 何それおいしいの? みたいな(笑)。
――プライドを原動力に生きている人もたくさんいる気がしますが、プライドに代わりうる力ってどういったものがあると思いますか?
うーん、恋愛とか。
――恋愛ですか……。
恋愛ダメですか? あと食欲とか、「面白さ」じゃないですか。
――面白さを求めるのは自然のことだと思うんですが、日本人的には言いにくいですよね。
面白さは大事ですよね。そういう意味では昔から、僕はあんまり仕事している感じはないのです。そもそも、嫌なことはやりたくないんですよね。それで厳しい顔するやつとかいたら、罵倒してしまいますね。若い頃からそうで、けっこうぶつかっていましたね。今よりも、もっとぶつかっていました。
――一般人は、立場を考えて、ぶつかることを自粛しています。家でも会社でも。
僕には、立場ってのはもともとないですよ。その立場ってのは何ですかっていう話じゃないですか。ハブられるとかそういうことですか。
――集団の中で干されるとか、会社として不利益な結果を招くとか。
まあでも、会社からはハブられましたけどね、壮大に。まあでも、全員に好かれるってことはまず無理ですよ。それに自分の考えは折れたくないじゃないですか。
大事なのは自分の考え方であって、ぶつかってもいいんじゃないかと思うんすね。もちろん、それはその人の判断ですけど。
――堀江さんのお話を聞いていると、日頃、われわれが生きていくうえで大事だと思っているものが、そうでもないと思えてきますね。
※記事後編に続く
[東洋経済ONLINE]
Posted by nob : 2014年11月03日 07:01
もはや五十にして初めて立つ、、、他人の瞳に映る幻想の自身との別離から。。。
■<サラリーマン>「こころの定年」どう克服?
若いころにがむしゃらに働いたサラリーマンが40歳前後で先が見え始め、組織で働くことの意味に悩み始める。現役サラリーマンで評論家の楠木新さん(60)は、そんな状態を「こころの定年」と名づけ、会社人間だけではない、もう一つの自分を持つことを勧めている。
10月中旬。大阪市中央区のビジネス街にあるビルの一室で、楠木さん主催の「こころの定年研究会」が開かれた。仕事帰りの男女ら約10人が参加した。
「こころの定年」とは、サラリーマン人生の前半戦と後半戦の境目にあたる40歳前後で、働く意味を見失っているような状態を指す。研究会はこれを理解し、克服する方法を考えようとスタートし、今回で52回目。座学もあればグループワークもあり、何度も参加する人も多い。
この日の参加者は、3グループに分かれ「5年後、10年後のイキイキした自分の姿」を書き出した。
「副業を成功させる」「子供たちを教える場を作る」「趣味のブログを多くの読者に読んでもらう」。参加者はそれぞれ、仕事の時とは違う、もう一つの自分の姿を語った。さらに「自分が何をすべきか、分かっておく」「年齢を否定せず動き出すべきだ」など、もう一つの自分になるための方策も次々と挙がった。
大阪市東住吉区の会社員(60)は、出向先でこれまでのやり方が通用しなくなり、こころの定年の状態になったという。「研究会でいろんな価値観に接して刺激され、仕事とは別の自分の立場で、組織の姿を見直した。すると、これまでと違った景色がみえるようになった」と振り返る。
●自らの体験もとに
楠木さんは生命保険会社で人事労務関係の課長を務めるなど、順調なサラリーマン生活を送っていた。しかし、出身地の神戸で阪神大震災に遭遇したことをきっかけに、会社だけで働く意味に疑問を持ち始めた。
仕事は続けていたが、47歳の時の転勤を契機に「もっと出世したい」という気持ちと「誰のために働いているのか分からない」との感情に引き裂かれ、出社できなくなり、うつ状態と診断された。
職場に復帰したものの平社員に降格。何をしていいのか分からない状態の中で、仕事を辞めて別の道を歩んでいる人たちに興味を持ち、片っ端から話を聞きに行った。
通信会社の社員からちょうちん職人、市役所職員から耳かき職人−−など、中年になってからこれまでと全く違った職に転身する人たち。収入は下がったものの、皆いきいきとしていた。
しかし、だれもが転身して成功するわけではない。楠木さん自身も「会社を辞める、辞めないの二者択一では精神的に追い込まれる。平社員をしながら、もう一つの自分の仕事をする第三の道もある」と、会社は辞めずに空き時間を使って、働き方についての執筆活動を始めた。
●二つの自分を持つ
楠木さんは、外でいきいきと活動することで、会社での仕事にも打ち込めるようになったという。「二つの自分を持てば、これまでと違った視点で会社が見え、負の側面ばかりでなく、良いところが分かってくる。サラリーマンをやっていると無形の情報を取り入れられる。複数の道を持てば、働き続けられることを伝えたい」と話す。
