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もういい加減拷問を重ねた後でしょ。。。

■イラク、グアンタナモ…オバマ大統領“初日”から全開

 【ワシントン=山本秀也】オバマ米大統領は21日、ゲーツ国防長官ら安全保障チームとの初会合で、米軍戦闘部隊のイラク撤退に関する計画策定を指示した。就任後の執務初日から重要政策を打ち出すことで、国民の期待が高い「変革」を行動で示す構えだ。米メディアによると、続いてオバマ大統領は22日、テロ容疑者への尋問方法が問題化していたキューバ・グアンタナモ米海軍基地内について、収容施設の閉鎖を命じる大統領令に署名する見通しだ。

 イラク駐留米軍の撤収やグアンタナモの施設閉鎖は、いずれもオバマ大統領がブッシュ前政権との差を示す安保関連の政策として、選挙キャンペーン中から公約していた。新政権の動きに注目が集まる就任からの100日間に、大統領はスピード感ある公約の実行によって、国民の信頼獲得を目指すとしている。

 安保チームとの会合後、オバマ大統領は「軍の首脳に対して、イラクから責任ある形で部隊を撤収させるため必要な計画を追加するよう命じた」との声明を発表した。会合には、バイデン副大統領、ゲーツ長官のほか、マレン統合参謀本部議長ら軍の制服組首脳が出席した。

 戦闘部隊の撤退期限として、オバマ大統領は就任後16カ月以内の実現を公約していた。しかし、会合後に発表された声明は、具体的な期限目標には触れておらず、現地の治安情勢に応じて弾力的な撤退を進めるという妥協に含みを残した。

 グアンタナモ基地の収容施設に関して、オバマ大統領は、(1)向こう1年以内の施設閉鎖(2)「水責め」など収容者への過酷な尋問の禁止−をそれぞれ命じる大統領令に署名する見通しだ。

 施設内には、国際テロ組織アルカーイダの幹部ら、現在約245人が収容されている。

 施設閉鎖をめぐっては、収容者の移送先を含めた処遇が、新たな焦点となる。国防総省では、施設から釈放されたテロ容疑者61人が海外で再びテロ攻撃に関与したとの国防情報局(DIA)の情報をさきごろ公表しており、実際の施設閉鎖までに激しい議論が避けられない見通しだ。

 このほか、オバマ大統領は21日、イスラエルのオルメルト首相やパレスチナ自治政府のアッバス議長らと電話で意見交換し、中東和平に取り組む決意を改めて伝えた。また、経済チームとも個別に会合し、大型の雇用を狙った景気刺激策などを協議した。

 新政権で最初の大統領令として、オバマ大統領は、ホワイトハウスなど政権内の上級職員に対して、企業や団体の依頼で動くロビイストから金品を受け取ることなどを禁じた倫理規定にも署名した。

[産経新聞]


■テロ容疑者収容所、1年内に閉鎖 オバマ大統領が命令

 【ワシントン22日共同】オバマ米大統領は22日、キューバのグアンタナモ米海軍基地のテロ容疑者収容施設を1年以内に閉鎖し、拷問との批判も出た「水責め」などの過酷な尋問方法を禁じる大統領令を出した。拷問が表面化した同施設や「水責め」は人権より治安を優先したブッシュ前政権のテロ対策の「暗部」で、オバマ氏にとってイラク撤退計画策定指令に続く「変革」第2弾。大統領は署名後に「われわれは拷問をしないというルールを順守できる。(拷問なしでも)必要な情報を効果的に入手できる」と述べた。

 国防総省によると、グアンタナモの施設には現在、国際テロ組織アルカイダ幹部ら約250人が収容されている。閉鎖には容疑者を出身国や米国内の他施設などに移送する必要があるが、一部の国は受け入れを拒んでおり、新政権による説得が早期閉鎖の鍵となる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、オバマ氏は22日、米中央情報局(CIA)が自白を強要するために設置したとみられる米国外の秘密収容所閉鎖も命じる見通し。

 オバマ大統領は就任した20日、基地内に設けられた特別軍事法廷にテロ容疑者の審理を120日間停止するよう要請。法廷側は21日からアルカイダ幹部らの審理を取りやめている。

[産経新聞]

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Posted by nob : 2009年01月23日 23:00