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6人に1人が飢餓、、、最大の国際問題。。。
■世界の飢餓人口、10億人を超える-金融危機が後押し
国連食糧農業機関(FAO)は19日、十分な栄養が取れない状態にある飢餓人口が、2009年には前年比で1億500万人増加し、過去最高の10億 2,000万人になるとの予測を発表した。世界的な金融危機や政治的不安定さ、食料価格の高止まりなどの影響により、世界人口の約6人に1人が飢餓に苦しむことになる。
FAOは、金融危機によって2009年には途上国への投資が前年比で32%減少するほか、政府開発援助(ODA)も同約25%減少すると予測し、途上国の財政が逼迫されるとの見通しを示した。また食料価格の高騰は2008年後半にはやや落ち着きを見せたものの、2008年末時点で2006年比24%増となっており、依然として高止まり状態が続いている。
地域別では、アジア・太平洋地域が最多で、前年比10.5%増の6億4,200万人。次いでサハラ以南アフリカが同11.8%増の2億6,500万人となった。また先進国全体でも15.4%増の約1,500万人が栄養不良状態にあるという。FAOは一日の摂取カロリーが1,800を下回る人を飢餓人口として集計している。
FAOのディウフ事務局長は、飢餓人口の急増が世界平和や安全保障に対する脅威をもたらすとして、国際的に具体的行動を早急に取るよう訴えた。
[IB TIMES]
Posted by nob : 2009年06月20日 23:45