« 忘れ去っていました。。。 | メイン | すべてが北朝鮮の思うつぼ。。。 »

トホホ。。。

■秋田県、「ミサイル発射」と誤報 直後に訂正

 北朝鮮が「人工衛星」を搭載していると主張している長距離弾道ミサイルを巡り、4日午前11時過ぎ、秋田県がいったん、「10時48分にミサイルが発射された」との情報を発表、直後に誤報だったと訂正した。同県は危機管理対策本部に詰めていた陸上自衛隊の担当者から県に発射情報が伝えられたと説明したが、防衛省は「防衛省の職員のミスとは聞いていない」としている。

 県は当初、政府と自治体を専用回線で結ぶ「Em—Net(エムネット)」ではなく「防衛省中央司令本部から未確認情報として届いた」と説明したが、その後、11時6分ごろに別の担当者が「誤報」と否定。「情報は確認されていない。防衛省はまだ現時点では発射されていないとしている」と説明した。

 県によると、本部に詰めている陸上自衛隊の連絡員に発射情報が入り、それを連絡員が口頭で県側に伝えたという。県は全市町村に対し、10時54分に発射情報をメールで一斉に伝えたが、11時9分に取り消すメールを改めて送信した。

[日本経済新聞]


■「本当にミサイル落とせるのか」=誤情報に怒り、混乱−秋田、岩手の市民ら

 「そりゃないわ」「しっかりして」。発射情報は誤探知だったという政府の誤報に、神経をとがらせていた秋田、岩手両県の市民は絶句した。

 秋田・男鹿半島の船川港。港から約32キロ離れた海域でカニ漁船を操業させている水産会社「男鹿水産」の菅原一社長(50)は、テレビの速報で発射情報が流れた瞬間、「えっ」と声を上げ、音量を上げて画面に見入った。

 しかし、直後に誤報と判明。「何なんだよ。こんなんで万が一の時、ミサイルを撃ち落とせるのかよ」と声を荒げ、「漁船のことが心配なんだよ」と真剣なまなざしで再びニュースに見入った。

 盛岡市の清掃業多田たけ子さん(48)は「怖いことだから、ちゃんと正確な情報がほしい」。同市の無職男性(64)は「めったにない事態だからやむを得ないが、緊張感が足りない」と厳しい口調で話した。

 秋田県からの誤情報が防災無線で流れた八峰町。その後の政府の誤報もあり、町内の施設は混乱した。

 町立保育園「観海子ども園」では防災無線が流れた時は給食の時間中。園児らに食事を急がせ、慌てて帰り支度をさせた。すぐに誤報と判明したが、約1時間後に再び発射情報。丸山久美子園長は「情報が流れるたびに緊張する。とにかく早く終わって」と戸惑った様子で話した。 (了)
菅原一(すがわら・はじめ)、佐々木誠(ささき・まこと)、丸山久美子(まるやま・くみこ)

[時事通信]


■北“ミサイル”打ち上げ行わず、理由は?

 北朝鮮は4日午前、国営メディアを通じて「人工衛星はまもなく打ち上げることになるだろう」と発表したが、4日の打ち上げは行われなかった。北朝鮮はなぜ、4日に打ち上げなかったのか、韓国・ソウル支局・大滝公成記者が解説。

 4日に打ち上げなかった理由ははっきりとわかっていない。韓国政府内では、天気さえよければ4日に発射することはほぼ確実とみられており、イギリスを訪問していた李明博大統領も予告時間に間に合うように帰国して、安保関係閣僚会議を開いて事態を見守っていた。

 考えられる第1の理由は「天候や技術的要因」。北朝鮮の国営ラジオは4日正午のニュースで、舞水端里に近い日本海側北部の海上は「8メートルから12メートルの風があり、船の航行には注意が必要だ」と伝えた。ただ、この程度の風なら「打ち上げには影響ない」と指摘する専門家が多く、直接的な原因なのかは不透明。

 第2は「外交的な戦術」との見方。世界が注目する中で「まもなく打ち上げる」と予告し、沈黙することでじらす意図がある可能性を排除することはできない。

 ただ、「平和的な人工衛星だ」と主張し、国内にも打ち上げ予告している以上、よほど納得できる理由なしに中止をすれば、北朝鮮自身がメンツを失うことになる。

[NEWS24]

ここから続き

Posted by nob : 2009年04月04日 22:42