« ■待ちかねた“離婚予備軍” 新制度 年金分割相談3万件 | メイン | ■国の債務超過283兆円 自民試算、3年で11兆円増 »

■定年後の年収、平均328万円 米系運用会社が試算

 いまの現役世代が定年後の平均年収は328万円――。米系大手運用会社のフィデリティ投信(本社・東京)は19日、総務省家計調査や全国の20~59歳の勤労者へのアンケートを基に算出した試算値を発表した。退職直前の年収の47%になる計算という。

 328万円の内訳は公的年金が63%、退職給付金が24%、預金や投資信託などの個人資産によるものが13%。年金が半分以上を占めた。フィデリティは「年金制度が維持されることが前提。制度が変われば、将来的に年収額が減少する可能性もある」と警告している。

 同社が06年末に実施したアンケートでは、20代前半の約8割が退職後の生活資金について「考えたことがない」と回答した。調査担当者は「今後、退職金制度も大きく変わる可能性もある。若い世代から個人資産の積み上げの準備が必要」と話している。

〔朝日新聞〕

ここから続き

Posted by nob : 2007年04月20日 17:28