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遅すぎるけれど、勇気あるでも当然の判断、、、対して司法を完全否定する政府の暴挙、、、正義はどこにもない。。。

■自衛隊イラク派遣:輸送違憲 市民ら評価の声「勇気ある判決」 /石川
 ◇名古屋高裁「空自イラク活動は違憲」--隊員「粛々と任務に当たるのみ」

 航空自衛隊のイラクでの活動を憲法9条違反と判断した17日の名古屋高裁判決。現地へ隊員を派遣する小松基地(小松市)では「粛々と任務に当たるのみ」と強調する一方、9条堅持を訴える市民、同基地爆音訴訟の元原告らからは「勇気ある判決」と評価する声が一斉に上がった。【野上哲、栗原伸夫】

 ◆小松基地

 イラクへ隊員を派遣している航空自衛隊小松基地(小松市、隊員約1600人)。03年末に先遣隊、04年1月の1次隊をはじめ、今年3~4月に出発した15次隊まで、延べ隊員81人を送り出した。それぞれ任務期間は3~4カ月。小牧基地(愛知県)などからの隊員とともに、現在も7人が現地で活動している。

 同基地の木村広吉・渉外室長(2等空佐)は「ニュースで確認した。ただ、判決について直接コメントはできない」と戸惑った様子。そのうえで「私たちはシビリアンコントロールの下で、命令に従い、粛々と任務に就くのみだ」と話し、基地内では冷静に受け止めていることを強調した。

 ◆爆音訴訟の原告

 四大基地訴訟の一つ、小松基地爆音訴訟で原告だった湯浅治男さん(75)=小松市=は、米軍駐留が憲法9条に違反すると判断した「伊達判決」(1959年)を引き合いに、「大変勇気のある見解だと思う」と興奮した様子で話した。

 この日、昼過ぎのテレビの速報で知ったという湯浅さんは「予期しなかったので、一瞬目を疑った」と語る。判決が派遣の差し止めを却下した点については「もう一歩だった。残念だ」としながらも、「司法がこのような判断を下し、とても勇気づけられた」と話した。

 ◆九条の会

 憲法9条堅持を訴える「九条の会・石川ネット」事務局の板坂洋介さん(64)=金沢市=は「これまで憲法を避けていた裁判所が、正面から判断した。画期的な判決だ。9条の存在の大きさが改めて示された」と喜んだ。また「今やイラク戦争は過ちという世論の中で、米国は孤立している。自衛隊の活動場所は『戦闘地域』ではないと強引に派遣を進めた日本政府・与党の問題点が浮き彫りになった」と指摘した。

[毎日新聞]


■【関連】“国際貢献”揺れる評価 空自イラク派遣『違憲』 歓声、涙ぐむ原告

 「航空自衛隊の空輸活動は武力行使と一体」−。名古屋高裁が十七日、自衛隊のイラク派遣に初の違憲判断を下した。「画期的判決」と抱き合って喜び、涙ぐむ原告たち。一方で「世界の常識に外れている」との批判も聞かれる。派遣から四年。政府は活動継続を言明したが、実態が国民に明かされないまま進められた“国際貢献”の評価は、いまだに揺れている。 

 「憲法九条は生きている、力があるんだということを明確に示した画期的判決です」。判決言い渡し後、名古屋高裁近くで開かれた原告らの報告集会。判決内容を説明していた弁護団の川口創事務局長がこう口にすると、会場からは大きな拍手がわき起こった。

 内河恵一弁護団長は、弁護士になったばかりのころに携わったという四日市公害訴訟を引き合いに出し、「それ以来初めて法廷で涙を出した。よくぞここまで判断したというのが率直な気持ち。司法はまだ生きている」などと話して言葉を詰まらせ、涙ぐんだ。

 原告でつくる「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」の池住義憲代表(63)は「私の人生の中で、今日は誇りを持って語れる日。四年二カ月訴え続けてきた意味が示された」と述べ、これまでの苦労を振り返った。会場の壁には「画期的判決」「平和的生存権を認める」などと書かれた紙が張られ、全国から集まった百人を超す原告や支援者らの歓声に包まれた。

