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悪戯???悪質極まりない。。。

■さいたまのマンションで硫化水素テロ?

 さいたま市のマンション敷地内で4日朝、不審な液体が置かれ、そこから硫化水素ガスが検出された。液体は大量で、ポリ袋やボトルに入った状態で屋外の地面に放置。自殺の痕跡もなく、目立った被害はなかったが、埼玉県警大宮署では、悪質ないたずらや、付近住民を狙った殺人未遂容疑の可能性も視野に入れ捜査を始めた。硫化水素の悪用は、相次ぐ自殺や母親の殺人未遂事件に続き、“無差別テロ”未遂まで拡大した可能性も出てきた。

 大宮署によると4日午前5時15分ごろ、さいたま市北区日進町2丁目の3階建てマンションに住む40代女性から「窓を開けたところ、異臭がする」と110番通報があった。同署や北消防署が調べたところ、マンション敷地内の屋外の地面に、複数枚重ねられたポリ袋が2つあり、うち1つの袋には500ミリリットルのトイレ用洗浄剤容器2本、入浴剤のボトル1本が入っていた。

 ポリ袋はいずれも口の部分が結ばれており、1つの袋には約3リットルの薄い緑色の液体がそのまま入っており、もう1つの袋に入った入浴剤のボトルにも、同様の液体が入っていた。トイレ用洗浄剤の容器は2つとも空だった。

 液体だけが入ったポリ袋からは約30ppm、ボトルなどが入ったポリ袋からは約100ppmの硫化水素が検出された。一般的に、硫化水素は800ppm以上の濃度だと、1呼吸程度でノックダウンするように即死することもあるとされているほど危険だ。

 周辺は住宅街。このマンションはワンフロアに3世帯、計9世帯入居しており、家族で住んでいる居住者が多いという。同署は一時、マンションや付近の住民を避難させたが、体調を崩したり、病院に運ばれた人はいなかった。

 現場の地面は土で、マンションの建物本体と、隣の一軒家をへだてるブロック塀の間のエリアで、高さ約6メートルの木が複数植えられていた。ポリ袋は、木と木の間に置かれていた。外部から出入りできる場所だった。

 周囲に自殺を図ったような状況もなく、硫化水素自殺でしばしば見られる注意書きの張り紙なども確認されていない。同署では、悪質ないたずらのほか、マンション住民らを狙った可能性もあるとみて、殺人未遂容疑も視野に入れ、捜査を始めた。

[日刊スポーツ]


■硫化水素の作り方は「傷害を誘因する有害情報」 警察庁が削除要請

警察庁が、硫化水素の製造方法などを記したネット上の書き込みを「有害情報」に指定。硫化水素自殺によって第三者が巻き添えに合うなど「傷害という違法行為を誘因する」と判断した。

 警察庁はこのほど、硫化水素の製造や利用を誘引するようなネット上の書き込みを「有害情報」に指定した。硫化水素による自殺は第三者の健康を害す恐れがあり、傷害罪を誘因する情報だと判断。書き込みを見つけた場合はISPや掲示板の管理者に削除を要請するよう、各都道府県警とインターネット協会に通達した。

 警察庁は、違法情報ではないが、犯罪方法を示した情報や自殺を勧誘する情報などを「有害情報」に指定している。今回新たに、硫化水素の製造方法を記した書き込みや、「硫化水素は簡単に作れる」「簡単に死ねる」といった製造や利用を誘引するような書き込みを有害情報に指定した。

 硫化水素の製造自体は現行法で禁止されていないが、自殺者の家族や周辺住民などが巻き添えになるケースも多発。硫化水素自殺によって「第三者が健康を害し、命を失う恐れが極めて高い」ため、製造方法などに関する書き込みは「傷害という違法行為を直接的かつ明示的に請負・仲介・誘因する情報である」と判断した。化学式など学術目的の情報は対象に含まれない。

 ネット上の違法・有害情報の通報受付窓口「インターネット・ホットラインセンター」を運営するインターネット協会にも、硫化水素ガスの製造方法などについて有害情報として扱うよう求めた。

[ITmedia]

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Posted by nob : 2008年05月05日 11:33