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一般民衆不在の権力争い。。。
■ハマスと対話拒否示唆 アッバス議長、和解は難航
【カイロ=内田康】パレスチナ自治区ガザ情勢で、パレスチナ解放機構(PLO)穏健派ファタハを支持基盤とするアッバス自治政府議長は一日、訪問先のカイロで「PLOの主権を認めない人々とは対話をしない」と述べた。
名指ししなかったが、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスに向けた発言。ガザでの持続的停戦実現に向け、ファタハとハマスの和解が焦点になっているが、エジプトが仲介する交渉は難航しているもようだ。
アッバス議長は「彼らは、パレスチナ住民を代表する唯一の組織がPLOと認めねばならない。そうすれば、話し合いになる」と述べた。
ハマス政権のハニヤ首相が最近、「PLOは死んだ。新たな政治組織が必要だ」と発言したことへの反発とみられる。
ファタハとハマスの和解交渉をめぐっては、二日もカイロでアッバス議長、エジプトのムバラク大統領、サウジアラビアのサウド外相が会談した。ハマス代表団とエジプト政府高官も協議する。
一方、ロイター通信によると、イスラエル軍は二日、ガザ南部で車を空爆し、パレスチナ人一人が死亡した。一日もガザの密輸トンネル六カ所などを空爆。同日にガザからイスラエルに向け十発以上のロケット弾や迫撃砲が発射され、市民ら三人が負傷したことへの報復としている。
[東京新聞]
Posted by nob : 2009年02月03日 16:58