派遣隊員戸惑い『やっぱり…』

 「日本のため、国際貢献のためにやってきた僕らの空輸は憲法違反なのか」。名古屋高裁が示した判断を受け、空自のイラク派遣の中核を担う小牧基地(愛知県小牧市)には衝撃が走った。

 複数回の派遣経験がある隊員はニュースを基地のテレビで見た。同僚と目を合わせ、のど元まで出かかった「やっぱり、やばいことをしていたんだ」をのみ込んだ。バグダッドへの飛行が始まってから、C130輸送機上で身の危険を感じるようになった。武装した米兵にも接し「実戦にかかわっている」ことへの緊張感や高揚感も体験してきた。

 とはいえ、自らを否定されるような違憲判断にはやりきれなさも。子供たちには「パパは日本のためにイラクに行ってくる」と言い続けてきたから。

 派遣を控えた別の隊員は「政治のことはあまり考えないようにしている。今回の司法判断も同じだよ」と作り笑いをした。司法判断でイラクへの派遣が終わるはずはない。「米軍と一緒に多国籍軍という枠組みで行動している以上、米軍が撤退すると言わない限り空自は居残りだし…」

 空自幹部は「司法判断の論拠には首をひねらざるをえないが、危険な場所での任務だけに隊員の士気が落ちることが怖い」と話した。

 世界の常識外れる

 軍事評論家の江畑謙介さんの話 イラクに輸送目的で自衛隊を派遣した以上、何を運んでいるか他の国は関心がない。水や食料、燃料はいいが兵員や弾薬はだめなんて(今回の判断は)世界の常識と懸け離れている。兵員を運ばないことで自分の手が汚れないというのは自己満足だ。船外発動機や車など日本の輸出品は海外で武器として使われており現実を見ていない。世界貢献はこのような考え方では行き詰まるだろう。日本は食料自給率が低い。海外貢献せずに飢えてしまっていいのか。現実を踏まえないと事は進まない。

 今後に重大な影響

 水島朝穂・早稲田大法学学術院教授(憲法)の話 長沼ナイキ基地訴訟一審以来三十五年ぶりに自衛隊の憲法適合性について裁判所が正面から判断を加えたことは極めて画期的だ。特にイラクでの空自の活動を詳細に認定し、政府の自衛隊海外派遣に関する解釈を踏まえた上で「武力行使に当たる」と明言したことは非常に重要だ。また、平和的生存権について、裁判所に保護と救済を求めることのできる具体的な権利と判断したことも注目される。国から戦争遂行への加担や協力を強制された場合、差し止めや損害賠償の請求ができることを示唆している。今後の自衛隊の活動への司法判断の在り方に重大な影響を与えるだろう。

[東京新聞]


■違憲判決に官房長官ら、イラク支援継続「問題ない」で一致
特集 イラク情勢

 航空自衛隊のイラクでの輸送支援活動の一部を違憲とした17日の名古屋高裁判決について、町村官房長官は18日午前、高村外相、石破防衛相と国会内で協議し、「空自の活動継続に何ら問題はない」との認識で一致した。

 町村氏はその後の記者会見で、「武力行使の解釈について裁判官がどこまで実態が分かっているのか、(戦闘地域と判断する根拠となる)『国に準ずる組織』をどう理解しているのか、その辺に誤りがあるのではないかという印象をお互いに語った」と述べた。

 高村外相は、判決が傍論で違憲判断を示していることについて「一人の人(裁判官)の意見。外相を辞めて暇でもできたら読んでみる。崇高なものであるかのごとく錯覚を与えて政治利用しようとするのはよくない」と述べた。

 石破防衛相も「極めて遺憾だ。判決を導き出す立論過程で、(違憲判断が)論理構成上必要であったわけではない。傍論部分にすぎず、なぜあえて言及したのかやや理解しかねる」と批判した。

[読売新聞]

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Posted by nob : 2008年04月19日 00:33