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束の間の停戦。。。

■イスラエル軍、撤退完了延期 迫撃弾攻撃のため

 【ガザ市21日共同】イスラエル軍は20日、パレスチナ自治区ガザから武装勢力がイスラエル領内に向け迫撃弾を約10発発射するなど、散発的な攻撃があったことを理由に主要地点での地上部隊の駐留を継続し、同日中の予定だった撤退完了は延期されたもようだ。

 イスラエルは、緊密な関係を維持する米国で20日、オバマ新大統領が就任したことに配慮し、大規模な反撃は行わない見通し。停戦がただちに崩壊することはないとみられる。

 イスラエルは、3日にガザに侵攻した地上部隊をオバマ氏の就任式までに撤退させるとみられていた。ただ、国防省高官は「20日中に撤退の予定だが、現場での状況次第」と述べ、含みを残していた。

 イスラエルのメディアによると、迫撃弾攻撃を受けて、イスラエル軍はガザ北部の発射地点付近を空爆した。死傷者の有無は不明。この日はガザとイスラエルの境界検問所付近などでイスラエル兵に対する銃撃事件も2件あったが、けが人などはなかった。

[47NEWS]


■イスラエル軍、ガザから撤退完了と発表…オバマ政権に合わせ

 【エルサレム=三井美奈】イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザからの撤退を同日未明に完了したと発表した。

 オバマ米政権発足に合わせた動きで、新政権との良好な関係構築を目指すイスラエル政府の姿勢を示したものだ。

 同国軍は撤退後も、イスラエル側のガザ境界付近に展開を続ける方針。民放テレビ「チャンネル10」によると、政府は「オバマ政権発足までの撤退完了」を目指していたが、20日、ガザ中部で数発の迫撃砲攻撃があり、軍が発射地点に空爆を加えて応戦する事件が起きたため、遅れたという。

 ガザの「暫定停戦」が一応実現し、今後はエジプトの調停案に沿って、長期的停戦に向け、〈1〉イスラム原理主義組織ハマスの再軍備阻止に向けたガザ—エジプト間境界の管理強化〈2〉ガザ経済封鎖の解除——をめぐる交渉が本格化すると見られる。イスラエルのリブニ外相は21日、ブリュッセルを訪れ、欧州連合(EU)に境界管理への技術支援などで協力を要請する。

 イスラエル政府は先週、ブッシュ米政権(当時)との間で調印した2国間覚書に沿って、オバマ新政権にハマスへの武器密輸を防ぐ国際的枠組み作りを要求していく方針。ただ、政府内では、オバマ新政権が「外交より武力行使を促してきたブッシュ政権のやり方を変えようとしている」(21日付ハアレツ紙)として、中東政策の転換を警戒する声も強い。

 イスラエル軍は先月27日にガザ攻撃を開始し、18日未明に停戦に入った。これを受け、ハマス側は、軍撤退のための「1週間の暫定停戦」を宣言した。22日間の攻撃で、パレスチナ側で1300人以上が死亡、イスラエル側では兵士10人を含む計13人が死亡した。

[読売新聞]

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Posted by nob : 2009年01月21日 23:03