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それにしても、、、兆???、、、スケールが大きい。。。

■米フォード、損失1.3兆円=3年連続赤字−08年

 【ニューヨーク29日時事】米自動車大手フォード・モーターが29日発表した2008年通年の決算は、米国をはじめとする世界的な販売台数の急減を受け、純損益が145億7100万ドル(約1兆3000億円)の赤字となった。赤字は3年連続で、赤字幅は07年の27億2300万ドルから急拡大した。

 売上高は20%減の1393億ドルにとどまった。フォードは経営危機に直面している他の米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーとは異なり、米政府には金融支援を求めていないが、極度の業績不振に苦しんでいることが鮮明になった。

 また、10−12月期決算も純損益が58億7500万ドルの赤字となり、赤字幅は前年同期の28億1100万ドルから拡大した。売上高は36%減の292億ドルだった。

[時事通信]


■東芝の08年度は過去最大の営業赤字

 [東京 29日 ロイター] 東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)は29日、2009年3月期の営業損益(米国会計基準)予想を2800億円の赤字に下方修正する(従来予想は1500億円の黒字)と発表した。

 デジタル製品や半導体の売価ダウン、円高の影響などで、赤字幅は過去最大となる。これに併せ、半導体や液晶分野を中心に見直しを進め、09年度に黒字化を目指す経営計画も発表した。

 トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト14人の09年3月期営業損益予測の平均値である780億円の赤字より、赤字幅は大きい。

 連結売上高の予想は、前年比12.6%減の6兆7000億円(従来予想は7兆7000億円)、当期損益予想は2800億円の赤字(同700億円の黒字)、期末配当予想は無配とした。

 従来計画を公表した9月時点の想定に比べ、10―12月の事業環境が急激に悪化。営業損益は、従来予想から4300億円の引き下げとなる大幅な下方修正となった。売価ダウンの影響2700億円や販売減少などの影響2600億円、為替の影響450億円が利益を押し下げ、調達面や研究費の改善などではカバーできないと見ている。

 会見した村岡富美雄・代表執行役専務は足元の状況について「金融収縮による景気後退や円高のほか、半導体不況という要因があり、トリプルパンチを受けている」と述べた。

 分野別では、半導体分野の落ち込みが激しい。4─9月期も営業赤字595億円だったが、これに加えて10─12月期の赤字が1174億円と急激に悪化。「(09年)1─3月期に(半導体事業の)急回復は期待できない」(村岡専務)とし、従来650億円の赤字と見ていた同事業の09年3月期営業損益予想は、2900億円の赤字へ大幅な下方修正となった。半導体事業での通期設備投資計画は従来3670億円としていたが、これも2300億円に下方修正した。デジタル製品事業も、売価下落や販売減を受けて業績が悪化。従来700億円の営業利益としていた通期見通しを、200億円の営業赤字に変更した。

 <09年度の黒字化目指す経営計画>

 業績悪化を受け、東芝は同日、半導体・液晶事業を中心に構造改革を進め、09年度の黒字化を目指す経営計画も発表した。生産体制・計画の見直しや08年度比で固定費を3000億円削減するなどの施策を講じる。会見した西田厚聡社長は、計画を通じて「08年度の売上高予想の水準(6兆7000億円)でも利益が確保できる体質に転換する」と述べた。

 09年度には、設備投資や研究開発費を抑制する。08年度に4550億円を見込んでいる設備投資計画は2300億円に抑え、同じく08年度に3900億円を見込む研究開発費も3200億円とする。半導体・液晶事業を中心に期間従業員4500人を削減する。ただ「正規雇用は何としても守る」(西田社長)との方針で、一部にワークシェアリングを導入し雇用維持を図るという。

 半導体事業では、08年度の設備投資計画2300億円を、09年度は1000億円未満へと絞り込む。三重県で建設計画中のメモリー工場は、09年春を予定していた着工時期を2010年メドに延期し、岩手県で計画中のメモリー工場は、市場の動向を見極めて投資時期を判断するとした。このほか、システムLSIなどで国内生産の一部縮小とコストの安い海外の増強を進める。システムLSIは、業界再編を視野に入れながら、分社化を含め抜本的な改革を検討する。半導体事業の固定費は08年度比15%以上削減し「(半導体事業は)09年度下期の黒字化を目指す」(西田社長)とした。

 液晶事業は、より低コストで高性能が見込めるという低温ポリシリコン製品に経営資源を集中。不採算製造ラインの停止や縮小を進める。液晶事業の固定費は08年度比で25%以上削減する計画。

 一方、堅調に推移する原子力発電施設などの社会インフラ事業は、新興国を中心に海外での展開を加速。原子炉は2015年までに世界で39基の受注を見込むなどとした。また、二次電池の量産工場新設や、小型燃料電池を08年度から発売するなど、新規事業の育成・強化を継続するとした。08年度は社会インフラ事業を中心に、約500人の期間従業員を正規社員に転換する予定で、今後も熟練工の確保に取り組む。

 同日発表した2008年4―12月営業損益は、1822億円の赤字転落となった。前年同期は1245億円の黒字だった。売上高は前年同期比10.5%減の4兆9841億円、当期損益は1595億円の赤字(前年同期は1261億円の黒字)だった。

 (ロイターニュース 平田紀之)

[ロイター]

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Posted by nob : 2009年01月29日 22:56