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視点を変えれば、原発なしで温室効果ガスの削減は困難という、国と電力会社の格好の口実に。。。プルサーマル推進のTVCMは怖い、意識と知識がなければいいことづくめに映るから。。。

■美浜原発停止で8・7%増
京都府内の温室効果ガス排出量

 地球温暖化防止に向けて2010年度までに温室効果ガス排出量を1990年度比で10%削減する目標を掲げる京都府で、04年度の排出量が前年度より8・7%増えて1519万トンに上ったことが、10日までの府の試算で分かった。関西電力美浜原発(福井県)の運転停止で、火力発電への依存度が高まったのが大きな要因。温暖化対策が、「原発頼み」になっている面が浮き彫りになった。

 府によると、府内の同排出量は算出を始めた02年度から毎年減り続けていたが、04年度は初めて増加し、基準年の90年度も2・8%上回った。最大の原因は04年8月に起きた美浜原発の配管事故による運転停止。火力発電への依存度が高まり、同排出量を算定する際に用いる「電気使用量に掛ける係数」が約1・4倍になった。

 このため、運転停止しなかった場合と比べ、府内家庭分の約5割に当たる約150万トン多い温室効果ガスが排出されたと算定された。

 原発は今年1月に運転を再開したため、係数も07年度以降は元の水準に戻る見通しという。

 府企画環境部は「原発が停止するだけで、府民の温暖化防止の努力がふいになった。原発に頼らず、太陽光発電の推進や電気の節約などできる努力を進めたい」と、「脱原発」の温暖化防止に力を入れる構えをみせる。

[京都新聞]

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Posted by nob : 2007年09月13日 04:42