9月には東京都内で楠木さんのセミナーが開かれ、40人ほどの会場は満員に。参加者からは「励まされた」「もう一度話を聞きたい」という感想が多く挙がったという。中高年の先行きが見えない時代だけに、もう一人の自分をもつ必要性を訴える主張に共感が広がっている。
厚生労働省の2011年の患者調査によると、40〜50代のうつ病患者は男性が約16万1000人、女性が約18万人に上る。自殺者は中高年の男性に多い。
中高年のうつに詳しい新潟青陵大学の碓井真史教授(社会心理学)は「かつて中高年の男性は職場や家庭内で尊敬される存在だった。しかし近年、終身雇用や年功序列は崩れ、コンピューター操作の能力は若手のほうが上。これまでの経験がいかせないなど、職場でストレスがたまることも多い。家庭でもないがしろにされ、父親としての権威も失っているケースもある」と指摘する。その上で「職場や家庭以外の場所にやりがいをみつけることは、相対的に苦しみが減るので、ストレス解消に効果的な方法の一つといえるだろう」と話している。【柴沼均】
[毎日新聞]
Posted by nob : 2014年11月03日 06:26
言い得て妙。。。Vol.23/言語は「心の声」、、、語学力は、自らの言葉で話して、そして書いた分だけ身に付いていくもの。。。
■渡辺謙、今井雅之、オダギリジョー……国際派俳優の英語レッスン法
キャスティングディレクター・作詞家・演出家・映画監督
奈良橋陽子
構成=西川修一
1カ月で英語をマスター
感情のこもった演技から英語を学ぶことでリアルな英語が身につく。渡辺謙のほか、オダギリジョー、菊地凛子なども指導。(時事通信フォト=写真)
「初演は米国。オーディションをして、いい役者がそろいましたが、ほとんどの人は英語ができませんでした」――そう語るのは、UPS社長・奈良橋陽子氏。米映画『ラストサムライ』(2003年公開)を皮切りに国を越えた俳優のキャスティングや語学指導を行っている。冒頭は国内外で数々の賞に輝いた戯曲『THE WINDS OF GOD』(初演1988年)でのエピソードだ。
「でも集中して訓練したおかげで、1カ月で(英語での上演が)できるようになりました。最初、“ガッツ”“パッション”くらいしか喋れなかった原作・主演の今井雅之さんも、その後は海外で活躍されています」
ただの英会話ではなく英語劇である。記憶の覚束ない単語の棒読みなど許されないはず。それが1カ月で? ――しかし奈良橋氏によれば、むしろ演劇というものの特性が語学の習得に役立つという。自ら40年前に米国から導入した「ドラマ・メソッド」なる手法である。
「日本の英語教育は暗記力に頼る『科学』。単語や表現・文体を知っていても、それを一人のコミュニケーターとして使っていないと意味がない。言語は人間が話すものです。話す本人の心とか魂とつながったやり方で習うべきで、くっつけたりしても役に立たないのでは」
そのために使う場が、役になり切った者どうしでやり取りする演劇なのだ。
「実は、ドラマじたいが一つのコミュニケーション。俳優がほかの俳優に投げたことを、耳でなく心で聴いて反応していくというキャッチボールです。このとき、人の本当のことを聴く、言葉だけでなく“全体”を聴くんです」
全体とは、その場にいる人物たちの心の内や表情、身振り手振りも含んだ関係の総体だ。セリフは初めからそこに溶け込んだ一部である。頭で覚えて、後から場面や感情に言葉を“くっつける”のではない。言語を身につけるうえで、この順序の違いは大きい。場面は好きに設定できるから、拡大・応用も利く。
「『ラストサムライ』に出演した渡辺謙さんは、私が相手役となって1日数時間、付きっきりで各シーンを何回も繰り返しました。私が言ったことを聴き、理解し、反応する。ほかにも様々な手法を使いましたが、主役級で目的意識が強いこともあって、習得は早かった。『冗談を早く英語で言いたい』と言っていた謙さんも、本格的に始めて7~8カ月でそれを達成しました」
そのほかに、演劇と無縁なビジネスマンにも使える「心や魂とつながった」レッスン法は、自己紹介だと奈良橋氏は言う。
「昔、ビジネスセミナーの出席者全員に、英語で行った1分間の自己紹介を録画してもらったんですが、自分が好きなことや趣味、本当に伝えたいことを話しているときはやはり生き生きしてます。その人の色やカリスマ性が出てきて、見ているほうも『おお!』と思うんです」
自己紹介を起点に、語彙力も含めたコミュニケーションのレパートリーをどんどん拡大していくわけだ。言語は「心の声」。奈良橋氏の表現とぴったり重なる学習法である
[PRESIDENT Online]
