« 話し合いはいかなる場合にも第一義。。。 | メイン | 難しい問題だけど、、、うまくいってほしい。。。 »

本来あるべき公正公平な社会になれば、結婚制度は不要になる。。。

■米の離婚率、過去30年で最低レベルに 未入籍カップル増加

 【ニューヨーク=長戸雅子】離婚率の高い国の筆頭とされる米国で、離婚率が過去30年余で最低レベルになっていることが分かった。AP通信によると、2005年の米国の離婚率は1000人当たり3.6件で1970年の同3.45件以降、最も低い数字。専門家は入籍しないカップルが増えていることや高学歴者の離婚率が大幅に下がっていることなどを理由に挙げている。

 米国の離婚率は60年代から急増、ピークは81年の同5.27件で以後低下し続けている。

 入籍しないカップルの増加により婚姻率は過去25年間で30%減少したのが理由の一つだ。こうしたカップルの親世代は離婚率がピークだった時期にあたり、「親のようにはなりたくない」と同居生活だけを望むカップルもいるという。

 一方で離婚する層としない層にはっきり分かれる現象も指摘されている。70年代初期と90年代初期の結婚事情を調査したメリーランド大学のスティーブ・マーティン準教授(人口統計学)によると、大学教育を受けた人の離婚率はこの20年間で3分の1まで低下したのに対し、大学教育を受けていないか、裕福でない人の離婚率はさほど変わらなかった。

 複数の研究者はこの理由について、高学歴者のカップルは夫婦とも条件が良い仕事についていることが多く、高い生活レベルを維持できるため、緊張を抱える場面が少なくなると分析した。

 ワシントン州にあるエバーグリーン・ステート大学で歴史と家族について教えているステファニー・クンツ氏は、高学歴の女性の方がそうでない女性より仕事を持っている率が高いと指摘し、「かつてと違い、妻が仕事を持つ方が結婚生活を安定させるとの認識が広がっている」と話した。

 また、離婚率とは別に(離婚夫婦の多さを)計算する方法として、最終的に離婚・別居で終わる夫婦のパーセンテージを割り出すものがある。この計算法は難しいが、総じて40~45%に落ち着き、専門家は「2組に1組が離婚する」という一般的な感覚よりは低いとみている。

〔産経新聞〕

ここから続き

Posted by nob : 2007年05月14日 10:25