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完全な分煙の徹底がベストだと思うけれど、、、街がまたさらに路上喫煙と吸い殻のポイ捨てで溢れるんだろうなあ。。。

■禁煙条例 検討委で賛否
知事は罰則の必要性説く

 公共スペースで室内全面禁煙——。15日に明らかになった県が制定を目指す禁煙条例案で、飲食店や娯楽施設も全面禁煙とする方針が初めて示された。罰則の導入も検討しており、ほかに例のない厳しい内容となる。条例案の発表にあわせ開かれた有識者らでつくる条例検討委員会で、賛否が分かれた。飲食店など喫煙者も多く利用する場所が対象になるだけに、論議を巻き起こしそうだ。

 条例の検討委員会が午後6時から、委員11人全員が出席して開かれた。

 安田修・みずほ情報総研シニアコンサルタントは「公共の場所は何の接点も利害関係もない人が受動喫煙を強いられ、トラブルになる可能性がある。ここをきちっと条例で抑えるのが合理的だ」とした。「たばこが嫌な人にとっては煙が漂っているだけでも不快だ。条例に期待している」と県の全面禁煙に賛成する委員もいた。

 一方、玉巻弘光・東海大教授は「成人男性の喫煙率は約5割。喫煙者がくつろげる場所は必要だ」と述べた。金井正志郎・藤沢商工会議所専務理事は「条例で規制するのは賛成だが、全面禁煙にするのは疑問だ」と飲食店などを含めることに難色を示した。

 県は、さらに県民や施設管理者の意見を聞きながら、全面禁煙の対象範囲を検討する。

 委員会に先だって記者会見した松沢知事は「健康増進法はあくまで受動喫煙についての努力規定。本来は国がやらなければならないことだが、県民の健康を守るために県が取り組みたい」と語った。罰則を設けることについて、松沢知事は「条例を機能させるための担保として罰則は必要だ」としている。どんな罰則にするかは、これからの検討課題となる。県健康増進課は「何らかの金銭罰が現実的だ」としている。

 知事は今後のスケジュールも初めて示した。今月中に県議会に県の方針を伝え、県民からの意見を募集する。これまで意見交換会を重ねてきた業界関係者らにもさらに意見を聞く。

 その上で、条例の骨子案を6月県議会に示し、条例案を12月県議会に提出。条例案の年内成立を目指す。

[読売新聞]

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Posted by nob : 2008年04月16日 19:32