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死人が出たとなると。。。
■押尾容疑者逮捕、部屋から女性全裸死体
歌手で俳優の押尾学容疑者(31)が合成麻薬MDMAを使用したとして、警視庁麻布署は3日、麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。2日夜、東京・六本木ヒルズのマンション内で30歳代の女性が変死。この部屋に出入りしていた同容疑者からMDMA陽性反応が出た。さらに、同署では女性の死因について薬物が関係している可能性があるとみて事情を聴く方針だ。所属するエイベックス・マネジメントはこの日、同容疑者との契約解除を発表した。
麻布署によると、2日夜、六本木ヒルズのマンションで、30代の女性が全裸で死んでいるのを訪ねてきた男性が発見して119番通報した。この部屋は押尾容疑者が契約関係者となっており、出入りもしていたことから、同署ではこの日、死亡経緯や理由について何らかの事情を知っている可能性があるとして任意で事情を聴取。その際、顔色が青白く手が震えるなどの薬物中毒独特の症状があったために任意で尿検査を実施した。
幻覚作用のある禁止薬物MDMAの陽性反応が出たため、麻薬取締法違反容疑で逮捕した。同容疑者は「2日に知人からもらった固形物を飲んだが、違法なものとは思わなかった」と容疑を否認した。
女性の司法解剖の結果、死後10時間前後で外傷はなく、死因は不明だった。そのため、病理検査をして詳しく調べる。
同署によると、押尾容疑者はこの女性と一緒にいて、女性に異変を感じたため自分のマネジャーを呼び、その後部屋から立ち去った。マンションの防犯カメラには、押尾容疑者と女性が別々に建物に入る姿が映っていた。同署は今後、押尾容疑者の関係先を家宅捜索するなどして薬物の入手経路を捜査するとともに、女性が死亡した経緯についても調べる。
エイベックスはこの日午後、公式サイトで「当社との契約に違反する行為を行い、本日付にて契約解除いたしました」と発表。逮捕された直後には「大変に遺憾なこと。皆さまにご迷惑をおかけしますことを心よりおわび申し上げます」との文書を公表した。
エイベックスと昨年5月に専属契約を交わしてからの押尾容疑者は上げ潮に乗っていた。「思う存分に自分の可能性にチャレンジしたい」とハリウッド俳優を目指し、同社も全面的にバックアップしてきた。契約直後には、カンヌで開かれたエイベックス製作「レッドクリフ」のPRイベントなどに出席。デビュー以来初めてという囲み取材にも応じ、“新生押尾”を内外に強烈にアピール。妻の女優矢田亜希子(30)との夫婦関係も円満を強調し、生後半年の長男を日本に置いてきたことを「生まれて1年間は子どもを飛行機に乗せないと決めているから」と笑顔で説明した。
夫の本格始動にタイミングを合わせるように、矢田もフジテレビ系ドラマ「ヴォイス」(今年1月期)で約2年半ぶりにドラマ復帰。「母親となり、生という存在のすばらしさをあらためて大きく感じました」と育児を糧にひと回り成長した姿をファンに披露した。夫婦そろって公私ともに順風満帆のはずだった。
それが一気に暗転した。長男が生まれた直後、「おしめは自分が替えているんです」「子どものミルク代を稼がないとね」と笑顔を見せていた新米パパが薬物に手を染めた理由は一体何だったのだろうか。
[日刊スポーツ]
■幻覚、脳障害…押尾容疑者使用のキケンなクスリ 価格は?
押尾容疑者が使用を認めたMDMAは、米国で心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療薬として使用されていたが、若者の間で「エクスタシー」と呼ばれ乱用されるようになった禁止薬物。幻覚を見せたり興奮させたり失神をもたらすなど依存性があり、脳障害の副作用が指摘されている危険な合成麻薬だ。1回分の使用量とされる1錠あたりの末端価格は3000円前後とされる。
▼MDMA メチレンジオキシメタンフェタミン。俗称は「エクスタシー(XTC)」など。覚せい剤と似た化学構造を持つ結晶性の粉末合成麻薬で、化学薬品から合成される。視覚や聴覚に影響を与え、強い幻覚や興奮作用を引き起こす。
1980年代に米国でレクリエーション・ドラッグとして広がり始め、日本では89年に麻薬取締法で規制対象に。欧米で最もポピュラーな麻薬の1つ。本来は白色粉末だが、カラフルな錠剤などに加工され、表面には絵が描かれるなど、一見するとサプリメントのような製品の密売が急増中。国内での押収量は98年に約1万錠だったが、2007年に100万錠を突破している。
[スポーツニッポン]
Posted by nob : 2009年08月04日 23:35