Posted by nob : 2014年11月03日 05:57
おさらい。。。
■美と健康を叶える食の話
腸内環境をよくする秘策
ホリスティック栄養コンサルタント、食育アドバイザー
北川みゆき
腸内環境を善玉菌優位にすることが美肌、健康へつながる
大腸内には約100兆個の細菌が住みついており、その細菌の種類は100種類以上あるといわれています。その性質によって、大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つにグループ分けすることができます。
理想的な腸内細菌バランスは、善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)が3割、悪玉菌(ウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌など)が2割、日和見菌(善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢な方の見方をする)が5割といわれています。
善玉菌が優位だと日和見菌が見方をしてくれるので、腸内の環境を善玉菌が多い状態にしておくことがとても重要になってきます。
悪玉菌が優位になる要因には、肉食中心の食生活や野菜不足、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や水溶性食物繊維、乳酸菌(納豆、みそ、ぬか漬け、甘酒、キムチなど)が足りない場合が考えられます。
食物繊維(不溶性も水溶性も)と乳酸菌、オリゴ糖を意識して摂ることにより、善玉菌が優位となり、腸内の環境は安定し、美肌の実現や免疫力が高まり健康へとつながります。
腸内環境を整える要となる食物繊維って?
食物繊維とは「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されていますが、実は食物繊維は、腸内細菌の善玉菌によって発酵されると分解され短鎖脂肪酸に代謝され、体内でのエネルギー源として利用されます。
食物繊維には水溶性(水に溶けるタイプ)と不溶性(水に溶けないタイプ)があります。水溶性食物繊維は海藻類(アルギン酸)、熟した果物(ペクチン)、こんにゃく(グルコマンナン)、ごぼう・きく芋・ゆり根(イヌリン)などに含まれています。
血中のコレステロール値を下げたり、糖質の吸収を抑える作用があるため急激な血糖値の上昇を抑制する働きがあります。また、腸内の善玉菌のエサとなるため善玉菌の働きを活性化し腸内環境をよくする働きがあります。
一方、不溶性食物繊維は、野菜や穀類(セルロース)、野菜やココア(リグニン)、寒天(アガロース・アガロペクチン)などに含まれています。腸内では便のカサを増して排便を促し、便の腸内通過時間を短縮するため、便秘予防や発がんの抑制につながります。
老年期に入ると腸内の善玉菌は減り、悪玉菌が増える
生後間もない赤ちゃんの便が黄色っぽく臭くないのは、母乳しか飲んでいないため母乳の乳糖やガラクトオリゴ糖を主体とした栄養源からビフィズス菌が増殖し、善玉菌のビフィズス菌優位の環境になっているためです。大人では、ビフィズス菌は10~20%の割合で腸内に存在しています。
老年期に差し掛かると、悪玉菌のウェルシュ菌の量が顕著に増え、同じく悪玉菌の大腸菌や腸球菌も徐々に増え、善玉菌のビフィズス菌の量が減ってきます。
このことからも、老年期には、積極的に乳酸菌や善玉菌のエサとなる水溶性の食物繊維やオリゴ糖を摂ることが大切になってきます。
ストレスは腸内環境を悪くする
腸内における善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れる要因は、食生活のほかに実はストレスも関係していることをご存じでしょうか。
強いストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、消化に関わる胃酸や腸液の分泌を低下させ消化不良を起こしたり、大腸の蠕動運動が鈍くなり悪玉菌が活性化しやすい環境になります。
自分の心と体の声に耳を傾けて、あまり無理をしないことが大切です。ストレスを感じていることを早めに認識し、疲れていると感じたらゆっくり休養をとるようにしましょう。
健康の源は大腸にあるともいわれています。食生活とメンタル面の両方を整えて腸内環境をよくして美肌と健康を実現させましょう。
[スキンケア大学・美ログ]
Posted by nob : 2014年11月03日 05:53
こわっ!?(゜〇゜;)Vol.2
■【細菌の温床】トイレの三角折り、マニキュア・・・良かれと思ってする行為が実は不潔!?
