« いやはや、、、でも怒れない。。。 | メイン | 死人が出たとなると。。。 »

高齢化社会に活力を与える朗報。。。

■抜けた跡に歯再生、マウスで実験成功

 抜けた歯の跡に新しい歯を再生させることに、東京理科大学の辻孝教授(再生医工学)らがマウスを使った実験で成功した。

 差し歯の代わりに自前の歯を育てる新治療法に道を開く成果だ。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 辻教授らは、マウスの胎児から、歯のもとになる「上皮細胞」と「間葉細胞」をそれぞれ4万〜5万個取り出し、コラーゲンの培地で一緒に培養して歯の種となる「再生歯胚(しはい)」(直径約0・5ミリ・メートル)を作った。

 この再生歯胚を、大人のマウスの抜歯した跡へ移植したところ、37日後には歯が生え始め、50日後には隣の歯とほぼ同じ高さにまで成長した。

 歯の中心部には、血管や神経もできていた。歯に刺激を与えると、痛みを感じていることを示す物質も脳内に作られ、普通と変わらないほぼ完全な歯が再生されたことが確認された。

[読売新聞]


■歯の完全再生、マウスで成功=食物かめる硬さ−「臓器置換」実現へ・東京理科大など

 食物をかめる硬さで、痛みなどの感覚もあるほぼ完全な歯をマウスで再生させることに、東京理科大と東北大、東京医科歯科大の研究チームが3日までに世界で初めて成功した。将来、「人工多能性幹(iPS)細胞」などの幹細胞を歯のもとに変え、失った歯の跡に移植して再生させられれば、入れ歯不要の生活が実現すると期待される。

 この成果は、東京理科大の辻孝教授らが2007年2月に発表した「器官原基法」の応用。細胞を試験管内で培養し、立体的で機能する臓器の形成を目指す技術で、臓器置換再生医療の実現に一歩前進した。次は毛髪の再生にも取り組む。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

[時事通信]

ここから続き

Posted by nob : 2009年08月04日 23:30