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「正しい情報に基づいた冷静な対応を」、、、それしかない、、、頑張れWHO!。。。
■【豚インフル】メキシコで「死者68人」 米でもヒト・ヒト感染
【ワシントン=山本秀也】メキシコ、米国で人への豚インフルエンザ(H1N1)の感染が多数確認されたことを受け、世界保健機関(WHO)は25日、専門家による初の緊急委員会を開催、新型インフルエンザにあたるかどうかの検討など、感染拡大防止策などについて協議する。WHOは新型インフルエンザの大流行に備えて警戒レベルを6段階に分類しており、現在は人から人への感染が全くないか限定的な状態である「3」にしているが、人から人への感染が増加する兆候のある段階とされる「4」に引き上げるかどうかも協議する見通し。
緊急委員会は、発生した問題が保険に関係する「国際的な緊急事態」かどうかをWHO事務局長が諮問するために開く会合で、現行制度が発効した2007年6月以来、初めての開催となる。
メキシコのコルドバ保健相は24日、感染の疑われる死者がメキシコ市や同市北部のサンルイスポトシなどで68人、感染者が1000人を超えたことを明らかにした。死者は通常のインフルエンザと異なり25−45歳の青壮年に集中している。
国境を接する米カリフォルニア州など2州でも同日までに8人が感染し、米疾病対策センター(CDC)は、感染者に豚との接触がないことから「ヒトからヒトへの感染が確認された」と発表した。8人の感染者はノドの痛みなど通常のインフルエンザと同じ症状を訴えたが、いずれもすでに回復したという。
メキシコ、米国で感染者から採取したウイルスをWHOが検査した結果、遺伝子構造が同じA型ウイルス(H1N1)と判明。WHO、CDCでは、メキシコに専門家チームを派遣し、情報収集を進めている。
メキシコ政府は感染者の多い首都で学校の休校措置や、博物館、劇場などの閉鎖を命じたが、感染が全土に広がったことで、感染防止措置が適切だったのかを問う声が出ている。
[産経新聞]
■【豚インフル】スーパー、空港で困惑の声 保健所や厚労省は情報収集
メキシコで多数の豚インフルエンザの感染が判明するなか、海外への旅行客や在日メキシコ人ら関係者の間にも不安が広がっている。事態の全容がつかめないだけに、戸惑う声も少なくないが、関係機関は対応に追われながらも「正しい情報に基づいた冷静な対応を」と呼びかけている。
豚肉は大丈夫
週末の買い物客でにぎわう都内のスーパー。「食べる豚肉は大丈夫と聞いた」と冷静な声が多い一方、「少し不安」という声も聞かれた。
国産の豚肉を手にした千葉県浦安市の女性会社員(36)は「加熱すれば大丈夫と聞くし、国産なら気にすることはない」と話す一方、「夫はサラリーマン。昼は外食で豚を食べる機会もあると思う。大丈夫と思っても、(外食だと)産地が分からないので心配」と漏らす。
同スーパーの精肉コーナーには米国産豚肉は置かれていたが、メキシコ産はなし。江戸川区の主婦(62)は「国などは素早く情報を出してほしい」と困惑気味に話した。
昼食に豚肉を食べたという同区の女性会社役員(65)は「あまり騒ぎすぎると、食品の産地偽装がまた広がるのではないか」とまゆをひそめた。
情報収集に追われ
関西空港では25日、海外への出発ロビーなどに注意喚起のポスターを掲示。検疫ブースでは係員が帰国者らに「メキシコからお帰りの方や発熱などの症状の方は申し出てください」と声をかけた。
兵庫県西脇市の藤原広美さん(24)は「親類の結婚式でハワイへ行く予定だが、米国から来る友人もいるので、感染が不安。体調管理に気をつけたい」と話していた。
母国での感染拡大に、大阪市淀川区の料理店に勤めるメキシコ人、マルタ川島さん(59)は「メキシコにいる家族とやり取りしたメールでも豚インフルエンザの話は出てこなかったので大丈夫だと思うが心配だ」と不安そうだった。
一方、厚生労働省はこの日、職員が24時間態勢で情報収集に追われた。午後に設置した電話相談窓口には「現地の状況が知りたい」といった問い合わせが殺到し、用意した10回線がすぐにふさがった。職員らは研究者への問い合わせや都道府県担当者との連絡に追われたが、担当者は「国民には、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と話していた。
保健所に問い合わせも
大阪市保健所には病院から「感染が疑われる患者への対処法は」といった問い合わせも寄せられたといい、専用窓口の設置を検討しているという。
メキシコ産豚肉への影響も懸念されたが、きちんと加熱処理すれば安全だとして、関西のあるスーパーチェーンではメキシコ産豚肉の販売継続を決定。広報担当者は「きちんと火を通せばウイルスは死滅するため問題ないと判断した」としていた。
