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建前をどう変えようとも北朝鮮の本音は変わらない、、、時々の言動に左右されずひたすら本質的対話の積み重ねを。。。

■「自分でできる」北、露の「衛星」打ち上げ代行を拒否

 【ソウル=前田泰広】ロシアのラブロフ外相は25日、韓国の李明博(イミョンバク)大統領と会談し、北朝鮮の長距離ミサイル発射を認めない考えを明らかにした。

 また、24日までの訪朝で北朝鮮側に、北朝鮮の人工衛星をロシアが代わりに打ち上げることを提案したが、北朝鮮側は「我々も自分でできる」と拒否したと説明した。

 ラブロフ外相は、北朝鮮核問題をめぐる6か国協議の再開に努力することで李大統領と一致。ただ、「北朝鮮は孤立した要塞(ようさい)のような状況だ。感情的に対応するより、問題解決方法を模索するべきだ」と述べ、対北朝鮮制裁に否定的な立場を改めて強調した。

[読売新聞]


■【北の核施設再処理開始】資産凍結指定への対抗措置か

 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が25日、寧辺の核施設で使用済み核燃料棒の再処理作業を開始したことを明らかにした。北朝鮮はすでに弾道ミサイル発射を非難する議長声明を国連安全保障理事会が採択したことに反発し、核開発の再開を宣言している。今回は安保理の制裁委員会が北朝鮮企業を資産凍結の対象団体に指定したことへの対抗措置とみられる。

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の外務省報道官は「われわれの実験用原子力発電所から出た使用済み燃料棒を再処理する作業が始まった」と表明。「燃料棒再処理は敵対勢力らの軍事的威嚇に対処し、自衛的核抑制力をあらゆる方面で強化していくことに寄与することになる」としている。

 北朝鮮の核開発再開の時期をめぐっては国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長が「数カ月以内」との認識を示し、核専門家らも再処理施設の再稼働は早ければ1、2カ月で可能だとしてる。

 核関連施設を完全に復旧し、核兵器の原料となるプルトニウムを実際に抽出するまでには1年程度を要するというのが大方の専門家の見方だ。寧辺の実験用黒鉛減速炉から取り出した使用済み核燃料棒を再処理すれば、1、2個の核爆弾を製造できるという。

 2007年10月の6カ国協議での合意に基づき、寧辺の核施設に対する無能力化作業が進められた結果、これまで使用済み核燃料棒約8000本のうち、約6500本の抜き取り作業が終了し、貯蔵プールに保管されているという。

 北朝鮮は昨年9月、米国がテロ支援国指定解除を一時延期した際にも、核施設の復旧作業に着手する動きをみせた。このときは、無能力化作業を監視していたIAEAの要員らによって動向が把握されていた。しかし、今回はIAEA要員が退去させられており、実際に核開発再開の作業に着手したかどうかは確認できない状態だという。

 02年秋に北朝鮮のウラン濃縮疑惑が浮上した際も、これを追及する米国に反発し北朝鮮は一方的に核開発の凍結を解除し、IAEAの査察団を追放した。03年1月には、核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言し、その1カ月後に寧辺の核施設を再稼働している。

 このときの動きを、北朝鮮は今回もほぼ“再演”しているとの見方もある。

[産経新聞]


■北朝鮮「使用済み核燃料棒の再処理開始」

北朝鮮が25日、寧辺(ヨンビョン)核施設に保管していた使用済み核燃料棒の再処理作業を始めたことを明らかにした。長距離ロケットの発射に対して、国連安全保障理事会など国際社会が制裁に乗り出したことに対して、これまでの脅威のレベルを超えて直接的な行動に出たのだ。韓国政府は、慎重かつ柔軟に対応する考えだ。

北朝鮮外務省報道官は25日、朝鮮中央通信のインタビューで、「4月14日付の外務省声明の宣言により、我々の試験原子力発電所から出た使用済み核燃料棒を再処理する作業が始まった」と明らかにした。さらに報道官は、「使用済み核燃料棒の再処理は、敵対勢力の加える軍事的脅威に対抗し、自衛的な核抑止力を強化することに貢献するだろう」とし、再処理で生産されるプルトニウムを核兵器製造に使用することを示唆した。

北朝鮮は、国連安保理が14日に北朝鮮を糾弾する議長声明を満場一致で採択すると、声明を出し、「核施設を原状復旧し、正常稼動する措置を取る。その一環として、試験原子力発電所から出た使用済み核燃料棒を再処理する」と明らかにした。

北朝鮮がこれまで無能力化作業を進めてきた寧辺核施設を再び稼動するには、数ヵ月がかかるものとみえる。したがって、北朝鮮は、保管していた使用済み核燃料棒を再処理し、プルトニウムを抽出するのに力を入れるものと分析される。

これに対して、大統領府関係者は「北朝鮮の措置は、言葉から行動に一段階進んだものだが、予定されていたことであり、いちいち対応する必要はない。慎重かつ柔軟に対応する」と話した。

[東亜日報]

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Posted by nob : 2009年04月25日 23:57