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行動する人は偉大。。。
■赤ちゃんポスト、3月末で17人
養育が困難な親から匿名で乳幼児を受け入れる慈恵病院(熊本市)の「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)について、熊本市は20日、昨年5月から今年3月末までに男児13人、女児4人の計17人が預けられたと公表した。運用状況の公表は初めて。同市の幸山政史市長は同日の記者会見で「命を救うという設置当初の意義は果たされた」と評価した。
公表されたのは、熊本市が設置するポストの検証会議の資料。
資料や市長の記者会見などによると、17人のうち生後1カ月未満の新生児が14人、1歳未満の乳児が2人で、生後1年以上の幼児も1人いた。
[日本経済新聞]
■赤ちゃんポスト:預かりは17人 身元判明は9人
熊本市は20日、同市の慈恵病院が昨年5月10日に設置した、親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」の運用結果を初公表した。3月末までの約11カ月間に預けられた子は17人(男13、女4)。このうち13人は親が手紙など着衣以外のものを一緒に残しており「親のつらい思いがくみ取れた」(幸山政史市長)という。一方、9人は親の身元が判明したが、再び引き取られた子は1人だった。
17人中、14人が新生児(生後1カ月未満)で、乳児(1年未満)が2人、幼児が1人いた。虐待の疑いがある子はいなかったが、精密検査など医療行為が必要な子が2人いた。
身元が判明した9人の親の居住地は、熊本県以外の九州が3人、中国、中部、関東地方が各2人だった。身元が分からなかった8人は熊本市が「棄児」として戸籍を作成した。
親が引き取った1人以外の子供のその後の行き先は、個人が特定されるとして非公表としたが、大半が県内外の乳児院などの施設に入所したとみられる。
幸山市長は「母親の手紙にはつらい思いが読み取れるものもあった。救えた命がある点で、(ポストの)設置許可の判断は間違いなかった」と述べた。【結城かほる】
[毎日新聞]
Posted by nob : 2008年05月22日 12:54