大阪府南部のショッピングセンターに買い物に来ていた同府泉南市の主婦(33)は「偽装の問題も相次ぎ、食への不信は募っているが、子供にはきちんとしたものを食べさせたい。食がかかわるニュースにはこれからも注意したい」。
また、奈良県五條市で養豚業を営む男性(62)は「風評被害が心配だが、逆に国産豚肉の安全性をアピールしていきたい」と話していた。
[産経新聞]
■メキシコ、米で豚インフルエンザの感染が広がる=WHOが世界的拡大を懸念
【メキシコ市24日AFP=時事】メキシコと米国で人への豚インフルエンザの感染が広がり、両国の当局者は24日、緊急の予防対策に乗り出した。メキシコではこれまでに約60人が死亡し、米国でも8人の感染者が確認されている。
メキシコのホセ・アンヘル・コルドバ保健相は24日夜、20人が豚インフルエンザで死亡し、ほかにその症状で死亡した40人の遺体を調べていると語った。保健当局は学校を閉鎖し、人々に大勢の人がいる公共の場に出掛けるのを控えるよう促すなど、大々的な予防キャンペーンを開始した。
豚インフルエンザの疑いで検査を受けている人は943人に上り、在メキシコ米大使館は抵抗性のあるH1N1型ウイルスに感染した可能性のあるケースが数件あると述べた。
一方、米CNNテレビによると、ニューヨークである学校の生徒75人に豚インフルエンザに似た症状が表れたため、検査を行っている。
世界保健機関(WHO)は豚インフルエンザの感染が世界的に拡大するのではないかと警戒を強めており、メキシコ、米両国に専門家チームを派遣した。 〔AFP=時事〕
[時事通信]
■WHO、豚インフルで「緊急事態」 監視強化を各国に要請
【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)は25日夜(日本時間26日朝)、メキシコ、米国での豚インフルエンザの人への感染を受けて同日開いた緊急委員会の結果、「最近の状況は国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」との認識で一致したとする声明を発表した。メキシコ政府は25日、感染が原因とみられる死者が81人になったと発表。米でも感染者が21人に増えた。26日にはニュージーランドでもメキシコから帰国した高校生10人に感染の疑いがあることが判明するなど世界各地で疑い例が相次ぎ、他地域への感染拡大の懸念が出てきた。
WHOのチャン事務局長は声明の中で全加盟国にインフルエンザに似た症例への監視を強化するよう要請した。同委員会では新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)に備えて6段階に設定されている警戒水準(フェーズ)の引き上げについても協議したが、「さらに詳細な情報が必要」とし、決定を先送りした。
[日本経済新聞/27日追加]
■豚インフル 拡大懸念 NZ、欧州でも感染疑い
【ニューヨーク=阿部伸哉、マニラ=吉枝道生、パリ=清水俊郎、カイロ=内田康】豚インフルエンザの人への感染疑惑は二十六日、メキシコ、米国以外にもニュージーランドや欧州などに広がりをみせ、各国の医療関係機関は実態把握と感染拡大防止に全力を挙げている。
メキシコ保健省は二十五日、豚インフルエンザの感染が疑われる死者数は八十一人、患者数は千三百二十四人に達したと発表した。カルデロン大統領は保健省に対し、患者の隔離やイベント中止、施設閉鎖を命令できる緊急権限を与える大統領令を出し、首都メキシコ市などの教育施設は五月六日まで閉鎖されることが決まった。
米国の疾病対策センター(CDC)は二十五日、夫がメキシコ出張に出掛けたカンザス州の夫婦とカリフォルニア州の女性一人を新たに感染者と確認。またニューヨークのブルームバーグ市長は二十六日、同市の私立高校の生徒八人について、豚インフルエンザ感染が確認されたと発表した。生徒の何人かが最近、メキシコ旅行をしており、百人以上がインフルエンザの症状を訴えているという。
一方、ニュージーランド政府は二十六日、同国の高校生十人に豚インフルエンザ感染の疑いがあると明らかにした。十人は教員を含む総勢二十五人でメキシコに三週間滞在し、二十五日に帰国。いずれも症状は軽く、ほとんどの生徒が回復に向かっているという。
フランスでは二十六日、米カリフォルニア州に旅行した五十代の夫婦と二十代の息子三人が、豚インフルエンザ感染の疑いで隔離入院させられた。スペイン政府も同日、メキシコから帰国した三人が感染の疑いで入院中と明らかにした。
またイスラエル放送は二十六日、メキシコ旅行から帰国した男性(26)が、豚インフルエンザに感染した疑いで入院したと伝えた。
[東京新聞/27日追加]
Posted by nob : 2009年04月25日 23:52