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終わりなき暴力の連鎖。。。(まずは米軍の全面撤退から。。。/26日追加)(暴力は新たなさらに大きな暴力を生むばかり。。。/27日追加)

■イラク:バグダッドなどで爆弾テロ…78人が死亡

 【カイロ和田浩明】バグダッドや隣接するディヤラ県で23日、2件の自爆テロがあり、AP通信によるとイランの巡礼者や警官を含む合計78人が死亡、約130人が負傷した。イラクの1日のテロ被害としては過去1年間で最大級。駐留米軍撤退や連邦議会選挙を控え、治安の再悪化も懸念されている。

 1件目はバグダッドの商業街カラダ地区で、警察による食料配給に集まった人たちの近くで発生。警官8人を含む31人が死亡した。容疑者は女だったとの目撃情報もある。

 ディヤラ県のムクダディヤでは飲食店で爆発が起き、47人が死亡した。犠牲者のほとんどはイラン人で、イラク南部のイスラム教シーア派の聖地を巡礼するため入国していた。

 一方、イラク国営テレビなどは23日、国際テロ組織アルカイダ系とされる組織「イラク・イスラム国」指導者、アブオマル・バグダディ師がイラク当局に拘束されたと報道した。同師は過去にも逮捕発表があったが後に誤りと判明しており、本人確認が続いているという。

[毎日新聞]


■「米軍がイラクを不安定に」イラン最高指導者が批判

 【テヘラン=松尾博文】イランの最高指導者ハメネイ師は25日、イラクでの連続自爆テロでイラン人60人以上が死亡した事件について「犯罪の原因は米軍」とする声明を発表した。ハメネイ師は対米関係の行方を左右する最重要人物。しかし、「テロとの戦いの名目でイラクを占領し、多数の人々を殺害した米軍がイラクを不安定にした」と強く批判した。

 イラクでは23、24日にバグダッド周辺で相次いで自爆テロがあり、イスラム教シーア派の聖廟(びょう)を訪れていたイラン人巡礼者が多数巻き込まれた。イラン政府は事件を受けて、バグダッドに近い両国国境を閉鎖した。

[日本経済新聞/26日追加]


■タリバン勢力拡大 パキスタン首都100キロに迫る

 【バンコク=古田秀陽】アフガニスタン国境に近いパキスタンの北西辺境州で、反政府武装勢力タリバンが実効支配地域の拡大を図る動きをみせている。最近になって首都イスラマバードの北方約百キロの地区へも侵入。米国政府は「致命的な脅威」として強い危機感を示している。

 パキスタンからの報道によると、タリバンは数週間前から、首都から五、六時間で到着する北方のブネール地区に侵入。ライフル銃やロケット砲で武装した勢力は数百人に上り、地元のモスクなどを占拠、学校なども襲撃しながら、同地区を巡回していたという。

 これに対し、地元政府は二十四日、治安部隊を増派。タリバン広報官は「同地区からの撤退を決めた」と表明し、一部の武装勢力が撤退を始めた。撤退の理由について、一部の報道では、地元政府がイスラム法導入の実施を約束したためとしている。

 同地区が含まれるマラカンド地域では、ザルダリ大統領が十三日、停戦と引き換えに、タリバンの要求であるイスラム法の導入を承認。タリバンは近くのスワト地区を拠点として、同法の導入地区を増やし、実効支配地域を拡大したい狙いとみられる。

 タリバンなどのイスラム勢力はアフガン国境に接する部族地域が主な活動拠点だった。

 タリバン広報官は、国際テロ組織アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン容疑者のスワト地区入りを「歓迎する」と述べ、テロリストをかくまう姿勢を示している。

 米国政府は、パキスタン政府のイスラム法導入の承認などが武装勢力への“譲歩”だとして強い懸念を示しており、クリントン国務長官は二十二日、「パキスタンがテロリストの手に落ちる危険性がある」と警戒感を示している。


[東京新聞/27日追加]

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Posted by nob : 2009年04月25日 23:49