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■町工場の“希望の星”「まいど1号」打ち上げに熱狂

 大阪府東大阪市の中小企業などが製作した雷観測衛星「まいど1号」や、香川大の親子衛星「KUKAI」など計8機の人工衛星が23日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から宇宙へと旅立った。

 「何とか軌道に乗って」「最後までトラブルがないように」。衛星の開発担当者や市民らは、上昇していくH2Aロケットの映像に手を合わせ、成功を祈った。

 ◆種子島 太平洋を望む岬にある発射場。気温14・3度、風速9・9メートル。高さ74・5メートルの避雷鉄塔2本に挟まれて、H2Aロケット(53メートル)は打ち上げの時を待った。

 「計画から7年。やっとこの日がきた。まいど1号、宇宙でちゃんと働いてくれよ」。まいど1号を製作した東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)の今村博昭理事長(65)は、発射場から約3・6キロ離れた竹崎展望台から見守った。

 発射。白煙を上げ、ロケットが空をオレンジ色に染めながらぐんぐん昇っていく。今村理事長は一瞬、目をうるませ、「不況に苦しむ全国の中小企業にとって、衛星が希望の星になってほしい」と話した。

 ◆東大阪 市民らが会場いっぱいに詰めかけた「クリエイション・コア東大阪」(東大阪市)では、パブリックビューイングが行われ、打ち上げの瞬間、来場者がみんなで「おめでとう」。

 ライブ中継を見るため訪れた大阪府枚方市の無職、野崎彰さん(71)は5年前、まいど1号のサポーターズクラブに入会した。衛星には会員2614人の名前が刻まれたプレートがつけられており、「小さな企業が頑張って大きなことに挑戦できた。宇宙に自分の名が届くのは万感胸に迫る」と目を輝かせた。

 東大阪宇宙開発協同組合の専務理事、棚橋秀行さん(48)は「モノづくりに若者が目を向けてほしい一心で、ここまでやってきた。多くの人に感謝している」と笑顔をみせた。

 ◆香川大 香川大工学部(高松市)では、「KUKAI」を開発した能見公博准教授(40)と研究室のメンバーらが地元の小学生ら約200人と講義室で衛星中継を見守った。上昇するロケットに子どもたちは「すごい」と興奮。

 能見准教授は「宇宙空間で実験が終わるまで気は抜けない。これを機に、子どもたちには宇宙開発に興味を持ってもらいたい」と話した。

[読売新聞]

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Posted by nob : 2009年01月23日 23:23