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呼吸・姿勢・歩行は、健康生活の根幹です。。。

■日本人の9割ができていない!?「正しい立ち方」

竹下雄真 [デポルターレクラブ代表]

「正しい立ち方」できていますか?

 あなたは「胸を張って立ってください」といわれたら、きちんと胸を張れるだろうか。普段、デスクワークが多い人は胸を張っているつもりでも、うまくできていないことが多い。

 そういう方が胸を張ろうとすると、胸やアゴが突き出ていたり、お腹が出てしまうこともある。正しい胸の張り方をしている人は、私から見ていてもかなり少数だ。

 ここでは、ヨガの「ターダ・アーサナ」という直立したポーズをご紹介する。これは山のポーズとも呼ばれ、立位のポーズのベースとなる。

 一見ただの「気を付け」の姿勢に見えるが、実際にやってみると体がグラグラして、まっすぐ立っていられないことに気付くはずだ。現代人は、まっすぐ長時間立つという習慣がなくなってきているのである。

 仕事で疲れて家まで帰るとき、電車内では片方の足に体重を乗せて立っていたり、吊り革にだらしなくつかまっていたり、とまっすぐ立っている人は少ない。こういったところから体のゆがみが生じてしまう。

 ターダ・アーサナでまっすぐ胸を張って立つ習慣をつけるだけで体のゆがみは取れ、心身ともに健康になっていく。

「正しい立ち方」=「ターダ・アーサナ」とはこれだ!

 正しい立ち方(ターダ・アーサナ)とは、以下のとおりだ。

(1)足をそろえて、背筋を伸ばしてまっすぐに立つ。このとき、両足の親指の内側をつけ、足の指はぴったり床につける。
(2)内もも、おしりを締めて下半身全体を安定させる。両手は両脇に下ろし、肩に力が入らないように注意する。
(3)胃が引っ込むように鼻から息を吸い、肋骨を左右に開く。
 このとき、頭が上からつられているように背骨をまっすぐにする。肋骨を左右に広げるように意識すると、胃が引っ込む。
(4)吐く息で背中が丸まらないように意識しながら、左右の足全体に体重を乗せたまま呼吸を繰り返す。

 ポイントはまず、アゴが出ないようにすること。横から見て、耳たぶのラインから、肩の骨、腰の出っ張っている骨、くるぶしまでのラインがまっすぐになっていることだ。慣れないうちは壁に背中をつけて立ってみるといい。かかとを壁につけて立つと腰が前に出てしまうので、おへその下にある「丹田」を意識してグッとお腹をひっこめると背中がムリなく壁につくはずだ。

[DIAMOND online]

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Posted by nob : 2016年06月07日 11:43