世界的には「エボラ出血熱」の拡大が大きなニュースになっていますが、これから日本もインフルエンザやノロウイルスが流行する季節。そこで今回は、大学で医学を勉強中の筆者が、意外と身近に潜んだ感染症の危険性について、ご紹介しましょう。
■トイレ「三角折り」の恐ろしい可能性
以前、しらべぇ編集部では、「トイレットペーパーの三角折り」についての調査を行いました。結果、実に62.9%もの人が「嬉しくない」と回答。理由の中には、「用を足した後明らかに手を洗っていないのに、トイレットペーパーを触るのは不潔だし、逆にマナー違反だと思う」など、清潔面を気にするものが目立ちました。
用を足し終わってトイレを出て手を洗い、ふたたび個室にわざわざ入って、次の人のためにトイレットペーパーを三角に折っている人は少ないでしょう。自分が用を足し、トイレットペーパーで拭いた後に、三角折りを実行しているとしたら、手に付着した自分の排泄物由来の細菌を次の人にプレゼントしているのは間違いありません。次の人に気持ち良くトイレを使って欲しい気持ちが裏目に・・・。
■マニキュアの剥がれかけは注意
女性だけでなく、最近はファッションに敏感な男性がマニキュアしているのを見かけます。しかし、このマニキュア、剥がれかけてくると、ばい菌が増えてくる可能性があると言われているのです。手洗いをしても、洗い残ししやすくなるからでしょう。
ちなみに、つけ爪は剥がれる前からばい菌増加の要因になっている、との報告があります。とはいえ、マニキュア・つけ爪フリークの人にとって、裸の爪なんて考えられませんよね。おしゃれをとるか、清潔な手指をとるか、悩むところです。
■トイレで手洗いの後、水分を髪になじませる
男性からすると衝撃的な事実かもしれませんが、手洗いをした後に「髪をセットするていで手を拭く女性」を、筆者も何度か見たことがあります。しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」を使った調査によると、女性150人中なんと105人が「髪で拭いた」経験アリ!
ワンピースやスカートなどといった女性の服には、ポケットがついていない場合が多いため、ハンカチを持ち歩けない女性の気持ちも分かりますが、人間の髪の毛は細菌の宝庫!
デートだからとデザイン性を重視したポケットのないワンピースを着たために、手洗いの水分を髪になじませ、その手で彼と手をつないでるなんて・・・きっとその彼氏は知る由もなく、彼女からの愛情たっぷりの細菌を受け取るのですね。彼氏のためにも、ハンカチを持ち歩きましょう。
意外なところに潜む細菌やウイルスに気をつけて、健康的な秋冬をお過ごしくださいね。
(文/しらべぇ編集部・こなりかほ)
[しらべぇ]
■ゲゲッ!口に触れるアノ部分が「トイレより10倍もバイ菌まみれ」と判明
並木まき
美意識の高い女性ほど日々の生活の衛生面にも高い意識を持っていらっしゃることと思いますが、みなさんはご自分のカラダの“ある部分”が、トイレの便座より5倍も10倍もバイ菌まみれだという事実をご存じでしたでしょうか……。
そんな恐ろしいことが判明したカラダの部分とはなんと、私たちが毎日使っている手のひらや指先だというのです!
アルコール消毒液を販売する健栄製薬が行った、汚れに関する衛生検査の調査結果をもとに、早速その内容をご紹介していきましょう。
■手のひらはトイレの5倍も汚い!?
