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侵略者と独裁者の権力争い、、、犠牲になるのはいつも一般民衆。。。
■イラク:民家侵入、24人射殺
【カイロ和田浩明】バグダッド近郊で2日深夜から3日未明にかけ、イラク軍の軍服姿の男たちが民家に侵入し、地元自警組織の関係者ら少なくとも24人を頭部などを撃つ「処刑スタイル」で射殺した。イラク治安当局者によると、国際テロ組織アルカイダ系組織の犯行が疑われている。治安問題はイラク国民の主要関心事であるだけに、今回の事件は3月の連邦議会選を受けて行われている主要政治会派間の連立協議にも影響を与えそうだ。
事件が起きたのは、バグダッドの南約25キロアラブ・ジャブル地区の村。犠牲者はイスラム教スンニ派住民で、アルカイダ系武装組織に対抗する自警組織「覚せい評議会」の関係者。AFP通信によると手足が折られた人もおり、現場からは手錠をされた7人も救出された。
[毎日新聞]
■ バグダッド中心部で爆発3件、30人超死亡・224人負傷
【ドバイ=太田順尚】イラクの首都バグダッド中心部で4日、各国大使館を標的にしたとみられる大きな爆発が3件あり、ロイター通信によると、少なくとも30人が死亡、負傷者は224人にのぼった。イラクでのテロは3月の連邦議会選を妨害するため、標的が各地の投票所などに分散していたが、選挙後の新体制を揺さぶる狙いから、今後は再び大都市や重要施設などへの襲撃が活発になる恐れがある。
バグダッドでのテロの負傷者も含めた被害としては、2日間にわたって起きた1月末の連日テロ以来の規模。バグダッド中心部の高級住宅街マンスール地区のドイツ大使館やエジプト大使館近くで、自動車が爆発する事件が2件発生。その後、政府機能が集中する旧米軍管理区域に近いサルヒヤ地区でも、イラン大使館の付近に爆発が起きた。イラク治安部隊の報道官は「大使館を狙った自爆テロ」との見方を示した。
バグダッドでは昨年後半から、政権の求心力低下を企図したイスラム教スンニ派武装組織によるとみられる組織的、計画的な大規模テロが相次ぎ発生。首都中枢の政府庁舎や大使館などが標的となってきたが、3月の議会選前後は選挙妨害に狙いを移していた。
議会選の成立後は各政治勢力が連立政権の樹立へ激しい駆け引きを展開している。武装組織は国内の宗派対立をあおって新政権の求心力をそぐ狙いもあるとみられ再度、首都中心部を狙うテロに戦略を転換した可能性がある。
[日本経済新聞]
Posted by nob : 2010年04月04日 23:31