“ATPふき取り検査”といわれる、微生物や食物の細胞に存在するATPを計測する検査によれば、なんと調査結果の平均数値として、手のひらは一般的なトイレの便座の汚れに比べて5倍以上の数値が測定されたとのこと!
ちなみにトイレの便座の測定値は179RLUという数値で、エレベーターのボタンは123RLU、不特定多数の人が触る階段の手すりは485RLUという測定値ですから、手のひらは階段の手すりよりも汚れが潜んでいるという衝撃の事実が判明しています。
■爪の長い人からはさらなる量の汚れが!
次に爪の間、つまり指先についての測定値を見てみると、こちらはなんとトイレの便座の10倍以上もの汚れが潜んでいると判明したのです!
指先の汚れに関しては爪の長さも影響していて、2mmを基準にそれぞれを計測したところ、爪の長い人は短い人に対して、約1.9倍もの汚れが潜むことも判明しています。
以上、衝撃の調査結果についてお伝えしましたが、みなさんは自分の“手”の衛生についてどのくらい意識をしていますか。
手は食事やメイクのときに頻繁に使う部分ですから、ここに多くのバイ菌が付着していると感染症や病気、肌荒れの原因にもなりかねません。同発表によれば手を清潔に保つためには、アルコール消毒液による手指消毒と、爪の長さを6.35mm未満にすることが推奨されているようです。
手のひらや指先が見た目には汚れていないようでも、美容や健康のために常に清潔を保てるように積極的に意識したほうがよいといえるのではないでしょうか。
[WooRis]
Posted by nob : 2014年11月03日 05:43
なるほど、、、日本なのですし「こんにちは」ですね。。。
■見知らぬ外国人に「ハロー」NG?
東京五輪の開催を6年後に控え、英語力の向上が国民的な課題といわれるなか、日本在住のアメリカ人から「知らない外国人に『HELLO』を辞めましょう」(原文ママ)という提言がなされ、「なるほど」という声があがっている。
この提言は、福岡県・佐賀県を中心に活動しているローカルタレント・ボビー・ジュード氏がYouTubeに投稿したもの。ボビーはまず、「日本では、いまだに外国人といえば、『白人』『アメリカ人』『英語』というイメージが強い」と指摘し、自身は、
「(日本で)自分が知らない外国人とすれ違ったら、『HELLO』じゃなくて、『こんにちは』にしようと気をつけている」
「例えばその相手が英語ができなかった場合は、『HELLO』は失礼ですから」
と述べている。
そしてボビーは、「アメリカの田舎の街を日本人がぶらぶらしていて、全く知らないアメリカ人に『ニーハオ』と言われたら、どう感じるでしょう?」と問題提起し、「全く同じように、英語圏でない外国人が、日本で毎日『HELLO』と声をかけられたら、『また“英語の人”だと思われてるんだ』とイライラするかもしれない」と、主張。「その人が確実に英語ができる人だという気配がない場合、『HELLO』じゃなく『こんにちは』が無難です」と結論づけている。
ボビー自身が、「今回のトピックは反対の声が絶対多いと思います」と予想したとおり、YouTubeのコメント欄には、
「英語を使うのは、英語が一番使われているだろうからヒット率が高いと言う日本人の優しさだと思いますよ」
「日本人が“ある程度”使える外国語が英語だけなんだから、しょうがなくないか?」
「ニーハオって言われたら?まあそんなもんだろうなって思って諦めるw」
と、反対意見も寄せられているが、
「うちはベルギー人で英語やなくフランス語を話すから日本にいた時に毎日『Hello』と言われててすっごくイライラしました」
「私はフランス人で日本に何年間住んでても毎日『ハロー、ハロー!!』と声かけられてやっぱり嫌なんだよね」
「自分も、オーストラリアとか南米を旅行しているときにニーハオって言われて正直鬱陶しいなと感じることがあったから」
「同感!!! 私は外国に住んでいる日本人で、ほぼ毎日ニーハオって声かけられます」
と、ボビーの意見に賛同する声も多い。動画には英語の字幕が付けられているため、海外からもコメントが多数寄せられており、こうした問題は、日本独特の問題ではないようだ。
(R25編集部)
[R25]
Posted by nob : 2014年11月01日 19:48